人気ブログランキング | 話題のタグを見る

放送局の中継基地の冬は?(雨塚山)

最近雪の便りが身近に感じられるようになって10月の末に行った
雨塚山のことで疑問が浮かんできました。

雨塚山は「宮城の名山」に取り上げられている寒成山の中に名前
のでて来る山です。R113の小原小の近くの道路沿いにこの山への
標識を見つけ行ってみました。誰にも会わない山だろうと思って
いたのですが、途中でミニナマコン車とすれ違い、おやっと思った
らゲートのやや手前で側溝の工事をしていました。
駐車して腹ごしらえをしていると福島の人たちがセンブリを捕り
に来たんだけど、あんたも?とやってきて、ゲートの奥からは
関係車両が下ってきて、と、意外にも人恋しさを感じずにすんだ山
でした。
ゲートから先は一般車の通行はできないので歩くことになり
山頂までりっぱな林道でたったの20分でした。北東方面に
展望が利き、沢をはさんだ反対側の山の稜線上にもアンテナが
建っているのが見て取れました。
山で中継基地の関係の人と会ったことで、冬場の点検が
どうなるのか気になりだしました。雨塚山の場合はゲートまで3キロ
そこからはだいたい1キロ位でしょうか。小原で710mの標高
ですから積雪もかなりのものになりそうな気がしますが、除雪
されるのでしょうか?それとも冬は行かなくてもすむようにして
ある?
機会があったらいつか確かめてみたいと思います。
# by miyagi1305 | 2005-12-02 13:27 | 宮城県南

旧米沢街道の峠道で逆さけやきと鉢森山

逆さケヤキ通信

11月28日(月)旧米沢街道の峠道で鉢森山へ行ってきました。
この山はR4が鎌先温泉方面への道を分けてすぐに前面に飛び込んでくる
山で、ヤオチュウカウボーイで右折し林道で北側から上がることもでき
ますが、今回は南側からの歴史の峠道で歩いてみました。
白石市の市街地を過ぎR4が旧国道4号線と合わさるY字路を過ぎてすぐ
右折(巡視路の入り口を示す黄色い看板あり)し、道なりに進んで
1.6キロ。松野コンクリートを過ぎて100mほどの所に旧米沢街道
の入り口があり、車が2台位駐車できるスペースがあります。
イラスト入りの地図があり、これが「ささでいら(笹平)」「かくれ
っ畑」「いっぺい清水」「熊三郎に注意」などとかいてありなにか楽
しい気分にさせてくれました。
逆さけやきまでは標識に従って30分ほど。樹齢350年で樹周8m
枝の広がりがすごくて、いままでみたうちで一番大きな木でした。
枯葉をつけているので少し元気なく見えますが、青々とした葉に覆わ
れた季節にはすごいエネルギーをもらえそうな大木でした。
峠道に戻って20分ほどで林道にぶつかり中の目峠でした。林道を右折
すれば鉢森山ですが、左折して5分ほど進むと見晴らしのよい梨の木平
があります。鉢森山や小原温泉方面の山々が見渡せます。鉢森山の山頂
では展望がほとんど得られませんので景色を楽しむ場合は立ち寄るのも
いいと思います。
林道を戻って中の目峠の次の鉢森峠(変則十字路)で奥のほうの林道
へ左折し、山を巻くように続く林道に右折、行き止まりの山頂まで
30分ほどでした。
前回は残雪の残る季節に反対側から歩いたので帰りは山の斜面を北側に
下り鉄塔から馬頭観音などの石碑があるところへ出ましたが、今回は
来た道を戻りました。天然ガスの工事中で車では通り抜け出来ないと
下の工事注意看板に書いてあった通り、丁度鉢森峠で工事が行われて
いました。
中の目峠からは逆さけやきへ曲がらずまっすぐ林道沿いに下り、かくれ
っ畑~いっぺい清水と通り、宇当沢沿いの林道にぶつかったところで
左折してコンクリート工場のT字路に戻りました。
景観的に優れているというわけではないし、林道歩きも多いので、昔日
に思いをはせながら歩きたい方にはお勧めです。スノートレッキング
のほうがいいかもしれません。
# by miyagi1305 | 2005-11-29 11:31 | 宮城県南

手倉山(標高672m、丸森町・相馬市)再訪

この山の名前をはじめて目にしたのは丸森町にある夫婦岩の登山口にある
看板でした。はっきりは覚えていませんが、自然保全地域とかとなってい
て、きれいなところに違いないという印象を受けました。

最初に訪れたのは2001年の5月でした。萩平からの林道は走行の苦労
が入り口で感じられ、松ヶ房ダムから上がるものは進入禁止の看板があり
結局戻って砂川から山頂まで延びる林道を使って山頂から林道まで下ると
いう逆コースで歩きました。その林道まで車で上がってきている人たちが
いたので聞いてみたらやはり進入禁止の林道を上がってきたとのこと。
そのとき初めて進入禁止の意味は何かあったら自己責任で通って下さい
ということであることがわかったのでした。

林道までのコースは日当たりのよい伐採地にあるため藪化して歩きにくく
ちょっとがっかりでしたが、山頂から北に広がる雑木の疎林は新緑の美し
さにあふれており、気持ちのよい遊歩道もあったのです。1本右側の北東
の尾根には踏み跡もついていましたが、不安が勝ち途中で引き返したの
が心残りで、今回はそこをはっきりさせるための再訪でした。
この尾根の下りついた先と遊歩道が北でぶつかった林道をつないで
周回できないか調べるため、今回はR113の丸森町大内から県道228号線
に入り青葉温泉で右折。すぐに麦畑・相ノ山の標識に従って左折し、麦畑
の最後の民家から未舗装の林道を進むこと4.6キロ。
ほぼ上りきったと思われる550m地点で伐採作業をしておりトラック
が道をふさいで通れなくなりあきらめることにしました。

2キロほど戻ったところに青葉南モミ、巨木を育む森の看板があり、遊歩
道があったので歩いて見ました。10分ほどの短いものでしが、モミの
巨木群に力強い生命力を感じることができました。でもすぐそばには
伐採地の剥き出しの地面もあり、なにかアイロニーも感じてしまいました。

黒佐野川沿いの道路に戻って、前回と同じ砂川から山頂へ至る林道を
登りました。途中軽トラック4~5台のグループで、大きな袋に道路に
降り積もった落ち葉を集めていました。
山頂は手前に1基と奥に緊急無線用とドコモ用の中継施設があり、この
裏手からまず北東に伸びる尾根沿いの踏み跡を進んでみました。
が、やっぱり10ほど進んだ所で潅木がうるさくなり戻ることになりまし
た。
ほとんど落葉し、さびしさただよう雰囲気になってしまいましたが、この
森のよさはそのほどよいゆるい傾斜とほどよい広さにあり、自由自在に
歩き回れるということです。ふかふかの落ち葉を踏みながら散策し
山頂に戻ることなく横に進んで遊歩道に合流し、それから更に30分ほど
の散歩を楽しみました。山頂の手前で右手上の稜線上に道らしきものを
見つけ、追ってみることにしました。道路沿いに放牧場まで踏み跡が続き
こちらでも暫く薄藪歩きをしました。ふと頭をよぎったのが丸森町で見つ
かったという黒トリュフのニュース。出るならこんな雰囲気の林のような
気がする場所でした。

ドコモの施設の近くの小山の上に一等三角点がありました。全国にある
972点のうちの1点と思うと、違ったふうにも見えてくる手倉山でした。
きれいに掃かれた林道で、松ヶ房湖を眺めながらのんびりお茶していた
習志野ナンバーの車の夫婦に、なぜか親しみを感じた山歩きでした。
# by miyagi1305 | 2005-11-27 13:03 | 阿武隈山地