9月21日(日)
みいらさんと白布峠を歩いた時に
30年前に歩いた白滝コースをもう一度歩いてみたいという話が出ました。
私は白滝コースもまだですが、ブナ峠からのコースもまだで、できれば両方の
コースを一度で歩いてみたいと思っていたので、すかさず次の山歩きの予約を
させてもらったのでした。
3時半に家を出るころに降り始めた雨は笹谷トンネルを抜けて強さを増し
少し不安を感じながらも、
日中の曇りの予報を信じて車を走らせました。
夜が白んでくると同時に段々降りも弱まってきて、待ち合わせの伝承館に
ついたときにはほぼ止んでいました。
私の車をブナ峠に置き、みいらさんの車で白滝へと向かいます。
林道はすれ違いにはたいへんそうなものの、安定していて走りやすい道でした。
以前どきどきで車を走らせたのはやはりなれていなかったせいだったようです。
登山口の軽トラックはキノコ採りのひとでしょうか、車の回収に戻った時にも
まだ止まっていました。
白滝コースは沢沿いからブナの空間を通る気持ちの良いコースでした。
この滝も白滝と呼びたいようなきれいな滝ですが、名前はないのでしょうか。
こちらのブナは力強い感じがします。
ブナ林から灌木帯に入ると鳥原湿原も間もなくだろう、という思い込みで
結構長く感じる道をしばらく進みます。
やっと見えてきた湿原から鳥原山方面。
曇天のせいで草が鈍い色です。
途中雨模様だったので展望は期待していなかったのですが、鳥原山の展望台
からは小朝日岳のかっこいい姿を拝むことができて大満足。午後には雷の
心配もあるのでここで休憩後引き返すことになりました。
こんなお天気なのに祝瓶山や
障子ヶ岳も見えて申し分のない一日になりました。
帰り道のブナ峠コースのブナたちは苦労しらずの箱入り娘。
やわらかな雰囲気が漂う森でした。
沢沿いまで下りると何度か小沢を渡り返しますが、そのうちの一本の橋は
ガードレールが渡してありました。
こんな橋を渡るのは初めてでしたが、案外滑りやすい腐った木の橋よりはよいかも
でした。