22日に車2台で山交リフトの駐車場から名号峰と歩き紅葉台に
下りました。
残雪期に澄川スノーパークから熊野~名号峰~峨々温泉
と歩いてみたいとの思いがあり、軌跡を取るのが目的の一つでしたが
北蔵王縦走コースは暑い日向きではないというのを実証してみる目的もありました。
(なんてね。ものは言いよう、的な言い回しになってしまいましたが
やっぱりいろんな季節歩いてみないとね)
下はガスっていましたが上は高曇り。上と下の雲にはさまれての
ラッキーな山歩きでした。
かんかん照りではやはり辛い歩きになったに違いありません。
アザミがちくちくと服の上から刺してくるのもたいへんでした。
潅木に拒まれて展望もあまり得られませんが、自然園の渡辺徳さんの
お墓のそばに眺めのいい岩があり雁戸方面を見ることができました。
その先潅木帯を暫く歩いた所からエコーラインの尾根と奥の後烏帽子岳
など南蔵王が見えました。
アップでコマクサ平と不帰ノ滝。
不帰ノ滝の全様が見える場所は少ないのだそうです。
きれいな滝ですね。はっきりしない画像で残念ですが。
名号峰でのコマクサを初めて見て山頂で休憩後紅葉台へと下りました。
こちらも上のほうではアザミの攻撃を受けました。
繁った夏草が倒されていたのは誰の仕業やら。(くの字さん?)
猫鼻から紅葉台へ下る道はヤブっぽいところはほんのわずか。
残りは気持ちのよい、森林浴にもってこいの緩やかな道が続きます。
シャクジョウソウでしょうか。
ツルアリドウシが足元にたくさん咲く道は靄で少し薄暗くなり心細くなってきました。
時折現れるヤマボウシの白が目立っていました。
夏草の中にウツボグサがたくさん見られるようになると紅葉台の
出口もまもなくでした。