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栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース

10月12日(金)
先日の月山の紅葉に味をしめて栗駒山に紅葉を見に行きました。
いこいの村栗駒下のスノーシェッド手前にある表掛(御沢)コースの
登山者用駐車場に車を停め準備をしていると千葉ナンバーの単独行
の人が来て先行していきました。
安心して後をついて行ったら岩魚沢の所でおにぎりを食べていて
私が前を歩くことになりました。

登山口の標識には山頂まで8.5キロとありましたが、約1時間で
着いた御沢入口の標柱には登山口2.7キロ山頂4.1キロとあり
ました。標柱のほうが新しいようなのでこちらが正しいのでしょうか。

思いのほか広く明るい御沢歩きはごろごろと大きい石伝いに
どのように歩を進めたらうまく歩けるか考えてから進むので
思うようにはかどりません。
単独行2人に追い抜かれ、千葉の人も迫って来て暫く付いて歩いて
いましたが、あまりに要領の悪い歩きかたに呆れたか別な所を通って
先に進んで行きました。
これ幸いと離されないように必死に追いかけたら少しスピードアップ
しました。それでも「山頂3K」のプラスチックプレートまでの約1キロで
1時間半も掛かってしまいました。
石飛八里とはよく言ったものです。
下の写真は大日沢を右に分けてすぐのあたりでこの辺までくると
沢も大分狭くなってきました。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_135156.jpg

梯子滝を過ぎると歩き難い沢歩きからも開放されて小さな草原が
現れ始めました。右奥に栗駒山が望めます。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_1364975.jpg

もう一度短く沢を高巻く所を過ぎると開放感あふれる御室の下に飛び出しました。
最盛期の紅葉と風にそよぐ草紅葉越しに眺める虚空蔵山がとても絵に
なります。
ここはとても落ち着ける場所でのんびりしたい所でした。
休憩してから上に歩を進めると虚空蔵山の北斜面が色付いているのが
見えて来ました。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13105873.jpg

御室の大岩からは紅葉の美しい栗駒山を眺めながら進みました。
斜面に赤が鮮やかでしたが、光線の関係かカメラでは控えめな色合いになりました。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13235444.jpg

須川分岐からは人がどっと増えました。同時に風も半端じゃない強さに
なって、しっかり踏みしめないとふらふらしそうなほどでした。

山頂近くから見下ろす南斜面の紅葉も見事でした。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_1326463.jpg

秣岳方面の展望です。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13285316.jpg


風を避けるようにして大勢の登山者がお昼を食べている賑やかな
山頂は通り過ぎるだけにしました。

裏掛コースは初めてなので問題なく下れるか少し不安で、急ぎ足に
なってしまいます。
笊森避難小屋が一番近くで見られる辺りは笹薮が覆い被さるようで
これが風にざわざわと騒ぎながら揺れる間を過ぎると産女川源頭の
気持ちのよい草原に出ました。地図にヒナザクラと書いてあり、雪融け
の季節もよさそうです。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13295873.jpg

斜面を巻きながら一旦潅木帯に入って出ると今度は天狗の碁盤石。
ここがお気に入りという人の気持ちがよくわかるとても雰囲気の
よい所でした。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13315899.jpg

斜面を巻き終わったところでいこいの村栗駒が見えてきました。
栗駒山・御沢~山頂~裏掛周回コース_f0003138_13341160.jpg

ここからは1時間ほど樹林帯を下り新湯沢を飛び石で渡って林道から
階段で登ってスキー場に出ました。数年前こちら側の登山口が探せず
諦めていわかがみ平からのコースに切り替えたことがありましたが
いこいの村栗駒のすぐそばからスキー場に入ればよかったんですね。
わかってみると、なあんだ、の入口でした。
登山口7:30-御室下10:40-山頂12:15-天狗の碁盤石13:20-
登山口15:05
by miyagi1305 | 2007-10-15 14:34 | 宮城県北
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