8月10日(金)
月山の広大な原が眺めたくなりました。今の季節どんな花が咲いているのか
も気になります。8合目に廻ると姥沢より50キロほど余計に車を走らせるこ
とになりたいへんですが、今回は鳥海山(西鳥海)と組み合わせることで
問題解決です。
残念にも上のほうには雲がかかり展望はあまり得られませんでした。
写真は翌日西鳥海から眺めた月山です。
庄内あさひICのほうから行けば月山高原牧場の看板に従って進んだほうが
走りやすく近道が出来たよう(復路確認)ですが、通り抜けが出来るのか
わからず羽黒山のほうを通って遠回りしてしまいました。
8時40分着で駐車場は満車で路肩帯に4~5台が停まっている状態でした。
改築になったというレストハウスはあまり新しい感じもなく見慣れたものだった
ので部分改築だったのでしょうか。
弥陀ヶ原は盛りを少し過ぎたキンコウカ、コバギボウシ、シロバナトウウチソウ
などがたくさん見られました。
池塘を赤く染めるのはモウセンゴケ。花も咲いていました。
仏生池の手前の残雪の残る所ではチングルマが多く見られました。
仏生池からははハクサンフウロ、ハクサンシャジン、ハクサンイチゲ
ウサギギク、トウゲブキ、シオガマ類、ミヤマリンドウなどなど次々と
現れ花観察が続きました。
下の写真はヨツバシオガマかと思いましたが、先が細長いクチバシシオガマ
というのがあるのを最近知りました。だったらいいな、と思いましたがやっぱり
ヨツバでしょうかね。
今年の初物ダイモンジソウ
今の時期山にある花はなんでもあると思えるほど、多種多様な花が
楽しめた月山でしたので、印象に残った花だけを取り上げて見ました。
少し枯れかかって退色した花が混じっているものも多く見られました。
下は紛らわしくてよくわからない黄色の花シリーズです。
一瞬だけでしたがガスが上がりオモワシ原の池塘が見えました。
涼しくて避暑が出来たので、よしとしましょう。
気軽に登れるのでいろんな人が登ってくるこのコース。
煩悩を捨てきれず、結構身勝手な自分にとってはストレスも多い
山岳信仰の道でありました。