7月8日(日)
焼走り登山口でGさん、Mさん、Y子さんと朝5時に待ち合わせ。
仙台から前夜来られたみなさんは1台を馬返登山口にセット済み
で、今回私は、焼走りコースでコマクサを堪能し馬返に下る、という
一粒で何粒分もおいしい話に便乗させてもらう形です。
朝焼けの岩手山を眺めつつ、丁度準備が終わった待ち合わせ
時間前にみなさんがやってきました。
よい流れで5時10分登山をスタートしました。
溶岩流に間近に触れ、見下ろし、噴火のすさまじさを感じた後は
いよいよコマクサ見物です。
岩手山のコマクサはすごい、と聞いてはいたものの、コマクサに
そんな違いはあるの?と内心思っていたのでしたが・・
すごかった。
規模も数も株の大きさも想像を越えるものでした。
私のデジカメでは伝えられないのが残念です。
ツルハシ別れからは樹下にミヤマハンショウヅルやベニバナ
イチゴ、シラネアオイを見ながら平笠不動避難小屋まで。
小屋で少し休んだ後、近くにイワウメがあると教えてもらって
いたので、見に行くことにしました。
踏み後脇の日当たりのよい場所のものはもう花は終わって
いましたが、奥の岩陰にまだ少し残っていました。カメラが
届かず残念!イワウメのほかにもムシトリスミレやイワヒゲ
タカネスミレ?(キバナノコマノツメ?)が岩とともに美しい小空間
を作っていました。
人が続々とやってくる山頂で40分ほど休憩して時計回りに
お鉢をまわりました。斜面には一面のタカネスミレが咲いていま
した。
ほぼ反対側から山頂を眺めます。以前網張から歩いた時は
ガスでお鉢の中が見えないのが心残りだったので、今回は
しっかりと目に焼き付けます。お鉢の中にも山があったのですね。
不動平から不動平避難小屋のほうに下ります。緑の草原がとても
きれいで印象に残りました。
更に下った8合目避難小屋は休憩している人で賑わっていました。
御成清水で喉を潤し、新しい快適トイレを使わせていただいて
長い下りに備えました。
あとは樹林帯をただひたすら下って下って2時ちょっと過ぎ
Mさんの車が待つ馬返の登山口に着いたのでした。
山頂で天気予報を聞いたら明日も晴れ。ということで私はもう
1泊することにし、途中コンビニに寄ってもらって焼走りに戻り
仙台に戻られるみなさんとお別れしました。
みなさんお世話になりました。