山形の山裏通りON-LINE
「山形の山裏通り」のみいらさんに倉手山からひとはねの峰を一緒に
どうかと声を掛けていただきました。
いつもの軽い調子で参加表明したものの、黒の点線コースでしかも
岩稜の文字も見える所なんて私に歩けるのだろうか、と不安が次第
に増してきていました。
この日の参加者はみいらさんのほかに初対面の新潟のhiroさん
(このコース経験済み・籔屋さんというので怖い人を想像していたら
全然違っていました)と米沢のまるちゃん(とにかく明るいムード
メーカー・月山の東普陀落をご一緒の予定でしたが脚の都合で参加
出来ず心配を掛けました)、まるちゃんの知り合いだけど、私も
知っていた、ご縁を感じる宇都宮の山埜さんといろんな所から集まった
面々。
初対面の人もいるにも関わらず長年知り合いのような打ち解けた
雰囲気でスタートしました。
倉手山には数年前のやはり10月末に登ったことがあります。
その時は山頂に10センチほど積雪があり、飯豊の大迫力に感動
したものの寒さでそそくさと下山したのを覚えています。
今回はどんな飯豊を見せてくれるでしょうか。
車2台を飯豊山荘に残し2台で倉手山の登山口に移動しました。
歩き出してすぐ嫌な雲が現れてきました。雨粒も数滴落ちてきて
心配しましたが、その後は好転し、のんびりと飯豊の展望と紅葉
を楽しむことが出来ました。
倉手山から梅花皮ヒュッテに掛けては贅沢に飯豊の展望を楽しみ
ながらのスリリングな尾根歩きでした。反対側の泡の湯温泉方面
の谷間もきれいでした。
みいらさんのHPの「飯豊連峰・西置賜」に詳しい写真があります
ので少しだけ
楽しい山歩きのできる大境山(奥)方面
倉手山山頂手前の紅葉のきれいな斜面
倉手山山頂から眺める鉾立峰とえぶり差岳
この下を下る所が一番スリリングでした。
梅花皮ヒュッテ~はっぽうはげ間から眺める倉手山
温身平の取水口、エメラルドグリーンの水が流れていました。
以前石転びの出合いまで歩いた時には気づかなかった
「けもの歩道」入口の見事なブナの黄葉
飯豊山荘が見えて来ました。
たっぷり歩いたはずなのに終わりの近づくのが惜しい一日でした。