2月に高舘山(高舘丘陵)を歩いた時に棟沢を挟んだ西隣の大沢山の伐採が進んでいる
のを見て、作業道を利用して大沢山の尾根を歩けるのではないかと気になっていて
確かめに行ってきました。
結果は思った以上に楽しいものになりました。
棘藪のまだ出ていない今だから歩ける期間限定で展望が楽しめる山でした。
蔵王から泉ヶ岳までが見えています。
樽水ダムの湖畔公園駐車場に車を停めて歩き出しました。
大館山を歩いた時に使った林道を更に奥に進み、ところどころに表れる枝道に適当に
入り、山歩き気分を味わいながら進みます。
そのあと林道に戻って歩いて行くと大きな『山の神』碑が斜面の上に見えひと歩きで
大沢山到着です。
四等三角点があったと記憶しているのですが、今回目に付いたのは下のものでした。
国土地理院の普通の三角点と違い、これは地籍を明らかにすることを目的に設置された
ローカルなものらしいですが、普通の三角点よりは見る機会が少ないような気がします。
ここまでは7年前に歩いたことがあり、その時はさらに北に続く道が気になりながら
諸事情でここで引き返したのでしたが、今回は思うぞんぶん歩いてみましょう。
誰が歩いているのか、藪もない歩きやすい道がずっと続きました。
進行方向右手にはすっかりおなじみになった東京石灰の採石場が見えています。
一旦沢筋に降り、右手の杉林を登り返すと伐採地に出ました。
棟沢の民家と2月に歩いた高舘丘陵の尾根が見えています。
ブル道が無数に張り巡らされていて、あみだくじみたいです。
とりあえず東の端っこを選んで下って行くと北東部にわずかに残っている林に続く道へ導かれました。
下の道路が見えてくると四阿みたいなのが見えてきました。
地区の集会場かなにかでしょうか。
農家の人たちは畑作業にせいをだしていますが、このあたりは団地の人たちの格好の散歩
コースになっているようで人影が結構みられました。
すぐ西隣の尾根を登ってみましたが、上でさらにその西隣に移れることがわかり移ってみました。
こちらは笹原が広がっていました。東の尾根よりは早い時に伐採されたのか、棘植物が出始めて
いましたが、まだ快適に歩ける範囲内でした。
抜群の展望を楽しみながら歩きました。
刈田岳から熊野岳。
大東岳。
後白髪山と三峰山方面です。
また近いうちに展望を見にきたいと思った大沢山でした。
10キロ弱でした。