樽水ダムの北側の大館山(204.3m)は県道名取村田線沿いにあって常日頃すぐそばを
通っている身近な山です。
南隣りの高舘いこいの森や北側の高舘山あたりは何度となく歩いているのに大館山は
なぜかまだ歩いていませんでした。
18日は午後から雨の予報でしたが、降り出した雨で急ぎ戻っても惜しくない近場歩きという
ことで、わたりびとさんと待ち合わせをした樽水ダム湖畔公園の駐車場に向かいました。
ダム湖側から直登する道が紹介されていますが、西側林道から上の小ピークをいくつか
越えて東西に進むルートで辿れないか探してみることにしました。
林道を1キロほど歩いたところで右側に伸びる尾根があり、ここを入りました。
2つ目のピークには杉が整然と植えられていました。わたりびとさんは「前にならえ」が
してみたくなったようです。
すぐ隣なのに次の山は放置されたごちゃごちゃの杉林で、いばら藪の間を通ることに
なりました。
この山をちょっと下ったところに下からの作業道が横切っていましたが、この道も
藪だらけで歩き難そうでした。
平なところを少しすすんだ後、大館山との鞍部までは急斜面でした。
りいばら藪をつかまないよう注意しながら下りました。
下り切ったところから眺める大館山はずいぶん急そうです。
急斜面を登ったあとは北側が削られ崖になった所を通ります。
向こう側は12日に歩いた高舘丘陵です。
こちら側からは東京石灰の仕事場がはっきり見えますが、土煙かな?がずっと
舞っていました。
山頂についてみると、なんと、まだ新しい山頂板が掛けてありました。
さて、山頂から東側は歩けるのでしょうか?
進んでみることにしました。
うっすらと道型があります。
北側が切れているところを通り
南側に樽水ダムがうっすらと見えるところも通り
歩きやすい遊歩道なみのところもあり、ずんずん進むことができました。
標高が下がってきて竹林が現れると笹の密薮で東に辿ることができなくなり県道に
下ることにしました。
下はごちゃごちゃの密林で通行不能箇所があったりして少したいへんでした。
県道歩きをして戻る途中、わたりびとさんが繭を見つけました。
調べてみたらクワゴ(野蚕)みたいですが。。。?
とても丈夫な糸でできていました。
青は12日に歩いたルートです。