2012.6.15微温湯温泉から吾妻小富士(1707m)

15日。文句なしの晴れ予報の日本海側に比べ、太平洋側は心細い晴れマーク。
お天気からしたら山形県でしたが、4日前に足を運んだばかりだし、手軽に歩ける山も
思い浮かびません。
福島県に賭けて、久しぶりに微温湯(ぬるゆ)温泉から吾妻小富士を目指してみることにしました。
ノートで振り返ってみたら前回からなんともう10年も経っていました。
10月初旬に歩いたその時はクロマメノキのエンジ色とミヤマヤナギの薄黄色とガンコウランの
緑の取り合わせがきれいだったと書いていました。
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初めて微温湯温泉まで入った時は車を延々と走らせた覚えが強く、こんな高い山奥に一軒家の
温泉があるなんて、とびっくりしたものだ。
フルーツラインの入口に「微温湯温泉10.5キロ」の標識があり、標高900mまで車で登る。
3キロほど過ぎると民家も終わり山道らしくなってきた。一部未舗装部分が混じるが、しっかり
した道だ。
旅館手前の駐車場に車を停めて100mほど桜並木を戻り登山道に入る。
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最初石のごろごろしたところを登るが、徐々に歩きやすい道に代わる。
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1時間ほど歩くと吾妻小富士が見えてきて、ところどころで眺めながら歩くようになる。
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キタゴヨウの若木が多くなって日当たりが良くなってきた。笹の刈り払いがされたばかりだ。
おいしそうなネマガリがたくさん出ているけど、今年はあまり採る人もいないのだろうか。
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1時間半ほど歩くと一切経山方面が開けてきた。
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ここからは同じような景色を見ながら緩やかに登っていくわけだけど、そのスケールが
だんだんと大きくなっていく感じがこのコースの醍醐味だ。
あまり歩く人もいないので草花を踏まないよう足元に注意しながら歩き、ちょっとワイルドな
気分が味わえる。
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クロマメノキがかわいい花をつけていた。
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ミヤマヤナギとガンコウランに囲まれながらもイソツツジの白い花が目立っている。
あちこちに群生していて数が多い。まだ蕾がほとんどで残念。一斉に咲いたらさぞ見事なことだろう。
それにしても標高の高いところにあるのにイソツツジとは不思議な名前だ。
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左手に吾妻小富士を見上げながら進む。
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形はあまり変わらないが、スカイラインに近づくにつれてキタゴヨウや低木がなくなり
大石が目立つようになってきて、小さな変化なんだけれど、印象がだいぶ違って見える。
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スカイラインに出てから反対側に登山道が続くはずなのだが、探せず少しうろうろしてしまった。
ガードレールが切れるところに目立たなくペンキで印があったのは帰りに見つけた。
こちらも草花を踏まないように注意しながら歩くことになった。
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それにしてもイワカガミがすごい数だ。
こんなに多いとさすがに感動ものだ。
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ミネズオウが終わりがけで残っていた。
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浄土平から久しぶりで吾妻小富士に上る。
反時計まわりに進み、蓬莱山と東吾妻山を眺める。
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一番高い1707m部分から歩いてきたコース付近を見下ろす。
東側には一面雲海が広がっている。
そうか、下界は曇りなのだね。
こんな時、私はとってもうれしい。
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高山(中央右)と鬼面山箕輪山をバックにはしゃぐ若者3人組。あんまりうれしそうなので
つい撮らせてもらった。
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浄土平は乾燥化がだいぶ進んでしまったが、スカイラインに近いあたりにはワタスゲが
一面に見事だった。
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同じ道を引き返す。
山の上では暑いくらいだったのに終わりに近づくにつれガスが濃くなって気温が低くなってきた。

微温湯温泉はその名の通り温泉の温度が32度しかないぬるい温泉だ。
眼病や皮膚病によい温泉として聞こえている。
貸切状態なのにすごい勢いのかけ流しが贅沢だ。
長く入っていると少し寒くなってくるという人のために浴室内には循環の温かい浴槽もある。
「含アルミニウム泉」すこしかたくて重い感じのする泉質だった。(私の印象)
庭のネモトシャクナゲ(ヤエハクサンシャクナゲ)は終わりがけだったので、写真は撮らないでしまった。
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全部で13キロくらい。
吾妻小富士は一周1.5キロだった。
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by miyagi1305 | 2012-06-19 15:49 | 福島県
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