じゅんさんに声を掛けていただき、小山田(猪野沢)新道の宮城県側の一部をこの道を
踏査研究されて詳しい浅井さんに案内していただいて総勢7名で歩いてきました。
八ツ森(臨時)駅からまずは片津沢と新川川の間に作業道があることを教えてもらう。
片津沢を引き返して新川遊歩道に入ると小山田新道の橋がかけられていた場所だ。
以前新川遊歩道を歩いたことがあるが、もちろんそのころはなにも考えないで歩いていた。
八ツ森駅そばから見た伊保岩を今度は遊歩道側から見る。
なかなかの眺めだ。
北沢林道に移動して展望のよい所から下を小山田新道が通っていたことを教えてもらう。
少し進んで交点。斜面上に道が見えた。
この斜面はイバラだらけなのでもうちょっと進んだ杉林から取りつく。
広い平地の向こうに流れていた北沢がすぐ下に近づいてきていた。
県営林の作業道を越えて更に杉林を登ると小山田新道だ。
灌木でごちゃごちゃしている。数年前は奥新川岳が展望できたそうだ。今は杉が
延びてほんのちょっとしかみえなくなっていた。
車で北沢林道に入る前に作並の水道施設に寄って登り口を教えてもらっていたが
そこへ繋がる道のところまで進んでお昼。
そのあと作並に下りる道を進んだ。
稜線の峠。
稜線伝いは左右とも藪が少なくて気持ちよく歩けるように見える。
あとで寄った奥新川駅前のなとりやさんは昔この稜線伝いの道はよく利用されていたという。
峠を越えて作並側。白い建物はサクラ寮の廃屋だそうだ。
雰囲気のよいちゃんとした道に見えるが先々そう楽な道ではないとのこと。
小山田新道に戻って先に進むとこちらもよい雰囲気になってきたが
ほどなく急斜面の所で道がなくなっていた。
進めなくなったので振り返ってみた。
この尾根を下れば北沢隧道に下れるはずというので下ってみることになった。
隧道の上に出た。
ここから下はいきなりの急斜面だ。第一の難関はクリアしたが、その下は
手がかりがない急斜面で私には無理だ。まだ下ってない人たちに同行してもらって
戻ることにした。
小山田新道の一本下の県営林の作業道はよい雰囲気でちょっと得した気分になれた。