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大戸岳(6月18日)

タケノコ採りと順序が逆になってしまったが、台倉高山と帝釈山を歩いた翌日
大戸岳に寄っていた。
この山は秋に取り上げられることが多い。
やっぱり秋が良いんだろうが、そう思って何年取っておいてもなかなか機会が
ないし、今回のもう一座には都合がよいので歩いてみることにした。
会津盆地の南の扉に見立てて付けられた名前だけあって、堂々とした立派な山容の山である。
R121号線を北上して芦ノ牧温泉のちょっと手前から東に4キロほど入ると
闇川(くらかわ)地区の神社前に登山者用の駐車場がもうけてあった。
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そこから100m位進んで右手の林道に入る。
入口には鍵付きワイヤープラスで車は入れないようになっていた。
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沢沿いの道を1キロほど歩いて登山口だ。
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すぐに大きな堰堤があり、お地蔵さまを見て尾根に取りつく。
樹林帯の中の気持ちの良い道が続く。
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ブナが出てきて、アスナロが優勢になってくると「水場まで300m」の標示が
あって、巻き道に入る。(振り返って)
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中ツ手清水は前々日の雨もあってか十分な水量があった。(振り返って)
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巻き道はアップダウンを繰り返し、なかなか高度があがらない。
焦れて来たころにやっと急坂の上りになった。
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稜線に出て、すぐにロープの付いた急斜面の岩場が目に入ってきた。
写真ではわかりにくいと思うが、北側(右側)はすっぽり切れ落ちている。
このすれすれを通るのはかなり怖かったと思うが、そんな怖がり屋さんのために
南側の木が切られていたのはラッキーであった。
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そのあと急斜面のアップダウンを2回繰り返した。
それで又三郎か、と思ったが、ガイドブックをよく読んでみると
風の三郎(または又三郎)というのは風の神様の名前だそうである。
石の祠から来た道を振り返る。あの山の尾根を登り斜面を巻いて来た。
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二俣山が美しい。
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山頂からは樹木が邪魔をしてあまり展望は得られなかった。
芦ノ牧温泉南駅に下る桑原コースは危険のため通行止めと注意書きがある。
一人では周回も難しいコースではあるがあきらめがつくというものであった。
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アカモノの季節になっていた。
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オオバスノキ。
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(私には)ちょっとめずらしいベニバナツクバネウツギ。
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by miyagi1305 | 2010-06-25 18:28 | 福島県
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