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2013.7.16大黒天(濁川)から五色岳

仕事が続いてアップが遅くなってしまいました。

16日に大黒天から濁川に降りて遡行し、お釜から五色岳を回って周回しました。
沢登りのひとたちが下りで使うルートのようで結構歩かれている感じがありました。
累々たる脆そうな岩の重なりの一つが落ちてきたらひとたまりもないな、と不安に思いましたが
ここで落石にあったという話は聞いていないので、大丈夫なんだろうと楽観して歩くことにしました。

このコースを歩く場合、川の遡行は落石に注意する以外問題なところはなく、大変なのは
大黒天から濁川への下りとお釜へ回り込む時に乗り越える尾根の登りが
急なことだと聞いていました。
どちらから歩くのがよいのか迷うところですが、大黒天を下れれば問題解決ということでまず
下ってみることにしました。
地面が湿っていて付いていた足跡でわかるとおり、ふわりと沈むので急斜面でもスリップすること
なく案外楽に下ることができました。
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下のほうで石積みのようになっているところを下りましたが、これも見た目よりはどおってこと
ありませんでした。
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落石は心配でしたが、濁川は楽しく歩くことができました。
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何度か川を渡り返しながら登って行きます。
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小さな滝がありましたが、これも脇に通れるところがあって大丈夫でした。
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進んで行くに従い、川原が広くなって落石の心配もなくなってきました。
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沢が二岐に分かれているところが近づいてきました。写真向かって右手はお釜にまっすぐ進む
沢ですが、そちらは小滝の連瀑があり沢やさんの世界のようなのです。
私は尾根の末端に岩がそそり立っている所を登ることになります。
トラバースしながら進む道跡が線になって見えています。
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ちょうど男の人が下ってくるのがみえましたが、川を渡るところですれ違いました。
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尾根に上がる所は遠目にも見えた通り、うっすらですが踏み跡がありました。
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尾根に乗った所から見上げる五色岳です。
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尾根に乗ったら少し上に登ってからお釜に下ります。
道が見えていますね。
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濁川もこのあたりは水量が少ないですね。お釜から漏水していると聞くと、下との水量の差が
納得です。
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お釜の縁沿いに登ることもできるのですが、この日は東側に回り込んだ尾根を使って
登ることにしました。五色岳(左)から少し離れる感じで進みます。
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違った形で五色岳の山頂(奥)が見えてきました。
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山頂に立っているケルンの所からお釜を覗き込んでみます。
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山頂から下ってすぐカモシカの足跡がありました。ここまで上がってきてもなにも
食べるものはないだろうに、カモシカもお釜を見下ろしたくなったのかな。
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下って行くと旧制山形高校の安斎教授が戦前お釜の研究に使っていたという小屋跡の石積
が残っているのが見えました。
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鞍部まで下ったら今度は熊野岳に向かって登って行きます。
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矢印に従い、この岩の下あたりからトラバースしながらロバの耳岩コースの尾根まで進みます。
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ロバの耳岩の尾根が近づいてきました。
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尾根に乗ればそこからは記憶に新しい道です。
前回強風とガスでなにも見えませんでしたが今回はこのへんからも不帰ノ滝を見ることができました。
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ここからは登山者や観光客に会いながら大黒天まで戻りました。
8.5キロ。4時間強でした。
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by miyagi1305 | 2013-07-22 12:25 | 蔵王~面白山

2013.7.6 蔵王 熊野岳 ロバの耳コース

蔵王エコーライン沿いの賽の磧からカモシカ温泉跡地を通り、熊野岳に突きあげる
ロバの耳岩コースに「落石危険のため通行禁止」の注意書きが張られるようになって
もう7~8年は経つでしょうか。
私はこのコースを97年と98年2回続けて歩きましたが、1回目は大黒天~熊野岳に
登った周回コースの下りに使いました。
山を本格的に歩くようになってから3年目くらいの時のことで、朝日連峰や飯豊連峰に縦走に出かけ
山が楽しくて楽しくてしょうがない時期でした。
ちょっと怖いもの知らずな所もあったでしょうか。このロバの耳岩コースもコース説明を読めば
下りには使わないほうがよい、と書いてあったのに知らぬが仏で下ったコースでした。
怖い思いをした割には気に入ったらしくて翌年、今度は登りで歩きました。
その後、いろんな事情で歩く機会がないうちに通行禁止になってしまいました。
でもブログやHPをみると歩いている人もそれなりにいるようです。
最近歩いた人に話を聞いてみても登りだったら落石に注意すれば大丈夫そうな感じです。
以前とコースの状況がそれほど変わっていないなら、私の技術でも登れるはずです。
ということで出かけてみました。

朝、蔵王連峰はかすみながらも稜線がすっきりと見渡せる天気でした。
賽の磧ではこれから沢登りに出かけようとしている人たちが準備中でした。
濁川が渡れなくて引き返すなんてことになったら恥ずかしいので先に行ってもらおうと
少しぐずぐずしてみましたが、沢人さんたちは準備にはなお時間が掛りそうです。
仕方がないので先に出発することにしました。
濁川の下りにかかるところでロバの耳岩(ひと筋に見える振子滝の右側奥の尖がりピーク)
を眺めます。このころは右側さらに奥の熊野岳(残雪が残っているところ)も左側の五色岳も
まだ見えてますね。
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草が生い茂ってちょっと藪っぽい感じがする道をどんどん下っていくと
ヤマオダマキポイントです。
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賽の磧から標高で150mほど下り濁川に出ました。
沢音が結構していたのでどうなることかと思いましたが、しっかりした橋が掛っていて
問題なく渡ることができました。
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橋の上から不帰ノ滝を見上げます。
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ここから新噴気口までも藪っぽい道が続きました。
以前は草の成長がほぼ終わりの8月下旬に草刈りがされていたようですが、今は
どうなんでしょうか。日当たりがよいのでしょうがないですね。
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カモシカ温泉跡地付近は竹藪ならぬオオイタドリ藪にすっぽり囲まれたようなところを通過します。
よくよく邪魔なものだけは刈り取ってくれた人がいたようです。
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新噴気口によってみましょう。
煙の出ているところは「シューーー」と音がしていきおいよく蒸気が噴き出ています。
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露天風呂もまだありました。
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少し下って岩壁の左側につけられた道に入りました。
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ドクウツギがたくさん生えていました。猛毒植物ですが、急な所で手がかりにさせて
もらいました。食べなきゃ大丈夫、かな。
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足がずるりと取られてしまいそうな急斜面。なるべく踏み固められた跡を辿るようにして
登りました。
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登り終えて噴気孔口のほうを覗き込んでみます。こんなに急な斜面のすぐそばに登れるところが
あったなんてね。
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上には岩場が待ち構えていました。
ペンキマークは割と新しい感じがします。
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不帰ノ滝が同じくらいの高さの所に見えてきました。
対岸上にはこまくさ平の売店やエコーラインを通る車も見えるようになってきました。
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標高1350mあたりの傾斜がゆるくなったところにでました。
ここから先は危険個所はないはずなので、ほっとしました。
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シラタマノキの花が咲いていました。
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ロバの耳岩。こちらからみるとかっこいいですね。
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標高1400mあたりに壁のように立ちはだかる岩は遠目たいへんそうにみえますが
記憶通り、ステップがついていて割と登りやすい岩でした。
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尾根を振り返ってみます。
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この先は登山道が不明瞭な所が多く、注意が必要でした。
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コマクサを見ながらロバの耳岩へ登って行きます。
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左手はコマクサ越しの五色岳です。
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ロバの耳岩に出ると猛烈な風が吹き上げてきて飛ばされそうになりました。
ガスもだんだん下がってきています。
熊野岳に最後まで残る雪渓から勢いよく雪解け水が流れ下っている景色を眺めたあと
すっぽりとガスに包まれてしまいました。
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山頂に出ると足がよろめいてしまうほどの強風との戦いになりやっとの思いで刈田岳の
レストハウスにたどり着きました。

12時のバスは出たばかり。
いつもトイレを使わせてもらっているので恩返しの気持ちもかねて2階レストランで
野菜味噌ラーメン(900円)を食べて体を中から温めました。味はノーコメントです。
1時のバスで賽の磧に戻りました。460円。秋まで土、日、祝日運行です。
近くの座席に座った女性は千葉から新幹線で来たとのこと。どうしようか迷ったけど
この強風と霧なので歩かないでしまったととても残念そうでした。
この日下界は30度を超えていたはず。
涼しいを通り越して寒い蔵王山頂だったのでした。
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by miyagi1305 | 2013-07-08 12:19 | 蔵王~面白山

2013.7.1栗駒山 御室

御室を訪れたのは1997年のお盆に湯浜から登った時に通ったのが最初でした。
その時に見た花々と大岩の様子や景色は印象深いものでした。
2回目は1999年の10月23日に世界谷地から大地森を通り御室の下まで歩きました。
秋も深まった頃のこと、冷たい風が身に沁み、景色も寒々として寂しさに耐えられず早々に引き返したの
を覚えています。
3回目は石飛八里の御沢表コースで登りました。好天に恵まれ、開放的な空間に飛び出して目にした紅葉はご褒美以外の何物でもありませんでした。その時は裏掛(新湯コース)へと周回しましたが、今はもうそんな体力気力も残っていないのでより懐かしい思いがしてきます。

御室下は雪渓が遅くまで残っているので花にはまだ早いかなあと思いながらも、そばの虚空蔵山への道がどんなか一度確かめたいとも思い出かけてみることにしました。

車を走らせて標高を上げて行くと霧雨がちょっと降ったり、ガスにまかれたりしましたが
徐々に明るさが増し、須川高原温泉は青空が見えていました。
やったね。

名残ヶ原に下る所から眺めます。
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湿原にはイワイチョウ、イワカガミ、ツマトリソウの花が咲き、モウセンゴケも目立っていました。
鮮やかなアサヒランは数は少ないですが、存在をしっかりアピールしますね。
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須川コースは泥道歩きになることが多かったので長靴を履くことに亘理人さんと相談して歩きだしましたが
しばらく雨は降っていないようです。
登山道は今までで一番乾いた状態でした。
地獄谷で振り返ってみます。
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昭和湖を過ぎて振り返ると焼石岳がうっすらですが見えてきました。
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天狗平の十字路から、これから向かう御室と虚空蔵山を正面にとらえます。
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面白い実の残りみたいのがありました。なんだろう?
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ハクサンチドリやサラサドウダンを見ながら進んで
大きく張り出した大岩の所を過ぎると登山道の両側に樹が張り出してきました。
最近すぐにあきらめる私は戻ることに決め、大岩の下に付いている踏み跡を辿ってみると
小さな花たちがへばりついて小さな宇宙を作っていました。
ドレッドヘアみたいなイワヒゲ。
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イワヒゲはあんまりみたことないので特にうれしいからおまけでもう一枚。
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白い花に混じって目立つムシトリスミレ。
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こちらもうれしいイワウメ。
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お花撮影会をしていると、5人くらいのグループが下ってきました。
どこまで行くのか聞くと天狗展望岩までといいます。
それって今私たちがいるこの岩じゃないのかなと思いましたが、先に進んで行ったので
渡りに船と私たちもついて行くことにしました。
登山道から見上げる栗駒山頂方面。
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御室コース入口にはテープが張ってありましたが、これは御沢コースには下れないという
ことと判断し、上の道をそのまま進んで行ったグループと分かれて下に下ってみました。
巌石の下には雪は結構残っていて、雪の縁に沿うようにして進みました。
振り返って、御室北端と栗駒山頂方面。
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駒形根神社に近づくにつれて雪の壁が高くなってきました。
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通れる~?と弱気な私をぐんぐんひっぱていく亘理人さん。
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ここを過ぎると駒形根神社でした。
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すぐそばの岩からは水が湧き出していて、特別な場所という感じがする所でした。

こちらも岩の間からイワヒゲやムシトリスミレが顔を出していました。
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雪があって歩きにくいので長く感じた御室の岩の壁が終わるとフィックスロープがあり
下からのコースとの分岐でした。
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すぐに虚空蔵十字路です。
ここから虚空蔵山へは赤布が付いたところから行けそうですが、足元は空間が残っているのに
張り出した灌木に阻まれて進むのは容易でなさそうです。
山頂が近いとは言ってもこれでは想像以上の時間が掛りそうです。
弱虫の私は様子を確認しただけで満足したのでした。

帰りは上の道を戻りました。
コケモモが一面に生えています。
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オノエランもずーっと目を楽しませてくれました。
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展望のよいところでお昼を広げてから戻りました。

帰り足にみた昭和湖です。
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名残りヶ原ではガスがでてしまいました。
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by miyagi1305 | 2013-07-03 14:36 | 宮城県北