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2012.8.29蒸し・虫・の里山

暑い夏。里山は蒸し暑さと虫攻撃でなかなか足が向かないのですが
レンゲショウマをみたくて謎の山Aに出かけてみることにしました。
教えてもらった人から内緒にしてね、と言われたので、山の名前はごめんなさいです。

案の定暑いこと!虫がすごいこと!
帰りに温泉によるのもはばかれるほど汗をかき、虫からの攻撃にゆっくりカメラを
構える余裕もなく、休憩なんてもってのほかの厳しい歩きとなりましたが
この山のレンゲショウマの数は思った以上でした。
大まかに3か所にあった群生地で全部合わせて100株はあったでしょうか。
このへんが北限かなと思いますが、そんなところにこんなにたくさんあったなんて
感動でした。
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そのほかにもいろんな花を見ることができました。
いちばん多かったのはコバギボウシだったかな。

以前この山を歩いた時に花もみてみたい、と思っていたマツカゼソウの花がとても控えめに咲いていました。
やさしく風に揺らぎそうな葉っぱがいい感じです。
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みようによってはちょっとグロいツリフネソウ。
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ヒメヤブブランの小さな花。
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キバナアキギリ。結構たくさん咲いていました。
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オクモミジハグマもあちこちで目立ってました。ミクロサイズの蜘蛛がいましたね。
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そういえばヤマジノホトトギスも多かった。前回登場済みなので今回はチビタコみたいで
面白いツボミを載せてみます。
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ヤブマメかな。
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突然のカナヘビ君。写真を撮ってほしそうに横顔のカメラ目線をくれたので。
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ソバナ。もっとよいアングルはピントが合わないうちに虫攻撃を受けてあきらめました。
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フシグロセンノウ。久しぶりに見ました。
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こちらもひさしぶりのキツネノカミソリ。
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えっ!なにこれ?葉っぱはガマズミみたいだけど、変な実だなあ。
調べてみたらタマバエによる虫こぶのガマズミミケフシだったようです。
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ボタンヅル。花はセンニンソウに似ますが、葉っぱは名前の由来になった通り
ボタンの葉に似てますね。
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ヨウシュヤマブドウ。
えっ!違う?
だって、熟したらまったくヤマブドウみたいじゃありませんか?
洋酒を作るヤマブドウじゃないの?
とつい突っ込みたくなりますが。
ヨウシュヤマゴボウです。
ヤマゴボウは食べられますが、こちらは有毒植物です。
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今では雑草として迷惑がられることの多いヤブマオとアカソですが、昔むかしは麻布(今の麻とは
ちょっと違いますが)が作られる大切な植物でした。
アップで見ると花は案外きれいです。
ヤブマオ。
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アカソ。
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クズがすごい勢いでほかの植物に絡み付いているのを眺めながら車に戻りました。
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by miyagi1305 | 2012-08-31 13:24 | 宮城県南

2012.8.26イイナツ泉ヶ岳

「1172mの山に登ったんだよ」と小学生の子。
「それってどこの山?」と聞くと泉ヶ岳と教えてくれました。
「標高よく覚えていたね」と褒めると「イイナツって覚えるんだよ」
なるほど。
そういえば高校のころ部活で夏休みに行ったことがあったけ。
そんなことは忘れて、泉ヶ岳くらいの標高の山は夏は向いていないと勝手にきめて
いたけど、イイナツの山だからこの暑さでもイイかもと出かけてみることにしました。

26日広い駐車場は7時にはすでに30台ほどが停まっていて、11時に下ってきたときには
100台近くの車がありました。パラグライダーで楽しむ人たち、沢で涼む人たち
久しぶりに暑い季節に訪れた泉ヶ岳は昔も今も、の人気の山なのでした。
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涼しいうちに、と早出を心がけたが歩き出すのは7時ころになってしまった。
思いは同じなのかすでに持ち主が留守の車に加えて次々と車がやってきてはみんな
さっさと歩き出して行く。
車で表示された気温は25度。この残暑厳しい中では標高を500mに上げても、朝の7時でも
それほど涼しくはならないのだ。
歩き出してすぐ、汗が噴き出してきた。
今回は三角山を東側で巻いてお別れ峠から大石を通りカモシカコースに出るコースで進んだ。
朝が早いせいか、藪蚊がすごい。虫よけ仕様のシャツ着用だけど、もう3年も使っているせいか
どんどん止まってはチクチクさしていく。でもかゆみは長くは続かず、虫刺されの痕もないので
まだ効き目は残っているのかな。
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立ち止まると攻撃を受けるのでどんどん進んで、新しく見つけた三角山への標識は
さらに汗はかきたくないのでムシして泉ヶ岳の頂上だけ目指して進む。
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お別れ峠からカモシカコースへの連絡道は大石を過ぎた所から笹薮がすごくて200m
ばかりズボンをぬらしながら我慢の歩きとなった。
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でもオミナエシがあったのでまあよしとしよう。
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それからオトコエシもね。
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思ったより静かな山頂を過ぎて奥羽山脈が展望できる場所で休憩にする。
蔵王から船形山が一望だ。
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北泉ヶ岳のほうに下る。歩いている時は水神までは単独2人にあっただけで、こちらのほうも
思ったより静かだった。あんなにあった車の人たちはどこを歩いているのか、なにをしている
のか、と思ったら水神から下は結構な賑わいの泉ヶ岳だった。
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今回は、白いコバギボウシを見た、と以前聞いていたのを確かめたくて出かけたのでしたが
確かにありました。
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今回初めて目に留まった花がありました。
うちに帰って調べたらジャコウソウだったようです。
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ツボミ?が面白い。折りたたんだようにとじています。
ちょっとボケちゃったけど。
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テンニンソウ。
天女のような花から名付いたとどこかで読んだことがあったけど、そんな感じはほとんどの人が
しないのか、本当のところはわからない、ということに落ち着いたようです。
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ヤマジノホトトギス。
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by miyagi1305 | 2012-08-27 13:38 | 仙台近郊

2012・8・22蔵王・地蔵山

月山に行った後、膝の調子が思わしくなく沈滞していました。
私は膝関節がゆるいようで、若いころからずれることがしばしばありました。
これには足上げ運動をして筋肉で靭帯をサポートすることが欠かせませんが
仰向けでやっていたら首が痛くなり、そのあと暑さで運動する気になれなくなり
しばらくサボっていました。
そんなわけで膝関節がずれやすい症状がでてしまったようです。
年齢的なこともあり、足上げ運動は前にもまして頑張らなければいけなくなりました。
8月初めにびっこを引かないと歩けないくらい痛くなり、大騒ぎしたらひどい状態は
2~3日で収まりました。務め先ではちょっとばつの悪いことになってしまいました。
ほっとしつつも安静を続け、そろそろ山行けるかな、と意気込んだらまたずれてしまいました。
今回は3日連休の間に痛みが収まったので勤め先に告知はしなくてすみましたが、しょっちゅう
こんなことが起こるのは再建から7年たった術足の状態が悪くなってきたのかも、と不安になり
久しぶりで病院に行ってみました。一応MRI検査をしてみることにはなりましたが、内心
先生も私も足運動をサボっていたからだ、との思いを共有したに間違いありません。

そんなわけで20日ぶりの山歩きは膝の状態をみながら蔵王へでかけることにしました。
あっちこっち寄り道しながら夏の終わりの花々を楽しんでゆっくり歩いてきました。
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7時10分。まだ静かな山交の駐車場からスタートし、朝露に濡れた葉っぱの間を登って行く。
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単調な登山道ではあるけれども、植生が豊かでいつも多くの花々が出迎えてくれる。
ヨツバヒヨドリやヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ、シロバナトウウチソウが目立つが、
ここではノリウツギに登場してもらおう。
装飾花はふつう4枚だが、これは5枚のものが多い。
北海道ではサビタと呼ばれ、原田康子のデビュー作にも登場しているので、私の年代に
は思い入れのある花だ。サビタの言われはわからないようだが、淋しい感じの語感が心に
残る名前だ。
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ガンコウランの実がいっぱい。低い所のものを取って食べてみたら、砂がついていた
ようでザラザラしてしまった。おバカさんであった。
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私の蔵王での晴天率は高い。と言っても山並みが見えるのを見て出てくることが多いので
当然といえば当然かもしれない。暑いので内心今日は曇りでもよかったかな、と思って
しまったけど、展望はうれしい。
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ブログには書いていないが、7月23日、大崎市のおひさまっ子さんと大黒天から熊野岳
を歩いていた。その時にすでにコマクサは終わりがけの状態のものが多かったのだが
なんと今回まだその状態で残っているものが多数あった。
コマクサの花は1か月持つ、と聞いたことがあったが、確かにその通りらしい。
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朝が早いせいか、空気が澄んで遠くまで山々がはっきり見える。
南北雁戸山の先には仙台神室、さらに大東岳、一番奥は泉ヶ岳から船形山の並びだよね。
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朝がまだ早いが日差しはすでに強く暑い。熊野から地蔵山まですれ違ったのは雨傘を日傘
かわりに歩いている男の人だけだった。
地蔵山山頂近くではミヤマアキノキリンソウやヤマハハコの群生が目立っていた。
エゾシオガマも目立たないが群生していた。
道の両側を埋め尽くすヤマハハコを撮ったつもりだけど、うまく撮れてなかった。
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帰りはロープウエーのほうに下って巻き道で戻る。
一見乾燥しているように見えるがこの巻き道には湧水がしみだしていて湿ったところを
好む植物がみられる意外性が面白いところだ。
イワショウブの花と実。
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モウセンゴケの花も久しぶりで見る。モウセンはしっかりと朝露をつかんではなさない。
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観松平への道を少し進んでみる。
ここも春先から花の絶えない展望コースでお気に入りの所だ。
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オノエイタドリ。実も結構かわいい。
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地蔵山~熊野岳はあまり人が歩いていなかった。あまりの暑さに山に来る人も少ない?
と思いながら登りが楽しい直登コースで熊野岳まで登ったら山頂はとても賑やかだった。
馬ノ背からは次々と人が登ってきていた。
熊野岳の深山顔剃葉。帰ってから図鑑をみたら宮城県側にはないとあった。
あと200mくらいで宮城県なのに?風は山形県から宮城県に吹くことも多いのに!?
今度はこの花に注目しつつ歩いてみよう。
ミヤマコウゾリナの花と実。
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by miyagi1305 | 2012-08-24 06:40 | 蔵王~面白山

8月初旬月山の花たち

8月1日に歩いた月山でみた花は
チングルマ、イワイチョウ、ヒナザクラ、モミジカラマツ、ミヤマトウキ、ヨツバシオガマ、
イワオトギリ、コバイケイソウ、ウサギギク、シロバナトウウチソウ、ハクサンシャジン、
ノウゴウイチゴ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ヒナウスユキソウ、ベニバナイチゴ
ホソバイワベンケイ、ミヤマキンポウゲ、アカモノ、キンコウカ、ニッコウキスゲ、
トウゲブキ、トウヤクリンドウ、キンコウカ、キオン、、ミヤマリンドウ、トモエシオガマ
イワアカバナ、タテヤマウツボグサ、ミヤマホツツジ、etc.etc.など多数でしたが、
その中で久しぶりに見た花やきれいに撮れたものを載せてみたいと思います。

タテヤマウツボグサ。ウツボグサ、ミヤマウツボグサとの違いは葉柄がほとんどないことです。
花穂が弓矢を入れるウツボに似ていることから名が付きました。
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イワアカバナ。雌しべの柱頭が膨らむのが特徴です。
淡い紫がかわいらしい花です。
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花びらのプリーツ素敵でしょ、と自慢してもよさそうなウサギギクです。
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ハクサンシャジン。以前はタカネツリガネニンジンと呼ばれていたそうな。
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キオン。種類が多いキク科の植物で似かよった花もありますね。
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ハクサンイチゲ。群生していると見事だけど、一つ一つの花は今一かなと思っていましたが
この個体花びらがやたら多いか、多いように見えるだけかはわかりませんが、ちょっと
違って見えました。
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ミヤマホツツジ。ちらっとみるとなにもきれいな所のなさそうな花ですが、アップでみると
全部がカールしていてかわいいですね。
ホツツジとの違いは真ん中の花柱が上向きにカールしていることだそうです。
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トウヤクリンドウ。本当に久しぶりでみました。
白馬岳でまとまって咲いていたのが印象に残っています。
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トモエシオガマ。花の付き方がユニークですね。今回の地味花トップかな。
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この花をみるといつも思います。トウゲブキとマルバダケブキの違いは?
「トウゲブキはマルバダケブキより小形で、頭花が枝別れするところに小さな苞が付く」
なんて説明を受けてもわかり難いですね。
写真左下の蕾でみると枝分かれする所に膨らんだものがありますが、それが苞かなと思います。
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by miyagi1305 | 2012-08-02 14:46 | 植物

2012.8.1姥沢から月山

なるべく標高の高い山で、でもそれほど歩かなくて済んで、しかもあんまり遠くない山
となるとやっぱり月山です。
(小声で・・本当は夏の鳥海山も考えたのですが、朝起きてからではさすがに鳥海山までは無理でした)
去年は8月末に歩き、おととしは7月初めでしたので、8月1日というのはちょうど中間ころです。
今回はどんなな花々に出合えるのか楽しみに出かけました。
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リフト手前で環境協力金200円を払い、1000円で往復のリフト券を買って本日動きだした
ばかりのリフトに5番以内くらいで乗った。
リフトを降りて歩き出すが歩き出してすぐ暑い。下のコースに入りチングルマ、ヒナザクラ、
イワイチョウが咲いているのを眺めながら進む。
残雪は牛首の下の所一か所だけ。ほんの一瞬冷風を感じた。

牛首を過ぎて振り返ってみる。朝日連峰がはっきり見えた。
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日本海側を眺める。
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昨日山頂小屋に泊まり今朝はご来光を拝んだ、という人たち3組とすれ違いながら急坂を
登って行く。
面白い花が咲いていた。本で調べたらハクセンナズナだそうだ。
涼しい感じがいい。

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山頂は8合目から登ってきた人たちか、湯殿山からの人たちか、賑やかだ。
ロープに従って少し下ったところで休憩したが、紫外線が心配なのでゆっくりする気にはなれない。
といいつつ、もうちょっと歩きたい気持ちはあるので気が済むまで8合目側へ歩いてみることにした。

まず三角点のあるところに寄り稜線を眺める。
雲との境目に鳥海山が見えていた。
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正面に大きな葉山。奥の奥羽山脈の山々は雲の上にちぽこぽこと頂をのぞかせていて
葉山の後ろに見えているのは船形山かな。
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大峰から山頂を振り返ってみる。
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このへんはハクサンイチゲがまだかなり咲き残っていた。黄色い花はトウゲブキと
キオンとウサギギクが混じっている。ニッコウキスゲがまばらに咲き、ハクサンシャジンと
ミヤマリンドウも目を楽しませてくれた。

行者ヶ原の池塘を眺める。

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山頂から1.5キロ歩き標高で120mほど下った行者返しのあたりで引き返すことにした。
山頂に向かって。
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神泉池でそばにいた女の人が一人で驚いていた。なんて言ったのか聞き取れなかったので
黙っていたら、どうしても感動を分かち合いたかったらしく、「こんな山頂の上の所で水が
でているのね~」とはっきりと話しかけてきた。私は観察力がなかったか、感動力が足りなくて
忘れてしまっただけか、意識していなかったが、そういわれれば、こんな上の所でこんなに
しっかりと水が出ているのはすごいことだね。
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賑やかな山頂を後に、次々と登ってくる人たちとすれ違いながら姥ヶ岳に向かう。
姥ヶ岳山頂手前から月山を振り返る。雲が多くなってきた。
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ずっと前に歩いた時姥ヶ岳山頂のニッコウキスゲが印象的だったので、それを確認したいと
思っていたのだが、思ったより数は多くなかった。
それよりもキンコウカが一面きれいだった。
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贅沢な景色に恵まれてこんなこと書くのもなんだけど、暑かった~、の約10キロだった。
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by miyagi1305 | 2012-08-02 13:05 | 山形県