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2010.10.21甑岳ハチカ沢コース

村山市と東根市にまたがる最上徳内さんゆかりの甑岳である。
去年11月小松沢観音から岩神山~大平山~幕井分岐と延びる両市の境界尾根を
歩いた時に途中からハチカ沢コースというのが合わさった。
バラで有名な東沢公園そばの幕井貯水池の奥から甑岳に登ったのはずいぶん前だが
その時にハチカ沢コースの存在に気付いたもののその時はアプローチもわからず
忘れかけていたコースだったが、去年分岐を通ったことがきっかけで、インターネット
で調べてみたら、今度は詳しい情報を得ることができた。

宮城県側から48号線を進んで県道29号線に入り、クレー射撃場の案内に従って
日塔川沿いの道に出、射撃場への道を左に分けてからは舗装路2キロ進むと
甑岳登山口3.5キロの標識があった。ここからは未舗装路だが路面の状態は
良く安心して走れた。

甑岳神社との分岐にあった看板。
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林道が何本も分かれるが、そのたんびに標識があるので間違う心配もなく広い
登山口に着いた。
駐車場からきのこ園山荘へ続く道の様子はこんな感じ。
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登山道はしばらく緩やかに下り一の坂から尾根の登りが始まった。
急な所はロープとステップ付き、樹木名も所々にあり、刈り払いもされた
ばかりで整備が行き届いていた。
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展望台からの眺めは南側に展望が開け、右下にきのこ園の建物が見える。
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40分ほどで岩神コースとの分岐に着いた。
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ここからは去年歩いた道だが、雰囲気がよいので何度歩いてもよい。
11月の落葉後のさびしさとは違って今回はまだ紅葉も進まない緑の道だ。
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更に20分ほど歩いて苦楽坂を上ると見晴台がありここからは展望を楽しみ
ながらの稜線歩きとなる(幕井コースとの分岐のちょっと手前)。

不思議なものを見つけた。
と思ったら案外身近な樹木のものだった。
シナノキ属は花の柄にへら状の総苞葉がつくのだそうだ。
シナノキかオオバボダイジュかヘラノキか?
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太陽が隠れているせいもあるのか、紅葉はぱっとしない。
広場のあるほうの山頂が近づいてきた。
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山頂広場。
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村山地方の予報は午後から晴れだった。
朝早く目覚めたので8時10分に歩きだすことになってしまい、まだ10時を
ちょっと過ぎたところだから予報通りとすれば太陽はまだまだ顔を出さないことになる。
時間稼ぎに三角点のある山頂のほうまで行くことにした。
三角点しかない、の印象だったが、案外きれいなブナ林が広がっていた。
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広場まで戻り、今度は休憩して太陽を待つ。
11時近くになっても、空模様は変わらず。
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あきらめて下山に掛った。
途中スポットで太陽が顔を出す。
写真では見えないが、中央右手奥の台形状の山の所にきのこ園山荘の建物が
見えた。歩いてきたところが見えるとなんかうれしい。
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登山口に戻って今度はきのこ園山荘から甑岳を眺めてみた。
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登山口から三角点まで4キロ(山頂広場までは3.5キロ)。
村山市の手前大きな声では言えないが、東根市側の今回のコースのほうは
ずっと気持ちのよい歩きやすい道で個人的にはお勧め。
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長命水。おいしい水だ。
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帰りに県道29号線の安達農園で
食べごろ洋ナシ(バラード)4個150円(ええっ!間違いじゃないの?と思うほど
安かったけど、おいしかった~)庄内柿4個200円、大根100円
りっぱなごぼう2本230円と小玉紅玉6個300円のお買いもの。
どれも安いけどおいしくて幸せ気分が続いたのだった。
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by miyagi1305 | 2010-10-25 12:56 | 山形県

2010.10.17博士山(1482m)

一度聞いたら忘れない興味深い山名は、近洞寺の山号から取ったという説と
大和朝廷の奥羽征討軍が北上する時に太刀を腰に佩いていたことから転じたという
説などあるようだが、はっきりはしないようだ。
イヌワシの生息も確認されたブナ原生林の山となれば秋の黄葉の時期に、と大事に
しまいすぎてなかなか出せなくなってしまったが、やっと機会が訪れた。
会津坂下ICで高速を降りて柳津桧原から西山温泉の標識に従って県道32号線に入る。
あとは博士山の標識に従って登山口まで約30キロ。
県道は走りやすいし、登山口まで舗装路なのは奥深い山の印象からすると意外といえば
意外だった。
大成沢の集落からは細い道で上がって行ったが、上に出たら立派な2車線の道路が現れた。
ガイドブックに駐車100台と書いてあるのは10台の間違いだろうと思って
いたら本当にそれくらいは停められそうな広場が奥にあったりして、思ったよりは
ずっと解放感のある場所からのスタートとなった。
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シダの少しぬかるむ緩やかな所を進み、急斜面の始まる手前左手に10m位
進んだ所に水場があった。
普通ならスタートすぐに水場に寄るなんてことはしないのだけど、ペットボトル
を1本置き忘れてしまったので、ごくごくと300cc位お腹に補充することに
したのだった。
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ロープが次々と現れる急坂の登りが続く。
ロープと鎖が両方ある岩場は足を乗せるところが遠くてちょっとたいへんだった。
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急斜面には必ずと言ってよいほどアスナロの大木も頑張っている。
木に白いプラスチックの板が何本も掛けられていたが、ペンキがはげて字は
残っていない。樹齢何年とかと書いてあったようだ。
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シャクナゲ洞門を過ぎれば急坂も終わり、前峰である社峰の斜面が見渡せる場所
が現れた。
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まもなく分岐。
左に緩やかな尾根を進んでいく。ブナの黄葉がちょうど見ごろだ。
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アスナロの巨木も次々と現れる。
複雑な樹形だ。この山のアスナロの大木は樹齢700年前後位のものが多いそうだが
これもその位にはなっていそうだ。
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2~3か所北側に展望の開けるところがあった。
見えている一番奥はたぶん明神ヶ岳だろう。
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カエデ類の鮮やかな紅葉を楽しみながら進む。
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社峰に着いてやっと博士山の山頂が見えてきた。
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山頂からは飯豊や吾妻など北から東の展望が得られるそうだが、この日はガス
が湧きやすくて遠くの山山の景色はみることができなかった。
衛星放送のアンテナに山名が書いてあるのが面白い。
一等三角点の山頂だ。
紅葉時期の日曜日というのに案外静か。単独2人とすれ違って山頂独り占め
で休憩した。
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下りは近洞寺尾根を下る。
下山の看板が次々と現れてきた。
道海泣き尾根は登るのは案外楽しかったけど、下りは嫌だと思ったので
この道順は同感だった。
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近洞寺跡のある近洞寺山までは登り返しになった。
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あとは特徴といって特徴のない道をしばらく下った。
立派な道路に出た。
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登り3キロほど下り3.3キロで車道歩きは1キロ弱。
5時間弱で程よい歩きになった。
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山に向かう時に橋の下に見えた西山温泉の佇まいがよかったので寄ってみた。
何件かあるけど車が入りやすい雰囲気で中の湯にしてみた。
ちょうど3人組がお風呂から出てきたところだったので聞いてみたら檜の湯が
よかったとのこと。
別棟になっている檜の湯。
内湯と露天風呂両方あるけど、男女両方分はないので交代で使うことになっているそうだ。
50分以内でお願いしますとのことだったけど、なるほど露天風呂のほうは
ぬるめで結構長居ができそうだった。
800円だけどかなり気持ちよかった。
本館内の小さいほうの温泉は500円だそうだ。
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by miyagi1305 | 2010-10-22 18:17 | 福島県

2010.10.14山伏岳(1315.1m)から高松岳(1348m)

今年は登山者も多かったに違いない虎毛山の北に位置する。
北側の登山口には泥湯や川原毛地獄があり、こちらのほうがメインではあるが
今回はびょうぶ尾根あたりの紅葉を間近に見る目的で西側の秋の宮温泉郷から入山
してみた。
秋の宮温泉郷まではR108号線の鳴子から仙秋サンラインで40キロほどであるが
この道は鬼首から先は信号もなく走りやすい道路である。秋田県が案外近くに感じ
られる地域である。

宮城県側からR108号線を進んで最後のトンネルから10キロほどで湯ノ又温泉
の案内板があり、ここを右折。途中湯ノ又温泉の分岐を左の矢地ノ沢方面に
1.8キロ進み山伏岳の看板に従って右折。林道を1.6キロ先まで進んで
登山口があった。伐採作業のプレハブが建ちキャタピラーの走る雨後の路面は
どろどろ状態であった。本来の登山口はもうちょっと林道を進んだ所にあったが
作業の邪魔にならないようにプレハブの前に仮の入口が作られていた。

植林地をしばらく進み、標高900mのぶどう平手前からブナの多い森になってきた。
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少し進んでびょうぶ尾根との分岐。
右に進めばびょうぶ尾根だが、入口からして少し心細い感じ。
でも近道ならと進んでみたが、途中から踏み跡はあるものの深い藪道になってきた。
上をみあげればブナの雰囲気はよい。
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もうすぐ尾根。尾根にでればちゃんとした道があるに違いないと思ったが
藪はひどくなる一方だし、尾根沿いの藪もひどそうだ。
どこかで道を間違ったか、と引き返し、わからないまま分岐まで戻ってしまい
約40分のロス。なんだったのかなあ、と思いながら山伏岳の標識のほうに
進んで尾根に取りついた。
右はびょうぶ尾根300mとなっているがすごい笹藪だ。さっき間違えたかと
思った道も正しい道だったのだ。
今年買い替えた2010年版の山地図では両方とも赤の実線になっているが
黒の薄い破線状態の道あった。
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左の山伏岳へ進むが、こちらも草が被って歩き難い道が続いた。
展望はすこぶるよい。
奥が高松岳。
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まずめざす山伏岳。
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振り返ってびょうぶ尾根と越えてきた小ピーク。
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山伏岳から高松岳に向かう途中で紅葉の斜面から眺めるびょうぶ尾根。
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途中の1261mピークから眺める高松岳。
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高松岳山頂手前の避難小屋で、泥湯から上ってくる小安岳(左端)と縦走路
を眺める。
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高松岳山頂から展望を楽しむ。
ずっと離れて栗駒山が少し雲かくれ状態で見える。
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高松岳から長い縦走路もある虎毛山は目立つ山容だ。
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神室連峰も展望できた。
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下りは湯ノ又コースを取った。
歩いてきた山伏岳からの稜線を眺めながら、左下に道が見えている所を下った。
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明るく輝く紅葉の斜面を下る。
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高松岳の山頂から1.3キロ下って水場。ここを過ぎると少しずつ林道状の
緩やかな道に変わり、1キロほどで車の走れる林道に着いた。
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かなり立派な林道を歩く。橋を4~5回渡ったが、それぞれ親しみやすい
名前が付けられていた。
一番入口に近いところの橋は「ときめき橋」
湯ノ又川は滑がずっと続くきれいな川だ。その中でもこの橋の所は特によい。
たぶんそんなことから付けられた名なのだろうと推測する。
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登山道はびょうぶ尾根への600mを入れて8.3キロ。
そのあと車の走れる所は6.5キロの歩きとなった。
8時にスタートし、3時10分戻り。
プレハブには作業を終えた人たちが集まっていた。
「熊いたんだよ」だって。
知らぬが仏。

鳴子温泉近くの川渡温泉の近くの旅館中鉢(500円)で硬くなった筋肉をほぐした。
こはくの湯というが、こげ茶の湯って感じ。
雰囲気がよい。よく温まる。
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by miyagi1305 | 2010-10-16 07:15 | 秋田県

cokoフェスタ開催中のみちのく公園

正式には「国営みちのく杜の湖畔公園」である。
長いけど格調高い感じがする。
パンフレットなどは「みちのく公園」となっているが、柴田郡民としては
「国営」は強調したいところである。

土曜日休みを取ったというのにあいにくの天気に予報が変わってしまい遠出を
取りやめた。
雨は夕方から降るというので近くの低い山でも、と車を走らせて川崎町を
走っている間に雨がぽつぽつと降り出した。
山はやめにして、前日の河北新報に載っていたコキアを見にみちのく公園に
行ってみることにした。
cokoフェスタというのはキバナコスモスとコキアが見ごろということらしい。
入口中央の彩りの広場では今の季節はサルビアを中心に秋の草花が植えられていた。
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左手の西側に進めば一面キバナコスモスが広がる。
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R286に沿うように木道を進んで東に方向を変えれば一角にバランスボールが
たくさん置いてある広々の湖畔のひろば。ここからは釜房湖に沿いながら南下。
振り返って湖越しに釜房山を眺める。
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半島みたいになっている所にある「ゲームのひろば」も広い。
いも煮会のひろばにもなっていて時折降る弱い雨にも負けず数組が薪を燃やしていた。
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ほぼ一周し終えてゲートの東側ふるさと村の入口にコキアである。
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そう、ホウキグサのことだ。この植物、新芽も食べられるらしいが
実(み)のほうが有名だろう。とんぶりだ。
こうして鑑賞用に楽しむことも出来ればホウキとして使うこともできる。
その上育てるのも比較的楽という良いことずくめの植物なのだ。
上から見下ろしてみる。
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ふるさと村は東北六県の古民家7棟(宮城県2棟)が移築してある。
それぞれに趣向をこらしてあって楽しいが、漬けものとお茶のサービスがあった
鳴瀬川河畔の家が印象に残ったのは私が食いしん坊のせいかもしれない。
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これは見たことある。茹でたソバをすくうのに使った。
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結構歩いてじっくり見た。
駐車代300円と入場料400円で700円は掛ったけど先着でシクラメンももらえたし
満足なのであった。

最近機種変更した携帯には歩数計がついている。メロンパン1個分かあ。
パンはやっぱりカロリー高いね。
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by miyagi1305 | 2010-10-10 17:37 | なんやかや

2010.10.6馬ノ神岳

雪無期に遠望すれば南蔵王の屏風岳に飲み込まれて存在感のうすい馬ノ神岳
(まのかみだけ1551m)であるが、雪がついた時に北東から眺めるこの山の
東尾根のすっとほぼ均等な斜度を保ちながら立ちあがる様子はなかなかのものだ。
私にとってはこの尾根が馬のたてがみ(神→髪)にみえての「まのかみ」である。
(今回もらった資料で名前の由来は白石方面から眺めて馬の背に見えるからと知った)
50万年前から60年前に噴火して屏風岳・後烏帽子岳・馬ノ神岳を囲む火口壁が
出来たのだそうだが、この窪みを眺めるのが南蔵王を歩く時の楽しみの一つにもなっている。

初めて馬ノ神岳を訪れた2006年6月1日には田代沢を渡渉し終えて急坂の始まり
にはまだ雪の塊が残り、芽ぶきがういういしい樹木もあって少し楚々とした感じであった。
そのあと残雪期に南東尾根ピストン(2008年3月)東尾根~南東尾根周回
(2009年2月)と3回ピークを踏んでおり、馴染みのある山となっている。

今回は「ことりはうす」の第4回蔵王トレッキングに参加して北限の天然カラマツが
見られる標高約1500m地点まで歩くことになった。
白石スキー場に集合して4台の車(総勢17名)に分乗して白萩林道終点
(神嶺林道から分岐して2.4キロ)に向かった。
4年前より更に林道の状態は悪くなっており長く感じる林道走りになった。
まず入口部分がかなりえぐれていたので、自分一人だったら車を捨てて歩いていたかもしれない。

登山口の駐車スペースは狭いがグループなので林道奥の部分に繋げて停めることが出来
なんとか4台駐車できた。

標高1000m位からの歩きだしだ。
ウルシは目立った赤をみせているが、他の樹木はやっと色づき始めたばかりだ。
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沢を渡って急登が始まった。4年前の春に新芽をたくさん見たオオイタドリは
この通りの大きさに育っていた。
季節的な違いか、春に歩いた時よりも林が混んでいる感じがする。
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思ったよりも紅葉を楽しみながら歩くことができた。
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蔵王カラマツの観察地に着いたが、残念なことにガスで展望はなし。
蔵王カラマツはほかの賑やかな樹木に囲まれて窮屈そうだ。
カラマツは陽樹なので他の樹木が育って日差しが遮られるようになると生育が
難しくなってくるそうだ。
1932年に発見された時は30本あったのが1976年には15本、2004年で
12本と減る一方なんだそうだ。
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風雪に耐えてきた枝ぶり。
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お昼を食べていたらぽつぽつと落ちてきたので早めに引き返すことになった。

田代沢を渡るあたり霧がでてきて幻想的な景色になってきた。
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下りは早い。1時間40分ほどで登山口のあたらしい看板が見えてきた。
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(登山口から天然カラマツの観察地2.4キロ)
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by miyagi1305 | 2010-10-10 10:46 | 蔵王~面白山

与蔵峠(与蔵沼)2010.9.30

与蔵峠は最上地方と庄内地方を分ける弁慶山地の中央南寄りにある峠で
かつてはこの2つの地方を行き来する間道として利用されてきた。
以前訪れた時の記憶があやふやになり歩いていたおばさんに道を尋ねたの
だが、与蔵峠は知らないという。
そっちは庄内に抜ける庄内山だと言われた。
与蔵沼の言われもさまざまだ。ネットで調べたものには母子が登場するが
羽根沢温泉の看板には、炭焼きの与蔵さんが友達の分のイワナも食べてしまったら
のどが渇いて仕方なくて水を飲み続けた挙句沼のヘビに変身してしまったと書いて
あった。

ともあれなんとか記憶を辿りながら進んで、大芦沢の分岐で軽トラの奥さんに
また確認すると、一人で行くの?熊が出ますよ。と勇気をたたえ
られたが、怯まず先に進み、4キロ(うち未舗装路2.4キロ。一か所分岐は
まぼろしの滝に従って左手に緩やかに下る)先の登山口に着いた。
誰かいないかと思ったがだれもいない。
熊なんてどこにでもいるんだから怖がってちゃどこも歩けないけど、はっきり
言われるとやっぱり気になってしまう。
大きく響く笛を吹きながら進むことにした。
入口の看板は羽根沢温泉側のものと微妙に違う。
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大芦沢川に沿って1キロほど進む。
大芦沢川は曲川となりこの村の名前ともなっている鮭川となって最上川にそそぐ。
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キバナアキギリ。なぜ桐がつくのかわからない。
花の先っちょにフュンと延びたノギみたいのが面白い。
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これなんだ?
アップでみるとそこらじゅうに咲いている花も違って見える。
ミゾソバ。花みたいに見えるのは実はガクなんだそうだ。
葉っぱの形から別名ウシノヒタイ。
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ダイモンジソウは清流が似合う。
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トリカブトの見分け結構難しいけど、オクトリカブトかな。
東北や北海道に多い。
トリカブトの種類では世界で二番目位の猛毒を持つ、なんてあるHPには書いてあった。
別のHPには日本で最強くらいの猛毒と書いてある。とにかく猛毒には違いないということだ。
トリカブトも花みたいに見えるのは実は花ではなくて、この覆いの中に本当の花があるんだそうだ。
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湯沢の滝は遊歩道沿いに眺めるが樹木に邪魔されてよくは見えない。白猿の滝と夫婦滝は
別の道へ少し入るが、歩き難い所があって近くまで行かずに戻った。
最後の大滝は滝の中間位に滝見台があって上は豪快に水が落ち、下はなめらかに水を
流してきれいな滝だったけど、写真にはうまくおさまらなかった。
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ここを過ぎると尾根に入り、急な階段やじぐざぐに付けられた道でぐいぐい登る
と整然としたひょろ長く延びた細いブナたちが現れる。
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地形が平たんになってくるとモリアオガエルの沼があり、ブナ林はもっと原生林
らしくなってくる。
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のぼりつめた分岐を右に200mほどで与蔵沼。
標識には登山口から3.5キロとあったがもうちょっとあったようだ。
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ここから庄内に続くと思われる踏み跡が2本。
うち1本には庄内側から登ってきた時にみる古い看板が残っていて少し期待したが
すぐに藪が濃くなってしまった。
一人で藪こぎはしたくないので分岐まで戻って羽根沢口へ進んでみることにした。
沼から900mのみはらし台。大芦沢川をまたいだ山並みが見えた。
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さらに500mほどでつつじヶ丘。
鉄塔を利用した展望台でこちらは庄内側が見える。
たぶん日本海も見えているんだよね。
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南側はこんな感じでこちらも山また山だ。
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沼から2キロ進んだ。
702.3mの三角点峰まで行ったと思っていたのにずいぶん手前で引き返していたようだ。
あまり標高差のないところをずっとブナを見ながら進む道だった。
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沢沿いの道が暗くならないうちに、と急ぎめで歩き3時前になんとか登山口に戻る
ことができた。
見えている建物は作業小屋となっており鍵が掛っていた。
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4時間半。このくらいだと疲れが翌日にあまり残らなくて済む。
ブナにどっぷり浸った一日になった。
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by miyagi1305 | 2010-10-03 12:42 | 山形県

トトロの木など最上あれこれ

与蔵峠はは8年前に大芦沢から歩いていたが、羽根沢温泉からの林道を利用して
登ることも出来ることを最近知った。
2つの登山口を結んで歩こうなんて計画もあったが、立ち消えになっていた。
最近そんな計画を思い出すことがあり、出かけてみることにした。
羽根沢温泉にはこんな看板もあり、順調に進む予定だったのだが。。。
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歩いて10キロは長すぎるので、行ける所まで車で行こうと羽根沢林道に入ったが
思ったより路面状況は悪かった。
どろどろの所は土がよれて段差が大きくなっていて不安がよぎり3キロでギブアップした。
なら残り7キロを歩けばよさそうなものだが、この心細い林道から逃げ出したい
気分になってしまった。
大芦沢口のきれいなブナ林が瞼に訴えかけてもきたのでそちら側に移ることにした。

大芦沢への近道の途中にある「トトロの木」に寄り道する。
「小杉の大杉」なんてゴロ合わせを楽しんでいるようなネーミングが、小杉地区に
あるんだから確かにそうだ。
駐車場ときれいに管理されたトイレ、トトロの木を見降ろす展望台もあって
結構力が入っている。
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最上部が3つにわかれていると思ったら、下はこんな感じだったが
原の中に1本で立っているのでよけい圧倒された。
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帰りの温泉は県道58号線を南下して戸沢村にある「戸沢村いきいきランド
ぽんぽ館」に寄った。
山形県でなによりうれしいのは各市町村に日帰り入浴施設があることだ。
のどかな農村地帯に突然という感じで現れたがびっくりするほど立派な建物だった。
温泉だけだと350円。ぬるっとした泉質で美肌になれそうだ。広々していて
気持ちいい。おまけに貸切に近い(ほかに一人だけ)土・日なら薬湯もあるらしい。
砂風呂もあってこちらは温泉と込みで1000円。でもだれも利用していなかった
ので、こちらも土・日限定だったか?
室内プールもあったが、なぜか(稲の刈り取りシーズン?)利用客が少なくて
ひっそりした温泉施設だった。もったいないなあ。
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by miyagi1305 | 2010-10-03 11:14 | 山エトセトラ

なにかありましたら

なにかと忙しく長らくコメント欄をオフにしています。
お問い合わせなどありましたらjkptr977@ybb.ne.jpにメールをお願いいたします。
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by miyagi1305 | 2010-10-03 10:32 | 問い合わせ先