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思うがままさの、十万山(11月29日)

今年2月にSONEさんタッシーさんと郭公(ほととぎす)山を歩いた時に
予定していた山でした。
その時は登山口付近に10台近い車が停まっていたために予定を変更して
近くの手倉山をあるいたのでしたが、なんの変哲もなさそうな阿武隈の
普段は歩く人も少なそうな小さな里山にどうして10台もの車が停まっていたのか?
山頂でその謎は解けたのでした。
今回はサクラちゃんの山復帰祝いを兼ねた鍋パーテーをしようということで
簡単に登れる十万山が再度ピックアップされ、SONEさん、タッシーさん
マロ7さんと(やさしい)おっ家内さんにサクラちゃんとマロちゃんで歩いてきました。

駐車地に車を停めてすぐそばの「とりあげ石」の説明板のところから林道に
入りました。
途中でガイドブックに載っているコースではなかったことに気づいた面々でしたが
そんなことはお構いなしに進みます。
私に至っては、この十万山はず~っと西から回り込む周回コースで歩けないものか
気になっていたので、思い通りになり、反って「やったー」と喜んだりしたのでした。
七日沢?沿いの林道はきれいな紅葉がまだ残っていてよい雰囲気でした。
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浅い沢を最初はコンクリートの橋で渡り、あとは4回ほど靴などを濡らしながら
渡り返します。
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この近くに人が住んでいたこともあったのでしょうか?竹林もありました。
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SONEさんの不思議な動作。
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今の時期こんなきれいな紅葉が残っているのはさすが阿武隈です。
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マロ7さんもうっとりと眺めます。
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源頭近くまで沢沿いに進んだあと、杉林を登って稜線に上がりました。
ここからは薄藪やら、笹の濃い藪やらを交互に進むことになりました。
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イノシシのぬた場です。周りは乾いた土なのに、イノシシ君はここを掘れば湿り気
があるとわかっていたのか・・それともどこでも掘れば湿り気が出るのか?
自然がすごいのか、イノシシ君がすごいのか、それともたまたま偶然で探したに
すぎないのか?
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みなさんの腹時計も真上を過ぎたころ登山道に出て、さすがにほっとしました。
藪こぎの醍醐味は私の場合は終わった後のこの「ほっとする」感にあったりします。
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ここからはハイウエー登山道でアッという間に山頂でした。
おなかすきすきですが、まずは神社と三角点にお参りしました。
みなさんの興味を大いに引いた昔懐かし風のトイレも見学のあとは楽しい宴会に突入です。
今日もマロちゃん一家のザックからは魔法のように次々とおいしいものが出てきました。
ぼっけ鍋初めて食べましたが、おいしいですね~。
キムチ鍋へのお色直しもお見事でした。
特選まかないは頭のあら汁。よい出汁出てます~。はがして食べる身も最高ですね。
ふっくら牡蠣のバター焼きも独り占めしたくなるおいしさでした。
ダイコンの甘酢漬けは自宅で早速試してみました。
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そう、この山は宴会には超一級の山なのでした。
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なにをしているタッシーさん?
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SONEさんは出初式の練習?
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マロちゃん一家のファミリースナップ。
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食ったね~、遊んだね~。
満腹満足。下りは極楽です。
以前は距離を置いていたサクラちゃんとマロちゃんが仲良く歩くようになりました。
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登山口近くまで下ったところで目を引く山が見えてきました。
日隠山かと思いましたが、うちに帰って地図で確認したらもっと手前に山がありました。
東大森の東の689.1mの三角点峰だったでしょうか?
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七日沢コースで山頂までは5.6キロ、山頂からの下りは2キロちょっとでした。
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by miyagi1305 | 2009-11-30 13:31 | 阿武隈山地

大平山(甑岳周回コース)(11月24日)

先日最上街道を歩いた時にmaronnさんから甑岳を小松沢コースで歩いてきた
ことを聞きました。
そんなコースがあったのを知らなかったので興味深く、うちに帰って早速地図を見てみました。
小松沢観音というのがあり、ここから点線の道を繋げば確かに甑岳に行けそうです。
東沢バラ園(幕井貯水池から馬立沼を通るコース)からのコースははっきり言えば
稜線に出るまでは杉の植林地をずーっと通る単調な道で、稜線歩きと山頂からの
展望と最上徳内のおかげがあって救われているような印象の山(ごめんなさい)
でしたが、周回もできるとなれば変化のある山歩きができるのではないかと
出かけてみることにしました。
小松沢観音の一番上の駐車場に車を停め、地形図に載っている点線の道を探しに
少し下ると林道がありました。いつまでたっても緩やかに下るだけなのでへんだ
と思いながらも尾根の突端まで進んでみましたが、やっぱりこっちじゃないみたい
です。
林道入り口まで戻ったところで帽子がないのに気付いて2往復。
そのあとじっくりと考えてみたら、幕井貯水池というのは東沢バラ園から甑岳登山口
の途中にある池だとやっと気付く始末。
本当に頭が働かないのには困ったものだ、とぶつぶつ独り言を言いながらもやっと軌道
に乗れてほっとして奥に進みました。
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100mほどで鐘撞堂、幕井貯水池の看板があり、山道に入ります。
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尾根の中央あたりまで進むと登山口の標識がありました。
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岩神から小松沢観音への分岐とあるので、下の標柱にあった岩神山というのは
はっきりとしたピークではなくて尾根の途中の少したるんだこのあたりのことなのだと
わかりました。
それにしても「マズイ」はよかった。
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急坂続きのコースでしたが大平山山頂手前も地図で思った以上に急で落ち葉の下
に滑りやすい石ごろがあって注意が必要でした。
大平山はその名の通り山頂が大きく平らな山でした。
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大平山からは防塁のような道がずっと続きました。
隣の654mピークへはいったん下って登り返しますが途中甑岳が樹林に邪魔されずに
展望できる場所がありました。
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隣654mピークからハチカ沢コースへの分岐です。
ここから先はとても歩きやすい道になり、ハチカ沢コースというのはよく歩かれて
いるコースであることがわかりました。
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ここからは雰囲気もぐっと良くなってきました。
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八ノ坂。すぐ上には苦楽坂ともいうのもあって、これは九をかけているらしいというこ
とはあとでハチカ沢コースについて書いてあるブログを読んでわかったことでした。
ハチカ沢のコースには、一合目二合目という代りにこんな感じでくぎりが付けてある
ようです。
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振り返って大平山(右)と654mピーク。
こうしてみると大平山コースは縦走コースともいえそうです。
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見晴台の看板の下には黒伏山、沢渡黒伏山なんかがみえています。
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こちらはうすぼんやりで遠くの山の形がみえませんが面白山方面です。
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馬立沼から登ってきた道と稜線上で合わさったのが12時を過ぎてしまいました。
山頂までは30分から40分位とすると行けないこともない。
馬立沼コースはあっという間に下れた記憶があります。
でもその先の林道歩きと小松沢観音まで戻る道のりのことも考えると
山頂はこの次のハチカ沢コースに残して置くほうがいいかなあ、とそのまま
下ることにしました。
馬立沼を探してみるのもいいかもしれません。
なんて思っていたら、いつの間にかしっかり標柱が立っていて簡単に見ることが
できてしまいました。
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あっという間に林道に下り、思ったより短い林道歩き(1.2キロ)で小松沢観音への標識
がありました。
それにしてはヤブっぽいなあ、点線の道とも違うなあ、と思ったのですが、矢印の
ほうへ進んでみました。
すぐに道は消え、やっぱり違うか、と思ったものの、ショートカットできるかもと
強引に進んでみました。
アオキが繁って倒木に邪魔される斜面はやっぱり歩きにくいことこの上ありませんでした。
違ったと思ったら素直に戻ればいいのに、いつもこんなことをやっては後悔しています。
正しい入り口はたぶん下の鐘撞堂の所だったのでしょうね。
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思ったよりも早く2時ちょっと過ぎには小松沢観音に戻ることができました。
せっかくですからお参りすることにしましょう。
小松沢観音仁王門の大わらじ。
とてもよい出来ですね。こんな大きなものを作るにはかなりたいへんだったに違い
ありません。
小さなわらじもたくさん奉納してあって、ここは元気に歩けますように、というお願い
をする観音様だったのですね。
私の願いもかなえられますように。
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小松沢観音から山頂下の分岐までは4.4キロで、2時間半ほど。
下り林道までは1.6キロでした。
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by miyagi1305 | 2009-11-26 13:08 | 山形県

亘理の愛宕山と四方山から黒森山(11月23日)

日本山名事典のデータはともかく(日本で3番目に多い山名とか)、地図に名前が載って
いないものも含めれば日本で一番多いのではないかと思えるほどあちこちにある愛宕山
です。
地域のみなさまに守られ心のよりどころとなってきていたふるさとの裏山って感じですね。
そのうちの一つ、亘理の愛宕山に登ってみました。
登山口と駐車場の確認のため近くにいた人に声をかけてみると
「おれが一番愛宕山に登っていると思うよ」というだけあって
「最近はあんまり歩くひとがなくて少し藪っぽいし、倒木なんかもあるよ」
「山頂から周回コースも取れるからね」
となかなか的確なアドバイスをくれたのでした。

幼稚園も経営している大きなお寺さんに車停めさせてもらい、角田方面に200m
ほど歩いて鳥居のある表参道から歩きだすことにしました。
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説明板。
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最近はお参りする人も少なくなったのでしょうか。神社は壊れかけていました。
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山頂には石祠がありました。
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おじさんのアドバイスに従って道を探すとありました。
車で走っている時に見た感じは紅葉がきれいそうでしたが、ずっとこんな感じで
浄水場にあっという間に着いてしまいました。
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住宅地まで下って見上げれば、やっぱり紅葉はまあまあなのに、山道沿いで
見られなかったのは残念でした。
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一周1.8キロでした。
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続いて四方山です。
今回は北へ縦走路が続いているのか確かめたくて久しぶりに訪れてみました。
次郎太郎山が大きい。
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実家が見えます。
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樹木が伐採されて以前とは違った感じになっていました。
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あれっ?北へ行く道が見つからないぞ。
林道沿いに途中まで歩いてから取り付くほうが楽かな?
とまずは林道に沿って長命水まで歩いてみましたが、イバラがすごそうな所ばかりで
楽に稜線に取り付けそうな所はありません。
仕方なくとぼとぼと四方山まで戻りました。
以前もちょっとだけ歩いたことがあったのにあやふやになってしまいましたが
北端の東屋から下るのでよかったのでした。
よく探すと笹が少し開いた所がありました。
山つつじが狂い咲いている薄藪を進みます。
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思ったほど藪が薄い、なんて喜んでいたら一か所背丈より高い笹が密集している所がありました。
かき分け心細く進みましたが、20mほどで植林地の歩きやすい道に変わってほっ、です。
そこからはしばらく杉林を歩き、また少し笹がでてきたな、と思いながら進んだら
いきなりヒトが現れ、びっくりしてしまいました。
この方は林道を歩いていた時に私を車で追い越したのだそうです。
やはりガイドブックに載っているような山は全部歩いてしまったのでだんだんこういう
山にも足を延ばすようになったと私と同じような山経験の人なのでした。
藪道だと実際より長く感じますが、時間は30分ちょっとでした。
宮城県には16地点あるという一等三角点の一つです。
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三角点ハンターではありませんが、一等三角点はやはりうれしい。
これで満足し、引き返すことにしました。
一番すごかった藪の所も帰りには写真を撮る余裕がでてきました。
というか、藪なんてどれも同じなので写真に撮ってもしょうがないか、とも思った
のですが、参考までに撮ってみることにしました。
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四方山に戻ってからあらためて黒森山を眺めてみました。
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単純に稜線上を進みました。
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by miyagi1305 | 2009-11-26 11:09 | 阿武隈山地

川原子ダムから大梁川山(720.2)(11月19日)

大梁川山なんて名前からするとすごい山を想像しますね。
七ヶ宿湖にそそぐ何本かの川のうちの1本に大梁川があり、隣り合って東側には小梁川
も流れ込んでいます。川が先か山が先かはわかりませんが、大梁川のそばには大梁川山
があり、小梁川のそばには小梁川山があって、大はそういう意味なのでしょうが、2つの川と
山の関係をよく掴んで名付けてあって面白いと思いました。

とはいえ大梁川山は南蔵王高原を走る県道51号線の硯石から南側に続く林道
(不忘山の登山口は反対の北側に進みます)
を使えば山頂はすぐでやはり簡単過ぎます。
といううことで川原子ダムから繋げて歩いてみることにしました。
今回は林道歩きはながいけれど、歩きじゃないと繋がらないというのがミソです。

蔵王キツネ村そばに車を停めて「不伐の森」から歩きだしました。
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初秋にも訪れた川原子ダムですが、今回は不忘山が雪化粧しもう冬の装いでした。
水位の下がった岸が何層にも層を重ねてきれいだなあと眺めていたのですが
霜で模様が付いたことに気が付きました。
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ダム湖の南側から林道に入りました。
途中ゲートがあり注意書きもありましたが、たぶん「不伐の森」の遊歩道を歩く人が間違って
入って複雑な林道で迷子になったりしないようにするためのものだろうと自己解釈し、
工事箇所とか危険個所が現れたらすぐに戻ることにして自己責任で先に進みました。
なんということのない普通の林道を進んで2回目に送電線と出会ったところから巡視路
に入りました。
見晴らしのよい鉄塔からは花房山が目立っていました。
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まっすぐに谷の上を進む送電線とわかれて尾根伝いに回りながら巡視路が続きます。
すぐに林道が近づいてきますが、これは川原子ダムへ戻る道なのでしばらくは巡視路
にそって歩きます。
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暗い杉林に入ってすぐに急な登りがあり、平坦箇所を少し歩いて急な所を下ると
山形ナンバーの車数台が止まって伐採作業をしていました。
どうやら硯石からの林道そばに出たようです。
私は作業の邪魔にならないよう(なっていませんが)気配を消して巡視路をそのまま進みました。
まっすぐに延びて気きた送電線とまた出会うと今度は蛤山が大きく見えてきました。
白く雪をかぶっているのは七ヶ宿スキー場のある峠田岳でしょうか。
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すぐ下を通る硯石からの林道に出て、この道を左に800mほど進むとまた伐採地に出ました。
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2手にわかれた道を右へ進んで2キロほどで大梁川山の取り付きでした。
あまり藪がすごかったら山頂にはこだわらないことにしようと出かけたのでしたが
うれしいことに道がありました。
山頂も見えています。
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間伐の手が少し入った巻き道を行くと白い山が遠望できました。
形からいって吾妻小富士でしょうか。
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山頂に続く稜線まで上がると左手にも踏み跡が続いていたので少し歩いてみました。
踏み跡はさらに続いていたのでしたが、時間も遅くなっていたので引き返すことにしました。
こんな時はもっと近くから歩きだせばよかった・・・と思います。
山頂は樹木に邪魔されてあまりよくありませんが、なんとか不忘山を眺めることができました。
ここのブナは枝がスリラーものにでも出てくるように複雑に枝を伸ばして写真で見ると
ちょっと怖い感じがしますね。
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山頂からの下りは腰くらいの薄やぶをそのままショートカットで下りました。
林道に出てから大梁川山への分岐(右手)の所を振り返ってみました。
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ここからはまた長い林道歩きの戻りです。
左手にいつも見えている不忘山に慰められながら歩きました。
終盤の川原子ダムを南側で周回する林道は西側は最初不忘山をみながら下り、東に大きく
方向を変えると右手が植林、左が明るい雑木林で、雰囲気はこちらのほうがよいように思いました。
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左は松くい虫駆除のお注射でしょうか。
右のムキタケは流れてしまっていました。残念。
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14キロのほとんどは林道歩きで、短く済ませようとすればそれもできる道歩き
ではありましたが、初めて歩くとやっぱりそれなりに楽しめて満足なのでした。
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by miyagi1305 | 2009-11-22 13:54 | 宮城県南

戸神山で中冒険(11月12日)

山歩きに適した日に白沢峠を通ると曜日にかかわらず何台かの車をみることが多くなりました。
ここは戸神山のほかに道路反対側の中青葉丘陵を歩くことができるのですが、そちらもポピュラー
になってきたようで中青葉のほうに吸い込まれてゆく人も見かけます。
ぱっとしないお天気の今週ですが、木曜日、貴重な晴れ日を逃す手はないとでかけてみました。
着いた時に単独の人がストレッチ準備中で、私のすぐあとには2台の車でグループもやってきました。
この日はみんな戸神山のほうへ向かいました。
この山は10数年前に折葉から歩いてあまりのあっけなさに、済みマークの箱に入れっぱなし
でしたが、今年1月に再訪した際、女戸神山から北に延びる踏み跡に気付き気になっていました。
今回の目的はこれをたどって熊ヶ根方面に下れないかトライしてみることでした。
もしこの踏み跡がたどれないとしても白沢峠と西仙台ハイランドを結ぶ林道(観光道路跡とも
街道とも聞きましたが)を1月に歩いた時はとてもよい雰囲気だったことが印象に残っているので、
そちらをのんびり歩いてみるオプションもあります。

まずは第一の目的達成のため男戸神(おとがみ)山を南西で巻いて(裏コース)まっすぐ女戸神
(めとがみ)山に登るコースを進みました。
白沢林道も入口付近はちょっとごちゃごちゃした感じがありますが、戸神山を巻くようになると
樹相がよくなってきて、樹木に残る紅葉と落ち葉が落ち着いた感じを出しています。
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女戸神山への入口をはいると2本の木がクロスしてそこだけつながった木がありました。
イナバウアーを久しぶりに思い出しました。
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北側が最近一部伐採されたようでヒグリ山の奥に泉ヶ岳と船形山がみえるところがありました。
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ほんのちょっとだけ残った紅葉ににっこりしながらわずかで山頂でした。
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男戸神山(写真)と女戸神山をまっすぐ結ぶ道はすっかりさびしい風情です。
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さてここからです。
わくわくで女戸神山山頂から北側に踏み跡を辿ってみましたが、すぐに急斜面になり道が
続いているのかどうなのかもわからなくなってしまいました。
んー。
地形図を確認してみると左手に延びている尾根はなだらかで辿れそうな感じがします。
少し女戸神山の山頂のほうに戻って歩きやすそうな薄籔の斜面をトラバース気味に下ると
無事尾根に乗ることができました。
道らしい感じもあります。
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何か所か枝尾根の分かれるところがありますが、歩きやすそうなところを探しながら
下っていくと杉林に出ました。
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植林地には林道がつきものなのでもう大丈夫だろう、と思っても何か所かに分かれたり
広すぎたりするとどこを進んでよいものか、やっぱり迷いは尽きないのでした。
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それでも少しずつ出口に近付いてきたようです。
国道48号線を走る車の音が大きく聞こえてきました。
でもまだまだ安心はできません。
出口付近で突然すごいササ籔が現れたり、いきなり急斜面が現れてべそをかきそうに
なったことはいままでの経験でもなんどかあったのですから。
今回もGPSにいきなり広瀬川が現れました。よりによって急斜面のところに出てしまったようです。
そんなー。
しかし、冷静にあたりを見回せば、ささやかな電線が通っているではありませんか。
これに導かれて方向を変え無事林道にでることができたのでした。
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あれっ?しかしこの林道、地図に載っている広瀬川沿いの道とは違います。
右手に下れば川沿いの道に出れそうですが、左手は白沢林道のほうへ向かっているので
もしかしたら近回りできるかもしれません。
ここはとりあえずすすんでみることにしましょう。
ブル道で一般車が通れそうな道ではないので歩くにはちょうどよいのですが、作業道らしく
伐採地で終わってしまいました。
西仙台変電所からの送電線が見えるのでそちらへ行ければ間違いなく西仙台
ハイランド方面には抜けられるのですが、大きな沢が間にあって上は急斜面です。
これを突破するだけの冒険心はまだありません。
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少し戻って左に分岐した作業道を進むと奥はこちらもまた伐採地。
でもGPSでは女戸神山が近付いてきているので、なんとかなりそうです。
あとは籔でもなんでも我慢して進もう、と意気込んで林に入ったら、案外踏み跡が
あってあっけなく白沢林道に出たのでした。
ふう。男戸神山がみえてほっとしました。
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白沢林道は思った通り紅葉が美しくてすこしぶらぶらしてから引き返すことにしました。
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男戸神山はもういいかなと思いながらも、ほんのちょっとなのに足を延ばさないのも
残念な気がしてやっぱり山頂にも寄ってみることにしました。
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紅葉ベルトの奥に中青葉丘陵の五つ森(白沢五山)がどんぐりの背比べをしています。
見た目はかわいらしい感じですが結構なつわものです。
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帰りは表コースを取って、杉林からまだ紅葉の残る尾根を辿って戻りました。
今日も10キロほど歩いて満足な一日になりました。
急な所では慎重すぎるくらい慎重になるけれども、平坦地で足元をおろそかにすると
なにかにつまずいて反って危ない、が教訓になった今日の里山歩きでした。
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by miyagi1305 | 2009-11-13 13:49 | 仙台近郊

落ち葉を踏んで軽井沢御番所跡・最上街道(11月8日)

数年前に新聞記事で整備されたと読んでからいつかは歩いてみたいと思っていた
最上街道(海道)でした。
詳しい情報も集められず、漆沢ダムから銀山温泉を通して歩くとなれば車一台では
無理と期が熟すのを待つことしばしでしたが、今年の春にSONEさんからうれしい
お誘いがありました。
春には雨で流れてしまいましたが、仕切り直しは穏やかな晩秋の一日にかさこそと
落ち葉を踏んでの和み歩きをSONEさん、マロ7さんご夫妻、morino1200tbさん
とmaronnさんの6人で楽しんできました。

銀山温泉入り口の駐車場でマロ7さんに手を振ってもらい、おっとっととバックして
久しぶりの再会を喜びました。SONEさんは林道の下見に行ってくれたそうで感謝
しながら待っているとmorinoさんたちが到着。下見のSONEさんも戻ってきて
登山口まで大丈夫とのことでみんなで向かいました。
登山口の様子からみると整備がちゃんとされている感じがしてほっとしました。
マロ7さんと私の車に分乗して漆沢に向かいました(約30キロ)
久しぶりに通った鍋越峠は紅葉に見とれながらの危ないハンドルさばきで。
初めて足を踏み入れた漆沢の大きな銀杏の木の反対側に最上海道の入り口が
ありました。みなさんの目線は山上神社でしょうか?
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入って少しすると街道の説明板がありました。
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杉林も街道っぽくて(なぜか日光の杉並木のイメージになってしまいます)よいですが
歩くのにはやっぱり雑木の森やブナの森のほうが気持ちがよいですね。
そんな道がずっと続いたのでした。
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高畑山の石碑。いつごろ建てられたのでしょうね。
昔の人は山と密接にかかわっていて畏敬の念を持ち山を大事にしていましたね。
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ここからのブナ林も見事でした。
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SONEさんのブログをカンニングしたら見えているのは南の唐府沢の眺めなのだそうです。
方向音痴の私はどっち側の景色かもわからなかったのでした。
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長沼林道を最奥近くまで入っている軽トラックがありました。
運転頑張ったね。軽トラはすごいのだ。
みなさんがのぞいているのは中で吠えている2匹のワンちゃん達でした。
およそこの場で見かけようとは思わない都会の室内で飼われているような小型犬が乗っていました。
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漆沢長沼が見えてきました。靄っているので神秘的に見えます。
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しばらく林道歩きが続きます。
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林道の分岐で左に進む(標識はありませんでした)とすぐに山道に変わりました。
「あばれ橅」と名前が付いていますが、そういわれればそんな感じですね。
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林道でムキタケをゲットしたSONEさんを見習い、(やさしい)おっ家内さんも
maronnさんもキノコ目になってムキタケを見つけたりしながらのんびり歩いて
軽井沢御番所跡につきました。
半森山はササやぶが濃そうですね。
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マロ7さんご夫妻のザックからはざっくざっくとおいしい御馳走が飛び出しました。
ブログでうらやましく見ていた蔵王ホルモンは評判通り癖がなくやわらかくて
味付けもよく本当においしいホルモンでした。
しまった~。なれないことをしていっぱいいっぱいでおいしいホルモンの写真を
撮りそびれてしまいました。

おなかを満たして県境へ向かいますが、番所跡一帯は開けていてほかにも神社
その他の建物があった雰囲気が残っていていました。
そこを過ぎるとずぶずぶとぬかるんだところをしばらく進むことになりました。
足の置き場所を探しながら進みますが、それでもずぼっと沈んだりしてたいへんでした。
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山形県側に入るとすぐに小さな天沼を南側で巻いてあとはどんどこ下るのみ。
あっけない感じで銀山温泉側の街道入口に着きました。
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11.5キロ。8時にスタートし中休止小休止大休止小休止をいれて13時45分着でした。
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SONEさん、マロ7さん、(やさしい)おっ家内さん、morinoさん、maronnさん
ありがとうございました。

やくらい山の産直のパウンドケーキがおいしいというので寄ってみることにしました。
(やさしい)おっ家内さんに最後1個のレモンのパウンドケーキを譲ってもらって
うちに帰ってなにはさておき食べてみました。
うま~い!!
体重気にしなければ一気に全部食べてしまいたいくらいおいしいパウンドケーキでした。
このみどりちゃん(加藤みどりさん)のパウンドケーキはmaronnさんも知っていて
知る人ぞ知る人気のケーキだったのですね。
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by miyagi1305 | 2009-11-10 12:18 | 街道・峠

懸の森~毘沙目木山(11月1日)

歩く山を選ぶ時に名前に惹かれて、ということはよくありますが、この山もそんな
山です。
もともとは山頂にある巨岩の形から欠が森山だったそうですが、「懸の森」のほうが
想像が膨らむ感じがします。
2003年の3月末に西側の横川から登って八丈石山まで南下し、小畑まで戻って
そこから山道と林道利用で横川に周回しましたが、今回は反対側の東側の周回を
してみました。

県道34号線の相馬浪江線上に3ヶ所懸の森の登山口案内板がありますが
北から一番近い「羽倉(はのくら)登山口」の案内に従って入ってみました。
1.3キロほど進んだ民家の入口が登山口になっており、下の写真右手の車道脇には
広い駐車場もありました。
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田圃の畔道や畑を通って山に近づいていくのはいかにも里山歩きの感じがして
これもまたよいのでした。
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10分強歩いて大穴登山口と合わさり、鳥居から登山道がスタートしました。
よく手入れのされた杉林をしばらく進みます。
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西の横川からのコースは送電線を利用しての直登でしたが、東側のコースは
緩んだりたわんだりしながら登っていきます。
最初の鉄塔の下のほうで太平洋を眺めていると
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上のほうから元気な声が聞こえてきました。
ススキをかきわけながら近づいていくと、草刈り機械などを持った4人の人達もまた
展望を楽しんでいるところでした。
年に何度かこうしてボランティアで草刈りや幟を残ってあった山開きの行事などをしている
「懸の森に親しむ会」のみなさんだそうです。
登山口にあった地図も作ったのだそうです。
ということで同じ地図の載ったリーフレットをいただき、これを見ながら歩くことにしました。
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小高地区にある相馬藩の居城跡を教えてもらったり、伊達藩との30回にも及んだ対戦の
話や建設中の常磐自動車道の話などお聞きしたり話が弾みました。
4月29日の山開きの話などを聞きながら少し一緒に歩き、整備に入るみなさんと
お別れして先に進みました。
その先で横川からの道と合わさり、山頂へ進みました。
山頂のすぐ下にはこの山の名前の由来になった欠けた巨岩と大山祇の祠がありました。
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正室と側室の対決も興味深い山の由来ですね。
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はっきり言って山頂は中途半端な展望しか得られず面白みがあるとは言えませんが
ここから毘沙目木三角点~吉野沢沼にかけては豊かな自然と変化が感じられて
好感度が高く、今回の楽しみもその間の歩きにあったので、山頂はさらっと流して
先に進みました。
毘沙目木三角点の手前で反対側から進んできたボランティアの方々とすれ違いました。
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丸太のベンチが置かれた一等三角点の毘沙目木は日差しを背にのんびり休むのに
ちょうどよい場所でした。
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お腹も満足させて更に南下をつづけます。
ほどなく大富林道への道を左に分けますがまっすぐ進みます。
リーフレットに樹齢百年とあったケヤキでしょうか?
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阿武隈で特徴的なアセビの緑が南に進むにつれて増えてきました。
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吉野沢沼(吉の沢溜池)の紅葉はまだちょっと早かったようで、カエデ類はまだ
緑の色を残していました。
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急斜面をちょっとだけ登ったところにある林道まで進んで引き返しました。
木の裏側に隠れていたキノコを見つけました。
(SONE師匠に画像を送ってみてもらったらクリタケが乾燥してひび割れ状態になって
いるけど食べられるとのこと。夕食の味噌汁になりました。)
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分岐まで戻って大富林道へ下る道へ入りました。
ゆったりとした雰囲気のよいモミ林です。
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すぐに杉林(杉畑)に変わると大富林道はすぐでした。
最初は小沢と道が一緒のよい雰囲気でした。
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車が走れる状態になり(ボランティアの人たちの軽トラックは入っていましたが、私
だったら無理して車を走らせるよりは歩きを選ぶ、という状態の道路でした)
川幅も広くなって道路の下を流れるようになると、杉林の普通の林道になってきました。
滝平(たきだいら)の滝に寄ってみました。
8m位?静かで流れがきれいな滝でした。
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大富林道まで戻ってまた林道歩きを続け鳥居で1周終わり、ここから羽倉登山口まで
戻りました。
全部で14・7キロ。4時間半の歩きでした。

朝に寄った道の駅相馬でのお買いものの品々です。
イチジク300円、ヤーコン3本150円のほかはみんな(柿・スティックブロッコリー・
トマト・漬物)100円でした。
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by miyagi1305 | 2009-11-02 12:39 | 阿武隈山地