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鳥海湖をぐるっと廻って笙ヶ岳へ(9月26日)

去年見た千畳ヶ原の(ちょっと早かった)草紅葉が頭から離れなくなっていました。
でも鳥海山まで行くとなると日帰りではもったいない気がします。
近くの小さな山と合わせて2日で、と思うと、今度は体のバランスが微妙に悪い昨今
ではどうもいまいち乗り気になれずに、前夜はあきらめて眠りに入りました。
しかし、無意識下ではどうも諦めきれなかったようです。
2時に目が覚めてしまいました。3時まで眠ろうと頑張ってみましたが、ダメです。
思い切って出かけてみることにしました。

小声でなんだかんだ言っていてもやっぱりETC1000円はうれしい。
こんな形で高速を使わなければ200キロのアクセスは私の場合日帰りはやはり難しいのです。
ETC割引1000円といっても山形自動車道の場合は途中月山~湯殿山が未開通なので
一旦下道を走ることになり、ここが心配症には心配なところではありました。
おまけに湯殿山から酒田みなとまでは200円600円450円と3回に分けて支払う形
となっていますがこれはどうなるのか。
湯殿山からは0円表示になるのだろう、と思っていたのですが、料金表示はちゃんと
出ました。
料金所のところには小さな字でなにか注意書き?のようなものが書いてありましたが
車を走らせながらちゃんと読み取るのは無理でした。
たぶん請求の時にはこの料金は適用にはならない、とかなんとかだったと思うのですが
どうでしょうか。
絶対片道1000円以上はとられないはず、と思いながらも、なお心配な私なのでした。

コースはあんまり心配の要らない鉾立からとしました。
7時ころ着いて30分後位に歩き始めたのですが、思ったほど車が停まっていません。
紅葉の最盛期(のはず)の好天(のはず)にちょっと以外です。
SWでみなさんお疲れなんでしょうか。
駐車場で見かけていた単独らしい女性の方に追い付き、お話をしながら
しばらく一緒に歩くことになりました。
取っておきの展望台を教えてもらいました。
おおお、吸い込まれそうなすごい景色です。
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彼女(ぶんちゃん)によるとこの辺でこんなに紅葉しているなんて例年より1週間以上早い
とのこと。
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鳥海ブルーラインから下のあたりはブナ枯れでだいぶ葉が落ちていたということ
でしたが、稲倉岳の斜面にもブナ枯れがあるようです。
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写真を取ってくれるというので後ろ姿で撮ってもらうことにしました。
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別々に登っている2人の山仲間と会うというぶんちゃんとわかれて登って行きます。
段々と雲が湧いてきてきました。
御浜ではガスに囲まれたり、一瞬上がったり、ということを繰り返します。
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ハクサンイチゲがまだ咲き残っているのにびっくりしながら、また登って行きます。
さびしい枯れ草色の扇子森を通り御田ヶ原の分岐から「万助道」のペンキに従って
鳥海湖を南側で巻く道に入りました。
ガスが相変わらず忙しく動いている中を鍋森に向かって進みます。
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下方には去年独り占めした千畳ヶ原の草紅葉が広がっています。
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鳥海山の山頂が見えてきました。
文殊岳斜面の紅葉が鮮やかです。
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万助道との分岐からちょっとすぎるとまた鳥海湖を見ながら歩くようになりました。
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ここでお友達と合流したぶんちゃんと会い、景色のポイントを教えてもらって
すれ違いました。
相変わらず雲があっという間にやってきたり、いつの間にか消えたりを繰り返して
いましたが、笙ヶ岳への道へ入ってからすっきりと晴れてきました。
鍋森を囲む景色の変化を楽しみながらの笙ヶ岳往復でした。
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笙ヶ岳を振り返って。
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鳥海湖越しの鳥海山。
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月山森と鍋森。
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鳥海湖を一周し終えて下山に掛かりました。
名残惜しくて何度も振り返ってしまいました。
賽の河原で。人影も少なく静かです。
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かなり下ったあたりから振り返って眺める紅葉です。この辺が一番鮮やかでした。
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鳥海山の山頂を見おさめして駐車場に戻りました。
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帰りは穀倉地帯を通って黄金色の暖かさに包まれながら車を走らせ
去年も寄った櫛引PAでピオーネと豊水を買って帰宅後の楽しみとしました。
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by miyagi1305 | 2009-09-27 11:51 | 山形県

面白山林道で高倉山・奥新川岳・黒岩岳(9月19日)

大東岳の東側に広がる山域は下のほうの新川渓谷や奥新川渓谷で遊んだり
練田峠を越えて秋保大滝と新川を結んだりと馴染みがありましたが、山に
足を踏み入れたのは2年前の11月奥新川側から奥新川岳に登ったのが
始めてでした。
そのあとなぜかまた出向く機会もないままに過ぎていましたが、私も歩けそうな山
ということでSONEが今回選んでくれたのがここの高倉山でした。
急登そうだけど大丈夫かな?と少々不安を感じながらも、最強スパイク長靴で
なんとかなるだろう、の思いで出かけてみることにしました。

二口から入る穴戸沢林道は問題なく走れそうですが、その奥の面白山林道は
林業の作業が入ると走れない、もしくは落石で通れない、と車の走行に関しては
なかなかすんなり行かないことが多い林道のようです。
今回も入口に掛ったチェーンを見て観念してここから歩こう、なんて車を下りると
そばで人待ちをしていたらしい人に話しかけられ、この日は面白山林道では作業
が行われないので入れると教えてもらいまいした。
このためかなり奥まで車で入ることができました。
高倉山の取りつきまでの2キロは秋の野の花が林道を埋め、これを楽しみながら
歩きましたが、アケボノソウの数の多さにはびっくりでした。
なぜにアケボノの名が付くのかは私の本には「花冠の斑点を夜明けの星空に
みたてた」とありますが、かなり想像力を豊かにしないと浮かんでこない発想
かなとも思えました。
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登り口の高倉平に着くと林道から初めて展望が得られるようになり三森山と桐ノ目山
がはっきり見えました。オボコンベは後ろの稜線に被って写真ではわかりませんね。

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名前のとおりの丸子山(写真左)と横広がりの大笠山も教えてもらいました。
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入口だけ籔っぽいところを入るとSONEさんがヌメリスギタケを見つけました。
これとそのあと見つけたアシグロダケ(だし用)と一緒にしょうゆ汁にしていただき
ましたが、「おいしい!!」の一言につきました。
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高倉山へは気持ちのよい樹林帯の下に道がしっかりできていました。
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山頂は樹木に囲まれていましたが、踏み跡を辿ると樹木の間から展望のできる
ところが2か所ほど。
小休止のあと、ちょっと下った所でSONEさんが目ざとく展望できそうなところを
探して藪を漕ぎ、大東岳の堂々とした姿をみることができました。
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中間にあった大きな桂の木。すごい。名前はついていないのでしょうか?
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面白山林道まで戻ってまだ時間が早いのでもっと奥まで進んでみることにしました。
林道は日当たりのよい所のほうが心持多かったでしょうか。
この日は高曇りでそれほど暑さを感じずに済みました。
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ツリフネソウは鮮やかなものが多いですが、これは淡い色との2色使いがよいですね。
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駒新道入口はちょっと草っぽくなってました。
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高倉平からさらに2キロほど進んで奥新川岳(853・6m)の取りつきです。
2年前に来た時は11月の末で面白山林道に20センチほどの積雪があった時でした。
その時はそれほど藪を感じなかったのでしたが、今回は結構笹やぶが邪魔に感じました。
展望ができる所に進んでみました。
真ん中のぎざぎざ面白山の手前の尖がりピークは何度名前を教えてもらっても
忘れてしまう矢尽(やつくし)山(あれっ?岳?)。
コーヒーで休憩を取って下りにかかりました。
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戻り足でもう一山の黒岩岳(806m)へ。
名前はすごいけど、ほとんどのんきな林道歩きでした。
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最後の5~6m位だけ籔を漕いでSONEさんは山頂へ。
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面白山林道をまたのんびり歩いて、高倉山の見えるところまで戻ってきました。
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穴戸沢林道側から奥新川岳まで面白山林道を歩くことができて大きな収穫を
感じた今回の山歩きでした。
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by miyagi1305 | 2009-09-21 10:43 | 蔵王~面白山

食べられます。

退院したらリハビリ山歩きに付きあってね、と話していたmoe-Tさんと、蔵王の
山麓をあちらこちらと歩いてきました。
眼力(めぢから)のあるmoe-Tさんはいろんなものを見つけてくれます。
まずは先日道の駅で買ったミズの実を見つけてもらって採取。
片手に握れるくらいのミズは葉っぱを落としたらこれだけになってしまいました。
ゆでてめんつゆにつけておくと長く保存できるよ、と教えてもらったけどその日のうちに
全部私の胃の中に納まったのでした。
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それからこのキノコ。
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「これえびさんがこの前食べたキノコじゃないの?」
と言われてもいつもぼやっとした観察力しかない私なのでそうだとも違うともいえません。
この前のウスヒラタケはちゃんとした立木についていたし、もっと大きかった。
でも感じは似ているし。。。
とりあえずおいしそうだから採ってみようということになりました。
うちに帰ったら近所のキノコおじさんに聞いてみるとのことで、一応吸い物にする準備を
して電話を待っていたら「食べられる」のGOサイン。
よいだしが出ました。食感もウスヒラタケと似てるけどさて?

それからもヤマナシやらアケビやら私には見えないものがmoe-Tさんには次々と見えるのでした。
あちらこちらあーだこーだ言いながら十分歩き、川原子から不忘山を眺めて1日の締めくくりにしたのでした。
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白石で見頃とか野草園でもうすぐ萩祭りとか萩の話題を聞くことが多くなりました。
ここの萩は今まで山で見ていたものより色鮮やかでした。
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帰り道「みんな野」に寄ってお買い物。
moe-Tさんお目当ての冬瓜が売っていました。
でかい。2人で分けて1回分使ってもこの大きさ。
(1個600円ですが、ごちそうになってしまいました)
この冬瓜は去年見ていましたが、食用とは思えないしろものに買うなんてことは
考えられなかった私なのでした。
これを試しに買おうと思うなんて勇気ありますねえ。
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いろいろレシピを教えてもらったけど、一番簡単な炒め物で食べてみました。
なんということでしょう!
おいしいんですねえ。びっくりでした。
やわらかくて、口にいれた感触はこんにゃくのようでした。
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by miyagi1305 | 2009-09-17 15:30 | 山エトセトラ

やっぱり地形図は必携という話。と高土山(9月13日)

暇ができると考えることと言ったらやっぱり山に行くこと。
日曜日も出かけたくなってしまいました。
山形がいいか?でも天気は悪そう。
阿武隈のほうがいいな?
いや、まてよ。週末ならETC1000円を使うっていう手もある。
そこで思い浮かんだのが、残ってしまっていた福島県の妙見山でした。
これくらい簡単な山なら今の自分にはぴったりでなんの心配もなく登れるはず。
改めてガイドブックを見ると、古いほうの分県ガイドには高旗林道側にも登山道が
あるように書いてあります。
また林道を挟んだ向かい側には高旗山がありこの山は林道を更に奥に進んだ鉱山跡からも
登れることがわかりました。
高旗山は源田のほうからは歩いたことがありますが、違う登山道を歩くのなら歩いてみたいものです。
これなら2つの山が一挙に登れるぞ。
と、名案に喜びながら出かけたのでした。
郡山南ICから県道47号線~29号線と進んで、すんなり高旗林道へ。
しかし、なんということでしょう。林道スタート地点にゲートがあるではありませんか。
これは予想外でした。
結構歩くことになりそうですが、ここまできたら入ってみるしかありません。
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しばらく進むとGPSに沼表示が現れました。
どんな沼が行ってみたいな、と思っていると、ちょうど枝分かれする林道が出てきました。
入口はよい雰囲気でしたが。。。
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青い水をたたえているに違いないと思った沼は一面葦原に変っており、道も藪が
ひどくなってきたので、戻ることにしました。

高旗林道に戻って、こんな雰囲気のよいところは気持ちのよい遊歩道でも歩いて
いる気分で楽しい、と喜んで歩いて行きます。
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が、林道歩きはいつものことですが、だんだん飽きてきて、なにやっているんだろう?
という思いに囚われてくるようになります。
そんな風な思いが強くなってきたあたり(3.5キロ歩きました)で、石垣が残る鉱山跡と
思われる所に着きました。
このあたりでは籔っぽいところに踏み跡のようなものが続いている獣道とも思える
ような入口がありましたが、ここを入る気にはなれません。
高旗山はあきらめて引き返すことにしました。
うちに帰ってから軌跡を落して確認したら、登山口はこのほんのちょっと先だったことがわかりました。
おまけにどこなんだろうとずっと探しながら歩いた妙見山への登山口はあの沼の所だったのでした。
いきあたりばったりで出掛け、地形図もないと案外行きたいところには行けないということを
この日も改めて感じたのでした。
GPSは林道までしか入っていないので、案内板があるか、地形図を持っているか
または事前にポイントを入れておくかしないと、登山口さがしには案外使えないのでした。
ということを今回も再学習することになってしまいました。
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林道をとぼとぼ歩いていると、後ろ腕の付け根あたりに、大きな注射針でも刺されたような
鋭い痛みが走りました。
2、3秒後、恐る恐る背中を見て見ましたが、敵の姿はすでになし。
なにに刺されたのかもわからず、5分ほどしていったん鋭い痛みが消えたと思ったら
今度は鈍い痛みが広がってきました。
ハチ?アブ?
もしかしたらショック症状が出てしまう?
山歩きなんかやめてさっさとうちに帰るべき?
でもせっかくこんな遠くまで来たんだし、高速運転中に失神なんかしてしまったら
反って重大事故を引き起こしかねません。
ここは山歩きを続行しながら様子をみることにしましょう。
(次の日赤く腫れてかゆみが出てきましたが、たいしたことなくて済みました)

ということで妙見山の別の登山口へ廻ることにしました。
しかし、これが見つからないのです。
これも見当違いのところを探してしまっていたことが帰ってからわかりました。
いやはや、どうにも締まらない一日でした。

気を取り直して、なんとか一山くらいは登らなければ、と前に歩いたことのある
藤沼湖畔から登る高土山に行ってみることにしました。
藤沼湖にはパターゴルフ場なんかもできて、前にもまして開けた感じになっていましたが
山の雰囲気は悪くなかったはずです。

湖畔西側の広い駐車場から小さなビオトープを通って、古い林道に入りました。
舗装路を越えると山道らしくなってきました。
ノササゲ?
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新緑の時に訪れて感動したほどではありませんでしたが、山はこの日も静けさに
包まれていて、自然度を感じることができたのでした。
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山頂から藤沼湖がちょっとだけ眺められました。
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花はキバナアキギリとカニコウモリが多くみられましたが、風が強いので
全部ぶれてしまいました。
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下り途中別コースがあったので、進んでみるとあっという間で舗装路の見える所に
出ましたが、今日の足まわりはアスファルトが苦手です。
来た道を引き返すことにしましたが、もしかしたら道を跨いですぐにまた山道に入り
藤沼神社の所に下るのだったのかも・・・とこれもあとで気づいたこと。
なにをやってもダメな日はダメぶりを極めよう。

往復2キロ。
登り下りで1時間半くらいのコースでした。
西側駐車場からやまゆり温泉のある小半島が見えています。
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温泉に入って帰ることにしました。
日曜日なので小さな温泉は窮屈に感じられるほど混んでいました。
脱衣所に入って行くと
「あらあー」と大きな尻上がりで批難のトーンが聞こえてきました。
連れの女性が「大丈夫よ」なんて言ってます。
わかっているけどこういうときは気付かないふりをします。
女性ばっかりなのに気づかないで入ってくる男の人なんているはずがないんだから
もっとよく観察してね、と言いたいところですが、ごくまれに変な人もいるでしょうから
いたしかたないですね。
男物を着ている(適当な女性ものがなかなか探せません)私も悪いんだし。。。
と気を取り直して空いている脱衣籠を探しますがなかなか見つかりません。
ないので棚の隙間に押し込んで浴室に入ると今度は洗い桶も空いていない。
ここのお湯はつるっとして心地よいので、何回か利用しているのですが、休日には
やっぱりやめておくんだったと思った次第でした。

温泉に入っているうちに秋の日差しはずいぶん心もとなくなっていたのでした。
真ん中の台形の山が高土山です。
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by miyagi1305 | 2009-09-15 12:42 | 福島県

鬼首あたりで遊ぶ・荒雄岳(9月9日)

入院中に同室の人から鳴子温泉がいかによいか、というようなことを散々聞かされていました。
感化かれやすい私としては、むしょうに行ってみたくなります。
鳴子温泉には何回も行ったことはありますが、彼女のお勧めの「東蛇の湯」「農民の家」
「黒湯」はまだ行ったことがありません。
5年位前に買った日帰り温泉の本で調べているうち、
「鳴子屈指の名湯として有名、いろんな病気が治ったとの声も」と書いてある
「黒湯」というのが気になりだしました。
1回入ったからといって回復が早まるということはないだろうけれど行ってみたくなったら行く
が信条なので出かけてみることにしました。

とその前にその地に行ったら歩いてみなきゃ、ということで、まずは鬼首高原に向かいました。
花立コースはブナの雰囲気がよいので、下のほうだけぶらぶら歩いてみるのもよいかも
とまずはこの山に近づいていきました。
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風衝地帯。今日も風が強いけど、なんだかいいところに導いてくれそうな予感のする
登山口付近です。
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賽の河原あたりまでは展望が続くのもうれしいです。
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ブナは手前のものほど矮生していて独特の雰囲気があります。
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しかし4合目を過ぎるとロープが連続して現れ、足を取られ易いし、両手を
使いたいところも出てきました。
初級者コースを半分で戻るなんて情けないけど、あと1~2か月の我慢だ、と言い聞かせて
戻ることにしました。
下りて行く時5人連れとスライド。
たぶんかれらはこんなに早く下りてくるなんて、すごいなあ、と思ったに違いない。
「違うんですよ」なんて心の中で弁解しながら下ったとさ。

続いては向かい側の一段高い吹上高原に行ってみることにしました。
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間欠泉そばの地獄谷遊歩道がお目当てでしたが、なんと18日までは工事で通行止めとのこと。
なら荒雄岳はどうだろう?と歩いてみることにしました。
この山は斜面は急でもジグが切ってあってわりと歩きやすかったはずです。
八森コースを見送って時間の短い片山コースを取ることにしました。
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下のほうは日当たりのよい所が結構あって笹もびっしりです。
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上半分のほうは雰囲気のよいブナ林でした。
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北側がわずかに開けた山頂からのびやかな栗駒山を眺めることができました。
八森コースも危険なところはなかった記憶がありますが、アスファルト道をスパイク
長靴で延々と歩くのは嫌なので、来た道を引き返すことにしました。
今回はスパイク長靴の中敷をいろいろ試す目的もあったのですが、フェルトの中敷
で快適に歩くことができました。前回は登山靴用の4000円くらいの中敷でしたが
高ければいいってわけでもなくて長靴には長靴にあった中敷があることを思い知ったのでした。


この辺には地獄谷をはじめ、片山地獄、荒湯地獄なと地獄のつく場所が何か所かあります。
続いての片山地獄は地熱発電所があるので、勝手に歩きまわっちゃ行けないんだろうなあと
車で回れ右をしました。
温泉があると聞いていた荒湯地獄はどうでしょう?
文字が消えた看板には名前が書いてあったか、すっかり消えた今は推測するしか
ありませんが、白くてまぶしい砂土の荒涼感は荒湯地獄に違いないと車を止めて
歩きだしました。
100mくらい進むと「有毒ガス発生この先危険」の看板がありますが、この窪んでいる所は
ガスがたまりやすくみるからに危険そうです。
ブクブクと音だけ聞こえるのがなにか不気味でもあります。
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微妙なところに立っている危険勧告看板で、温泉のほうへ進んでよいものか迷いましたが、
人が歩いたような筋が見えるところは大丈夫に違いない。
と自己判断の自己責任で進んでみることにしました。
歩いてきた所を振り返って。
沢状のところはこの下あたりから煮えたぎるお湯が吹き出すようになりました。
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本物の100%源泉かけながしの野天風呂です。
ちょっと熱めだけどなんとか入れそう。
でも入らないよ。
誰かモデルはほしかったですね。
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で私が入ったのはこちら。
お勧めです、とか、お勧めしません、とかということではないのであしからず。
「黒湯」は混浴ということで、女性専用のラムネ風呂に入りました。
泉質は「含硫黄ナトリウム重曹硫化水素泉」だそうです。
お湯の表面に泡ができています。
しかも浴槽が黒く変色しているせいか浴槽の中のお湯はちょっと怪しげな色に見え
ぎょっとしてしまいました。
そんなわけで入る時は恐る恐るといった感じでしたが・・・
入っているとイオウのかすかなにおいと炭のような暖系の匂いが心地よく感じられてきました。
お湯の色は手ですくってみると黄色でした。
牛乳の幕が張ったような湯の花も浮いていて、てんこ盛りの泉質を感じる温泉でした。
貸切はよかったなあ。
はっきり言って古い旅館そのまま。
今どきはどんな古い旅館にでもある洋式トイレもラムネ風呂側にはなく、「シャワーは
お湯が出なくて申し訳ありません」の張り紙もありましたが、
こんな風情が好きという人にはたまらないかも、などとも思った高友旅館でした。
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山ではお花はアケボノシュスランを見ることができました。
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きのこは何種類か見たけど、たぶん食べられないものばかりだろうなあ、の予感あり。
左はホコリタケ?このくらい若ければなんとか食べられるか?
右はカイガラタケ?なら、足腰の痛みに用いると本には書いてあり、
使ってみたいものだと気になっています。
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自分で探すのは無理と「あ・ら・伊達な道の駅」に寄ってみましたが
山のきのこはおいてありませんでした。
代わりに、といってはなんですが、こんなものを見つけ買ってみました。
以前とっても体によい植物としてテレビで取り上げられていた「ベンケイの底ぢから」です。
詳しく載っているブログを見つけました。水溶性の緑 ベンケイソウ

結構酸っぱかったです。
お料理に使うと言っても難しいかも、と思いリンゴのシロップ煮と一緒に煮たら
水溶性だけあってすっかり小さくなってしまいました。
おまけにシロップは茶色に色がついてしまいました。
いつも実験的料理はこんな感じで変なものばかり作ってしまいます。
これで300円でした。
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by miyagi1305 | 2009-09-10 14:52 | 宮城県北

のんびりコースで花塚山(9月6日)

阿武隈山地で知名度と人気を誇る花塚山ですが、西側の花塚の里と
峠の森自然公園のほうから歩かれることが多いようです。
私も数年前花塚の里のほうから歩いたことがありました。
霜柱が見られる頃に思わぬ寒さに震えながら寂しい景色の中を
足早に歩いた記憶が蘇ってきます。

山復帰によいコースはないかとSONEさんに尋ねて今回選択してもらったのが
この花塚山でした。
西側コースは割と急斜面の多いコースでしたが、今回の飯樋からの東側コースは
緩やかな道が続くのだそうです。
不安の大きい肩を心配しながらで、出かける前は早まったか?の思いも頭に
浮かんできましたが、SONEさんの見立て通り、そんな状態での久し振りの山復帰
には最適のコースでした。

今回はおなじみのSONEさんとタッシーさん&サクラちゃんに、写真では
お見かけしたことのあったKENちゃん&Noriちゃんも加わっての5人プラスワン。
男性陣は同じ歳なのだそうでノリノリトリオならNoriちゃんと私も同じ歳でなんとなく
気ごころが知れるといった感じで、私もすんなりお友達の輪に入ることができたのでした。

最初はちょっとだけ草藪をがまんです。
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Noriちゃんと私はSONEさんに花を教えてもらいながらゆっくり歩いて行きます。
名前を知りませんでしたが、アキノタムラソウっていうんですね。
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こちらもよく見かけますが名前を知らなかったアカソ。
見た目地味ですが、アップにすると小さな花の集まりがとっても繊細でかわいいですね。
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やがてコースは樹林帯に入り、男性陣はきのこ探しに余念がありませんが
きのこが出るには湿りすぎているのだとか。それでもタッシーさんがアミハナイグチ
という傘の裏側が黄色くて細かいレースのような網目になっているきのこを見つけました。
(写真はないのか?ごめんなさい、ありません)
なぜかいつもの癖で樹林帯ばかり撮ってしまう私です。
緩やかな道です。お散歩してる気分。
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稜線に出てからは以前歩いたことのある道ですが、季節が違えば雰囲気がまるで
違って見えます。
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ハグマの仲間。クルマバハグマ?ちょっと違う?この花もよくみるとかわいいですね。
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花塚台で小休止。隣の護摩壇岩に一人登る孤高のヒトSONEさん。
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花塚台から少し進んだ大きな平な岩の上で景色を眺めながらのお昼になりました。
向こうに見える山は木幡山と口太山だそうです。
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こちらはKenちゃん。
昔「インディアンウソツカナイ」なんてコマーシャルがあったなあ
なんて突然思いだしたりします。
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花塚山には面白い大岩がゴロゴロしていて、男性陣の遊びゴコロをくすぐるようです。
岩屋で悠々自適のお大師様風?のタッシーさん。
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Kenちゃんは敵の来襲を待ち伏せ風かな。
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そしてこちらのコースも気持ちのよい樹林帯がどこまでも続くのでした。
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SONEさんが呼ぶので行ってみるとウスヒラタケを見つけていました。
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きのこの季節にはちょっと早かったみたいだけど、きれいな樹林帯をず~っと
歩けて満足満足。
車に戻ったらクーラーボックスで冷え冷えのビールでかんぱ~い!
えっ?えっ?!車の運転どうなっちゃうの?と思ったらノンアルコールビールでした。
よい山歩きの締めくくりに頭がふんわりいい気分になったのでした。

お土産にみなさんが探して採ってくれたきのこをいただきました。
アミハナイグチとウスヒラタケはお吸い物に。おいしい~。とっても良いだしが出ました。
アミハナイグチはふわっつるっ。ウスヒラタケは歯ざわりがいいですね。
ウラベニイロガワリはバターソテーでいただきましたが、しこしこでつるっとした感じで
これもおいしかったです。
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花塚山に向かう途中でSONEさんが寄ってくれたえんどう農園のトマトが安くて
おいしくて感激でした。
国見ICからの道を4号線を越えて進み、突き当たりを右に曲がって進んだ田園地帯の中
右側にあるビニールハウスの一角がトマト売り場になっています。
4個入りと5個入りがそれぞれ200円でプチトマトは100円でした。
桑折町大字下郡字舘西1  tel024(582)5372
帰路には梁川を通ったら外せない伊達鶏のからあげ屋さんに寄りました。
今回私は唐揚げ小(300円)とレバーの甘辛煮(300円)を買ってみましたが、
どちらもおいしかったです。

タッシーさんが愛用していてSONEさんも最近買った、みつうまのスパイク長靴「岩礁80」
私も買ってみたので今回はこれで歩きました。
登りは問題なし。軽くてとっても歩きやすいです。足首は緩めにできているかなと
思いましたが、足首ベルトがついているので、ゆるさを調節することができます。
足裏もソフトです。
ただ、今回は靴とインソールと靴下の相性が悪かったか、下りでは爪が当たって
痛くなりました。これはこれからいろいろ試して改善できるかな。
これだと滑って転ぶ危険性がぐっと低くなるので、滑りやすいところでも安心して
歩けそうです。
ICIIで2万2000円だったと思いますが、SONEさん情報でダブルストーンでは
14900円で売っているとのことでさっそく買いに走ったのでした。
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by miyagi1305 | 2009-09-07 16:07 | 阿武隈山地