カテゴリ:街道・峠( 4 )

2014.5.12関山峰渡り

新旧48号線の真ん中にそびえる関山を山形県側からスタートし宮城県に抜けました。
今回も亘理人さんと一緒です。車1台を関山トンネル宮城県側に置き、山形県側の関山隧道
に続く旧道に移動して入口で車をデポしました。萱倉沢からすぐに取りつくようですが、旧道を歩き
取りつけるところを探しながら進む作戦にでました。
なんとか登れそうな所で斜面を四つん這いになるようにして登ります。
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尾根に出たら、ちゃんとした道がありほっ。です。
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ヒノキ?
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と思ったらアスナロでした。
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下のほうはシロヤシオが葉と同化するように控えめに咲いていましたが標高を上げるに
従いムラサキヤシオが多くなってきました。
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斜面一面にマイヅルソウが広がっているところがありました。
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良い雰囲気の所が続きます。
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隙間から月山が顔をのぞかせました。
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しばらく歩くと今度は寒風山が見えてきました。
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反対側には面白山が見えています。
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山頂が近づいてきました。
刈り払いに感謝しながら歩いてきました。
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山頂に4月に掛けられたマロさんの看板がありました。
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先日蛤山でみたコキンバイがここにもありました。
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宮城県側はカタクリの奥に続いています。
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こちらも整備され快適に歩くことができました。
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なにか気になる形のブナです。こちらもムラサキヤシオが多くみられました。
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標高を下げるとシロヤシオもでてきました。
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旧道が近づいてきたところでテープに従い西側に進んだら、石塀の上に出ました。
「関山街道フォーラム」がGWに行われた時には梯子を使ったようですが取り外されて
いました。ヤマブドウのツルのあるところがありましたが、これを使いこなす自信がも
ありません。突端の旧道との分岐まで進んでみました。こちらも私には大分難しい。
動揺して急斜面の写真を撮ることもできませんでした。

ということで登り返して旧道入口に直に下る作戦にでることにしました。
下りでは気づかなかった「峰渡り 大ぶな」の看板。

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標高740mの所まで戻りアスナロが多い尾根を下りました。
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こっちでも道に出れなかったらどうしよう。。。と不安になりましたが無事旧道入口付近にでることが
できました。
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歩きだしは電波が入らず急斜面に取りついてからオンになりましたが、そこからで5キロでした。
最後の下りでまごついたので4時間半かかりました。
山旅倶楽部が期限切れになってしまったので、今回はGPSの軌跡をプリントアウトして
あった地図に書き入れてスキャンしたものを使ってます。
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by miyagi1305 | 2014-05-13 13:21 | 街道・峠

関山隧道を見に行く(12月2日)

肩こりがひどくてしばらく静かにしていましたが、早くも12月も3分の1が過ぎて
しまいましたね。

しばらく前の河北新報の記事で関山隧道が山形県側で近代化産業遺産に登録されて
いたということを知りました。
関山隧道は明治15年(1882年)に完成し、昭和43年に関山トンネルが完成るすまで
86年の長きにわたって山形県と宮城県の交流を担う役割を果たしていたのだそうです。
近代化産業遺産のプレートにも「馬車などが通れる道」とあり、最初のものはもっと狭く
その後車が通れるように改良がなされて現在残されている形になったようです。

宮城県側の関山街道は荒れていて容易には歩けないと聞いていましたが
近代化産業遺産に指定されている山形県側なら道も整備されているだろうと出かけて
見ることにしました。

関山トンネルと言えば、若いころはよく幽霊話を聞いたものでした。
空車のタクシーが女の人を拾ったのに、気が付いたらいなかったとかなんとか
まことしやかに語られ、夜には絶対通らないぞ、と思ったものでしたが、これは
よくよく考えると関山隧道のほうの話がいつの間にか関山トンネルにすり替わった
のでしょうね。
関山隧道は工事中にたばこの火の不注意で爆発事故を起こし20人以上の犠牲者をだし
車の往来が増えるに従って交通事故も多発したのだそうです。

そんなところに一人で行っちゃってよいのだろうか?
いつもに増して心細い思いですが、好奇心はほとんどのものに勝ります。

関山トンネルを抜けた最初の分岐(現48号線が改良される前の道)を左に入りました。
100mくらいで関山街道入口です。
街道入口を示す標柱も「近代化産業遺産関山隧道はこちら」というような案内板も
ありません。
歩きにきたのだから、この入口付近に車を置いてもよかったものを半ば惰性で車を
進めること1.2キロ。
このへんまでは山側の斜面から落ちてきた石ころがごろごろしている所を数か所
過ぎることになり、少し小広くなったところを見つけ次第車を停めて歩くほうが
安心と思えるようになりました。
車を置いたら、案外不安もなく走れるような道路になってきました。
そんなものです。
4~5年前に関山隧道を歩いた人が書いた記事では雑草のはびこった道だったようですが
今回は雑草はすくなく、変わりに水はけの悪い所が数か所ありました。
以前は「関山隧道の長さは?」とかという三択クイズ付きの距離表示があった
ようですが、今回は見ませんでした。

一か所段差の大きい所があり、これが障害になりそうな感じはありましたが
車が泥まみれになるのを嫌がらなければあるいは隧道入口まで車で走れた〃かも〃
しれません。
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乱川に落ち込む尾根3か所を大きなカーブで回り込み再びで乱川側に近寄ると大きな
沢筋が見降ろせました。
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傾斜が急になったあたりからはガードレールや急斜面に積まれた石垣なども見られる
ようになりました。
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さあ近づいてきました。
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以前は宮城県側には柵があって入れないものの、山形県側から入ることはできた
そうですが、近代化産業遺産に登録されたためか、危険防止のためか、中に入ることは
出来なくなっていました。
残念!
(かな?本心はほっとしたかも)
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長さ280m。近くて遠い宮城県でした。
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同じ施設なのに宮城県側は指定を受けていない、とぼやきも聞こえる近代化産業遺産でした。
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さて、隧道ができる前は「嶺渡り」と言って尾根を伝う道で峠越えをしたというので
少し登ってみました。
宮城側では最大で60%(54度?)近い勾配があったということですが、地形図で見てみると
山形県側も負けていません。
実際急急な斜面です。両側の小さな尾根状のところはササ藪に覆われ(丈はそれほど
高くはありませんが)その2つの尾根に挟まれた地面がむき出しの所は下手に歩けば
浮石を転がしてしまいそうです。
標高あと80m位で峠ですが、無理はよして引き返すことにしました。
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車から隧道までは2.2キロほどでした。
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by miyagi1305 | 2009-12-11 15:47 | 街道・峠

落ち葉を踏んで軽井沢御番所跡・最上街道(11月8日)

数年前に新聞記事で整備されたと読んでからいつかは歩いてみたいと思っていた
最上街道(海道)でした。
詳しい情報も集められず、漆沢ダムから銀山温泉を通して歩くとなれば車一台では
無理と期が熟すのを待つことしばしでしたが、今年の春にSONEさんからうれしい
お誘いがありました。
春には雨で流れてしまいましたが、仕切り直しは穏やかな晩秋の一日にかさこそと
落ち葉を踏んでの和み歩きをSONEさん、マロ7さんご夫妻、morino1200tbさん
とmaronnさんの6人で楽しんできました。

銀山温泉入り口の駐車場でマロ7さんに手を振ってもらい、おっとっととバックして
久しぶりの再会を喜びました。SONEさんは林道の下見に行ってくれたそうで感謝
しながら待っているとmorinoさんたちが到着。下見のSONEさんも戻ってきて
登山口まで大丈夫とのことでみんなで向かいました。
登山口の様子からみると整備がちゃんとされている感じがしてほっとしました。
マロ7さんと私の車に分乗して漆沢に向かいました(約30キロ)
久しぶりに通った鍋越峠は紅葉に見とれながらの危ないハンドルさばきで。
初めて足を踏み入れた漆沢の大きな銀杏の木の反対側に最上海道の入り口が
ありました。みなさんの目線は山上神社でしょうか?
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入って少しすると街道の説明板がありました。
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杉林も街道っぽくて(なぜか日光の杉並木のイメージになってしまいます)よいですが
歩くのにはやっぱり雑木の森やブナの森のほうが気持ちがよいですね。
そんな道がずっと続いたのでした。
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高畑山の石碑。いつごろ建てられたのでしょうね。
昔の人は山と密接にかかわっていて畏敬の念を持ち山を大事にしていましたね。
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ここからのブナ林も見事でした。
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SONEさんのブログをカンニングしたら見えているのは南の唐府沢の眺めなのだそうです。
方向音痴の私はどっち側の景色かもわからなかったのでした。
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長沼林道を最奥近くまで入っている軽トラックがありました。
運転頑張ったね。軽トラはすごいのだ。
みなさんがのぞいているのは中で吠えている2匹のワンちゃん達でした。
およそこの場で見かけようとは思わない都会の室内で飼われているような小型犬が乗っていました。
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漆沢長沼が見えてきました。靄っているので神秘的に見えます。
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しばらく林道歩きが続きます。
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林道の分岐で左に進む(標識はありませんでした)とすぐに山道に変わりました。
「あばれ橅」と名前が付いていますが、そういわれればそんな感じですね。
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林道でムキタケをゲットしたSONEさんを見習い、(やさしい)おっ家内さんも
maronnさんもキノコ目になってムキタケを見つけたりしながらのんびり歩いて
軽井沢御番所跡につきました。
半森山はササやぶが濃そうですね。
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マロ7さんご夫妻のザックからはざっくざっくとおいしい御馳走が飛び出しました。
ブログでうらやましく見ていた蔵王ホルモンは評判通り癖がなくやわらかくて
味付けもよく本当においしいホルモンでした。
しまった~。なれないことをしていっぱいいっぱいでおいしいホルモンの写真を
撮りそびれてしまいました。

おなかを満たして県境へ向かいますが、番所跡一帯は開けていてほかにも神社
その他の建物があった雰囲気が残っていていました。
そこを過ぎるとずぶずぶとぬかるんだところをしばらく進むことになりました。
足の置き場所を探しながら進みますが、それでもずぼっと沈んだりしてたいへんでした。
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山形県側に入るとすぐに小さな天沼を南側で巻いてあとはどんどこ下るのみ。
あっけない感じで銀山温泉側の街道入口に着きました。
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11.5キロ。8時にスタートし中休止小休止大休止小休止をいれて13時45分着でした。
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SONEさん、マロ7さん、(やさしい)おっ家内さん、morinoさん、maronnさん
ありがとうございました。

やくらい山の産直のパウンドケーキがおいしいというので寄ってみることにしました。
(やさしい)おっ家内さんに最後1個のレモンのパウンドケーキを譲ってもらって
うちに帰ってなにはさておき食べてみました。
うま~い!!
体重気にしなければ一気に全部食べてしまいたいくらいおいしいパウンドケーキでした。
このみどりちゃん(加藤みどりさん)のパウンドケーキはmaronnさんも知っていて
知る人ぞ知る人気のケーキだったのですね。
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by miyagi1305 | 2009-11-10 12:18 | 街道・峠

旧会津・米沢街道 桧原峠(10月19日)

大河ドラマ「天地人」を毎週楽しみに見ていますが、会津と米沢の行来には
どこが使われていたのかなにかぴんとこないものがありました。
というのもこの両藩の間には大きな山塊が横たわっており、どこを通っても
たいへんそうな感じがしたからです。
ずっと前のまだ大峠トンネルがなかったころ、121号線旧道の大峠を通り抜けよう
としたら、雪のことなどすっかり忘れていた遅い季節にまだ冬季通行止めが解除に
なっていませんでした。
苦労して進んだ道(わかっていたのにゲート止めのあるところまで進んだ私が悪い)
を引き返すことになってしまったことを思い出されました。
スカイバレーはどうでしょう?昔からあった道を観光道路に改良した?
そんな疑問で地図を眺めると桧原湖の真北から北に延びる旧米沢街道というのが
目に入ってきました。
桧原峠というのが道路標示から離れた西側にぽつんと書いてあるのが気になります。
先週早稲沢に出かけた際、小谷山歩道に興味を持ち寄ってみると、どうやらここは
城跡で、旧米沢街道沿いの史跡を書き表した案内板も立っていて、街道が整備
されてりうのがわかりました。
次の日読んだ河北新報に、
すでに整備されていた北塩原郡金山(会津側)からの道に加え、今回米沢市の綱木
側の街道の整備がなされ、街道を歩くイベントが行われた。
というような記事が出ていました。
こんなにうまく準備が整ったのでは早速でかけないわけにはいきません。
ということで2周続けての裏磐梯入りとなりました。

山形県側、福島県側どちらから歩きだすか迷いました(アクセス距離はあまり
かわりません)が、5日前に最盛期少し前だった115号線沿いの紅葉が見頃に違いないし
街道入口のわかりやすさも考えて福島県側から入ることにしました。

紅葉は「道の駅土湯」上からが見事のひとことにつきました。
写真に収めたいと思いながらも、登りを調子よく走っているとなかなか車を停める事も
できなくて、心残りを澱に会津に入りました。
土湯トンネルを下った高森川沿いの紅葉や桧原湖沿岸の紅葉も素晴らしいけど
そんな風景を流しながら旧米沢街道入口の金山に着きました。
ここから長井川に沿って北側に進んで行きますが、意外や、舗装道が3.5キロほど続きました。
ここも紅葉が見事です。
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未舗装になって800mほど進むと旧米沢街道への入口がありました。(標高940m)
私はそのちょっと手前に車を停めてしまったのでしたが、入口の所は道路が膨らんでいて
車がずいぶん停められそうなスペースがありました。
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説明板があります。
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湿地帯のようなところを少し進み、山道に入っていきますが、曇り空にもかかわらず
鮮やかな黄葉に包まれながら歩く道でした。
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桧原峠(GPSの表示は標高1122mでした)から西側の1149mピークの斜面を眺めます。
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ここまで1.2キロをゆっくりで40分でした。
今度は米沢側に下ります。
峠を振り返ってみます。
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刈り払いされて間もない様子が笹がまだ青々としているところから見てとれました。
水場も再現してくれたのでしょうか。
できたてほやほやの感じがしました。
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急斜面にジグザグに道が付けられて、米沢側のほうはずいぶん険しい道でしたが、
緩やかな所ではブナの二次林と思われる若くてするっと延びたブナ達が迎えてくれました。
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展望はあまりありませんでしたが、樹間から所々で兜山が見えました。
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峠から標高を200mほど下げると杉林も現れてきて沢沿いに進むようになりました。
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沢が合流するところに出ればあとは20mほど斜面を登って車道でした。
桧原峠から2.3キロ。ゆっくり歩いて1時間ちょっとでした。
綱木からの林道も新たに舗装されたようです。数台駐車できそうです。
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復路は明るく展望も期待できそうな林道歩きとすることにしました。
この林道の紅葉の見事さはどんな有料道路にも勝るものでした。
一人で「うわー、うわー」を連発し、見とれながら歩きました。
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堂々とした東鉢山が美しい紅葉をまとい目を引きます。
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こちらの最高地点は桧原峠より少し低い1110mでした。
会津側も見事な紅葉が次から次へと現れてきて黄金道路の趣でした。
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朝歩きだす所にあった小湿地が見えてきて、楽しい周回が終わりました。
林道は米沢側が4.2キロ、会津側が2.5キロ、ゆっくりで約2時間でした。
旧街道歩きでは紅葉に包まれ、林道歩きでは紅葉を採りいれた風景を存分に
味わった4時間でした。
街道は上杉藩が会津から米沢に移封になった際にも歩かれたということですが
この景色に少しは慰められながら歩いたのか、それとも先の見えない不安に
更にかられることになったのかと思いながら歩きました。
会津側は歩きやすかったですが、米沢側の急斜面をどのように歩いたのか。
冬場は?昔の人はすごかった、という思いを強くしたのでした。
林道歩きであったならばいくぶんのんきに構えることもできたに違いないとも
思った周回でした。
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by miyagi1305 | 2009-10-20 12:37 | 街道・峠