カテゴリ:蔵王~面白山( 112 )

前烏帽子岳敗退(4月30日)

今の時期の前烏帽子って歩けるんだろうか?
雪はそれほどないようにみえますが?
そんな疑問を解決するためでかけてみました。
標高1100mを過ぎると残雪を登るようになりましたが、中途半端で歩きにくいこと
子の上なし。雰囲気もごちゃごちゃした感じで頑張って山頂まで行こうという気力を
なくし標高を150mくらいのこして引き返すことにしました。

蔵王は標高500mあたりで新緑の葉っぱがだいぶ開いてきた感じですが、
標高630m位の前烏帽子への登山口付近の芽ぶきは始まったばかりでした。
ヤマザクラの花が目立っていました。

小阿寺(‘こあてら’なんですね。またわすれて‘こあじ’と言ってました)沢の渡渉は
バランスのよい人なら登山靴でも大丈夫そうでしたが、私は長靴で問題なしでした。
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(※大きな岩がごろごろしているところを過ぎて少し傾斜が緩くなったところは笹がかぶって
足元が見えないところがあり、一瞬道を間違ったかと思いました。)

登山道下部の雰囲気は開放感があってよいのですが、残雪で道を見失って進もう
とすると障害物となる樹木があらゆる手で邪魔をしてきます。
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夏道からこんな景色見えていたっけ?の景色は南雁戸と大東岳が目立ちます。
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ここから更に少し登ってみたけれど、歩きにくくてしょうがありません。
夏道はどこへ隠れてしまったのでしょう?
雰囲気がいまいちなので無理して続ける気になれず戻ることにしました。

撮影に協力してくれたことりさん(ゴジュウカラかな?)。賑やかな季節になりました。
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朝食のピザ。クラフトのピザ台(2枚入り200円ちょっと)にピザソースとピザチーズ
をのせ、トッピングのコシアブラと人参葉は熱が入りやすいようにマヨネーズをからめました。
人参の葉は飾りに徹しましたが、コシアブラは個性をほどよく主張しておいしかったです。
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by miyagi1305 | 2009-04-30 16:07 | 蔵王~面白山

家形山~相ノ峰~風の堂山~神室岳(4月19日)

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神室岳(仙台神室)から東に長く延びる尾根に興味を持ったのはここ2~3年のことです。
鷹の巣山を歩き三方倉山を歩きましたが、三方倉山と神室岳の間は私の中では神秘化
され、自分が歩けるなんてことは(夢には思っても)実現からは程遠いことでした。

そんな山の名前がSONEさんの口から出ました。
総合的に正しい山歩きの判断ができると全幅の信頼を置くSONEさんからの誘いなので
「えっ!私でも行けるの?」
と前進OKの青ランプがつきました。
食らいついて離れないぞ、くらいの感じで行きたい度が加速。
不安はどこかへ吹き飛んでしまいました。

6時のビジターセンターの待ち合わせに間に合うように秋保のコンビニで買い物を
しているとSONEさんも立ち寄りました。
こんなこともなにかよい山歩きを約束されたような予感を感じてうれしくなります。

姉滝の遊歩道から下りたところが登山口になっているそうで対岸に看板も見えましたが
沢水が多いこともあって少し上で二口沢を渡ることになりました。(第一の難関)
急斜面を木につかまりながら登って登山道に合流しました。

結構しっかりした踏み跡を登って行くと磐司岩と大東岳が見えてきました。
このアングルからみる表磐司岩は一つのピークをなしているようで見ごたえが
ありますが、SONEさんによると歩いては通過点に過ぎなかったとのこと。
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鳴虫沢を登った人たちの下り道になっているとのことで仙台山想会の山名板のある
家形峰を過ぎるとイヌツゲなどが少し邪魔なところが出てき始めました。
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相ノ峰が見えてきました。
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豊かなブナ林を登ります。
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一段低い山々の南東側、寺の沢山。
その奥の泣面山が端正な山容を見せています。
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反対側には帰りに辿る二口林道の奥に鳥海山(右)村山葉山、月山が並んでみえます。
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相ノ峰を過ぎるといよいよ灌木&岩峰のアップダウンが待っている風の堂山
です。(第二の難関)
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協力タックルをして立ちふさがる灌木藪から相ノ峰をふりかえります。
(一番すごいところは写真を取っている余裕がありませんでした)
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蔵王を背に短い岩場を下り始めるSONEさん。
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仙台神室への標高200mの登りが始まります。
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振り返ってはぼこっと突き出た風の堂山の岩峰。
あそこを通ってきたと思うとすごい。
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第三の難関の神室岳直下の急坂。トラバース後の登りの斜度は40度くらいだったとのこと。
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急坂を終わったところで山頂をSONEさんに譲ってもらいました。
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7時ころスタートして神室岳の山頂には1時着。
6時間も歩いていたなんてどおりでお中がすいたわけです。
でも夢中だったせいかあっという間だった気もします。

ひだまりの山頂でお腹を満たし、またも長い下りにかかります。
下りはこちらの尾根。結構アップダウンあるけど藪がないのがせめても、です。
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だいぶ遠くなった神室岳。
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清水峠から二口峠に出て二口林道を下り、6時ちょっと前にデポ車に到着。
すごい満足感でいっぱいの一日でした。

私のはいつもながらの簡単なはしょり報告で、危険箇所のきちんとした説明もしていませんので
詳しくは
SONEさん
を参考にしてください。

16キロ、累計高度は1687mの11時間の行程でした。
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by miyagi1305 | 2009-04-23 09:58 | 蔵王~面白山

大東岳(4月6日)

土曜日に鼻こすりまで行った人のHPを見てなんとか行けそう?
と月曜日朝急に思い立って大東岳の登山口に向かいました。
大東岳のまわりは去年秋も含め何度か歩いていましたが、表コースでの山頂は
ずいぶん久し振りです。
記録をめくってみたら96年8月17日とあったので、なんと13年ぶりです。
暑さと蚊攻撃にあい、たいへんだったことだけ記憶に残ってコースなどすっかり
忘れてしまいましたが、
見たHPには結構トレースがついていましたので、それを頼りに歩いてみることにしました。

登山口は当然のように雪は全然なし。
3番目の沢を渡るようになってやっと雪がでてきましたが、まだら模様で雪のない
ところを選んで歩けるところが多くなっていました。
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吹きだまるところ以外は斜面の雪もまだらになっていました。
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5合目を過ぎてすぐのところにできた鹿打林道コース分岐。
奥に大東岳の山頂が見えてきました。
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1019mの標識の所からの大東岳山頂。
もうちょっと。でもまだまだ。
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鼻こすりのこの看板下の急斜面は雪が残っていて一番緊張したところでした。
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3時間20分ほどで山頂に到着しました。
北面白山をバックに。
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まわりの景色は
ほんのちょっとだけ西側に歩いて南面白山(左)を眺めます。その左の猿鼻山は
どっしりとして存在感があります。
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山形神室(左)仙台神室の並びの奥に北蔵王。
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西側で景色を眺めている時に男性が一人登ってきましたがあっという間に
いなくなってしまいました。
ということで山で人に会ったような会わなかったような静かな大東岳でした。
まだなんとか残っている雪屁を振り返ったらあとはどんどん下るのみでした。
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花はオウレンオンリー。
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大体夏道通りだったようです。
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※4月から冬以外は週4日働くことになりました。
3日しか休みがない(3日も休みがある、が普通の反応?)のでいままでにも増して
ちゃちゃっとブログになりそうですが、よろしくお付き合いください。
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by miyagi1305 | 2009-04-08 19:11 | 蔵王~面白山

ブリザード三宝荒神山(3月2日)

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派遣のパート先でお世話になっているに~リさんと樹氷見に行こうね、と約束したのは
ずいぶん前のこと。
2人が共通の休みは月曜日だけなので、都合が悪かったり天気が悪かったりで
ついに3月に入ってしまいました。
もう待つのは嫌だ、とお互い思い始めてきました。
天気は悪そうですが、なにごとも経験と思い出かけることにしました。

山形蔵王スキー場から登る場合ロープウエーの料金が心配でしたが
2~3週間前に行ったMIさんから2500円だったと聞いていました。
それくらいならなんとか乗る気になるというものです。
悪天でも観光客と一緒に樹氷見物すればよい、と山形側に回りました。

山形の天気予報は曇りベースの雪マークでしたが、笹谷トンネルを抜けても青空は
変わらず。太平洋側で吹いてた風も落ち着いて、これはもしかしたら案外イケる?
と内心期待したものの、好天はスキー場の駐車場まで。
ロープウエーで上に行くに従って荒れた様子に変ってきました。

それにしても下のロープウエーはぎゅうぎゅう詰めの状態。
こんな天気の時によくもまあこんなにたくさん来るものだ、と自分を棚に上げつい思ってしまいます。
普通の格好の人たちに交じってスノーシューやわかんを持っている私たちはたぶん変に見えた
に違いありません。
こんな天気の時には遠くまでは歩けそうもないのだから、普通の観光客の姿の
ほうが正解といえばいえるのかもしれません。
中にはレギンスに生足ちらりでヒールの人までいます。
この人も山頂駅のレストランでソフトクリーム(あります、の看板オブジェあり)を
食べて帰ってくるだけなら、正解の服装といえるかもしれません。

地蔵山頂駅を出ると、視界が悪くても観光客が迷ったりしないようにか、200m(?まであるかな)
四方くらいをテープで囲ってありました。樹氷見物はこの中で、ということのようです。
せめて地蔵山までは行ってみたいと思っていましたが、このブリザードの中テープを乗り越えてまで
行く勇気もなくなってしまいました。
さりとてわざわざもってきたスノーシューを使わないのも癪というので
一番簡単な三宝荒神山まで行ってみました。
に~りさん寒さにびっくりです(たぶん)。
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11時半には駐車場に戻った超あっさり蔵王樹氷体験でした。
お昼は持っていたけど、せっかくここまできたからと
「シベールの杜」に寄ることにしました。
どれにしようかな~。
できることなら全種類食べたいくらいです。
いつもは私の半分くらいしか食べないに~りさんもパンやスイーツとなれば話は別らしい。
翌日の昼の分まで、とパンたくさんとケーキ2個、ラスクの小袋2袋ご購入。
しばらく幸せ気分に浸れそうとうれしそうでした。

まだ時間があります。
山形市内の東北芸術工科大学そばの悠創の丘を散歩することにしました。
ツグミやカシラダカ、ジョウビタキその他を双眼鏡で見れるように教えてもらいながら
歩きましたがこのへんでも風の冷たいこと。
西側3分の1くらい歩いただけですっかり冷え切って車に戻りました。
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by miyagi1305 | 2009-03-04 10:05 | 蔵王~面白山

馬ノ神岳周回(2月28日)

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2年前にさすらい人さん
と約束していた馬ノ神岳。
遠くから来ていただくのに歩いたことがないというのもなにかと去年下見を兼ねて
南東尾根から登っていました。
そして今年。
今回は私もまだ歩いていない東尾根から去年歩いた南東尾根への周回コースとして
歩くことになりました。
朝8時に白石スキー場で待ち合わせをしましたが、お互いに早く着いたので8時には
歩きだし開始です。
東尾根についてはとんでもない勘違い(まっすぐ東をつめるのだと思っていました)を
していた私と違って、さすが雪山を歩きなれているさすらい人さん。
地形図を見ればおのずと歩きやすいルートは見えてくるということで、すでに東尾根の
南東尾根沿いにポイントが打たれていたのでした。
ということで、さすらい人さんにすっかりおまかせで私はついて歩くだけのらくちんな雪山歩きとなりました。

田代沢を渡ってすぐ斜面に取りつきました。
最初は小枝が少々邪魔なところもある二次林を登って行きます。
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上に行くと気持ちのよいブナ林が広がってきました。
1300m付近で明瞭な尾根に出る手前のブナ林。
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ブナ林を抜けると秋山沢を挟んで前烏帽子から後烏帽子のスカイラインが飛び込んできました。
前烏帽子の奥には泉ヶ岳から船形山がはるか遠くに見えています。
ここからは細い稜線歩きでした。
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1400m付近のニセピークから眺める、左から不忘山、水引入道、そして馬ノ神岳。
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反対側は後烏帽子に対峙するような屏風の始まりも見えてきました。
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だんだん近づいてきた馬ノ神は遠目に見るよりも傾斜がきつそうです。
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固有種のザオウカラマツです。もう11本しか残っていないそうです。
この1本は幹や枝が芸術的に曲がっています。
もう次の世代に引き継がれることはなくいずれは消えてしまう種と思うといとおしくなります。
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山頂に向けて最後の登りです。
足を取られやすいところもある斜面でした。
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ニセピークを振り返ります。
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スキー場から3時間ほどで山頂に着きました。
ここは展望抜群の山頂なのになぜかうまく景色を切り取ることができません。
とりあえずは屏風で。
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穏やかそうに見えて北から吹き上げてくる風はものすごい。
風があたらない南側によって休憩にしました。
こんなよいお天気なのにほかには誰も登ってきません。
みんなメインのほうに行ったんでしょう、なんて話をして下りに掛かりました。
去年歩いた時に邪魔だった灌木(この写真の下のほう)は今回は隠れていました。
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南東尾根ルート上からみる馬ノ神岳はおおらかな感じがします。
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下りはあっとい間です。1時半には白石スキー場に戻ることができました。
約12キロでした。
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by miyagi1305 | 2009-03-04 07:15 | 蔵王~面白山

川音岳(1040.8m)(2月19日)

去年2度名号峰から紅葉台に下り川音岳を巻く道を通りました。
この山を本当に意識しはじめたのはこのころからです。
ロバの耳のあたりからみるととてもかっこいいというこの山をSONEさんに
案内してもらうことになりました。

木曜日は晴れながら風が強い天気予報。
午後からは穏やかになるとのことで10時に釜房湖畔で待ち合わせをしました。
前日の予定では大鳥谷山の北側コースを登る予定でしたが、どうもこの山の雪の具合は悪そうだ
川音岳か六方山のほうがよいかもしれないとSONEさん。
この時間の集合で1時間で登れる大鳥谷山以外の選択肢があるなんて思いもよらずびっくりです
が歩けるものなら川音岳や六方山のほうが楽しそうです。
このへんは判断が確かなSONEさんにお任せすることにして車を走らせて行きます。
六方山のほうは登り口にほとんど雪がなくてたいへんなことになりそうとのこと。
ということで本日の山が川音岳に決まりました。

青根温泉の紅葉ライン入口のエコーホテルそばから歩きだすことになりました。
紅葉ラインは以前歩いたことがありましたが、長いのなんので、途中でいやになって紅葉台手前で
戻ったことがありました。
ので峩々温泉からのほうが近いのではと内心思っていたのでしたがちゃんと近道があったのでした。
短い杉林を抜けるとすぐに気持ちのよい二次林になり右手に川音岳を見ながら登って行きます。
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紅葉台にほど近いところで道路に出ました。大きな木の奥に川音岳が見えています。
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ミヤマハンノキが雌花を付けているのにSONEさんが気付きました。
これは渋めの色ですが、SONEさんは真っ赤な花を付けているのをみたことがあるそうです。
私も今度気を付けて探してみることにしましょう。
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紅葉台そばから夏道に沿って進みました。
法面工事のされた崖の所は風が強いと怖いところでしたが、木につかまりながらなんとか
通過しました。
ほっとしたところでみる青麻山がやさしげです。
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夏道沿いは入ってしばらくは道の形をとどめていましたが、だんだん吹きだまりでただの斜面
のようになってきました。
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西側にほぼ回り込んだところから登っていきます。
笹が隠れ葉が落ちて雪に明るい斜面は開放感にあふれていました。
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冷たい風の吹く山頂で西側をむいて写真を撮っているとSONEさんがわなにはまっていました。
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横長の山頂です。
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おもに南側の展望が開けていました。

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山頂は寒いので風のあたらないところで休憩にしようということになり先に進みます。
西峰と東峰のコルがやせ尾根になっていて雪屁が付くと危ないそうですが、この雪なら
大丈夫そうだということで東峰のほうに周回することになりました。
途中六方山が見えてきました。
猫鼻から峰伝いに行けないものかと思っていましたが、写真で見る通り急斜面があり通過は
結構たいへんなのだそうです(私レベルで)。
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東峰から見る西峰はとても姿よく見えました。
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東峰から少し下ったところで休憩にしました。
しかし風はなくても寒い寒い。手がかじかみそうです。
外に出しておいたジュースはシャーベットになりかけていました。
よい雰囲気のところですが長居はできませんでした。
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ふかふかの雪を踏んでの下りの楽しいこと。
最適のコース取りで最適なスノーシュー歩きを楽しめた3時間半でした。

注意事項など詳しい山のレポはSONEさんのブログを参考になさってください。
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by miyagi1305 | 2009-02-21 09:25 | 蔵王~面白山

天童高原スキー場から三沢山まで(2月4日)

穏やかな一日になりそうな水曜日です。
前から気になっていた三沢山に行ってみることにしました。
営業をやめてしまったスキー場も多い中、天童高原スキー場はどうなんだろう?
と案じながら行ってみたら、案外元気で頑張っていました。
初級者向けの練習にぴったりのスキー場なのが幸いしているのかもしれません。
この日は自衛隊の人たち大勢と大型バス3台で練習にきた子供たちがいました。

私もリフトに乗ってありがとうの気持ちを表したいものの、まっすぐ登山道に入る
コースとリフトはクロスしており、あまり使う意味がありません。
駐車場とトイレとゲレンデをただで使わせてもらうことになりました。
すみません、と心持ち体を縮めながらゲレンデを横切りまっすぐ進みました。
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キャンプセンターを過ぎて登山コースに入ってからは夏道沿いにワカンの
あとがありこれを追いかけてみましたが、雪が崩れてきて道幅が狭くなって
いるところがあります。ちょっと怖いので、すこし戻って尾根沿いに進むことにしました。
こちらは新雪前のスキー跡が往復分あるのがわかりますが、新雪が降ってからの
トレースはなく、一人ラッセルしながら登ることになりました。
15センチ前後の沈みくらいですが、案外軽い雪で順調に進むことができました。
夏道を来たわかんは吉野平放牧場への分岐のところで戻っていったようです。

薄暗いカラマツ林から解放されると霧氷の世界が待っていました。
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自分だけのトレースの向こうにスタート地点の天童高原を見るのは
いい気分です。
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面白山スキー場と南面白山も霧氷の向こうに見えています。
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そして北面白山が大きく迫ってきました。
少し心が揺れ動いたけどもう12時です。
もっと早くにスタートすればよかったなあ。
でもほかには誰もいないので、やっぱりちょっと心細いかなあ。
また今度にしましょう。
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2時間半掛けて登ったところを1時間ほどで下りました。
こんな雪質の時の下りはスノーシューでも楽しい楽しい。
ウサギ(無数に足跡があるので)の知り合いにでもなった気分でどんどん下りましたとさ。
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by miyagi1305 | 2009-02-08 11:13 | 蔵王~面白山

刈田岳ふたたび(1月28日)

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穏やかな晴天の水曜日、すみかわスノーパークから刈田岳に上がってみました。
最初熊野岳に進もうと思っていたのですが、上に登るに従って風が出てきました。
それほど強い風ではありませんが、冷たい空気を含んでいて体を冷やします。
馬の背を歩くには少したいへんそうです。
刈田峠のほうに歩いていくスキーの人を見つけて、そちらに予定を変更する
ことにしました。
スキーの人が下れるからと言って、自分も大丈夫と思っちゃいけないのは
十分承知しているつもりでした。
雪山を一人で歩く時は下れることを確認しながら登り、そこを忠実に下ること
と自分に言い聞かせてもいたのです。
が、晴天につい浮かれ気分になってしまいました。
登山届とは違うコースを取ってしまったのも問題でしたね。

10時過ぎにゲレンデトップから直線コースに入るとすでにトレースが
できていました。
前日の新雪が10~15センチほど乗り、快適な歩きです。
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避難小屋には11時半ころ着きましたが、まだ休む気になれずに先へ
進むことにしました。
レストハウスを回り込んで山形方面を眺めながらぐるりと歩きます。
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南の前山方面を眺めながらエコーラインに下って行きます。
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エコーラインから下の樹氷を南側から見ると樹がまるみえでつららが垂れた
状態です。おととしの2月末にこのへんを歩いた時も同じ状態でした。
ここは風あたりが弱いため、暖冬傾向の時には樹氷にはなりにくいのかも
しれません。
その先に進むと順調に発達した樹氷がまた見られるようになりました。
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前山への登りに転じたところから刈田岳を振り返ります。
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急斜面の所で引き返して下に下ってみました。
この辺までは気持ちのよい下りでした。
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更に下ろうかどうしようか迷っているとスキー跡を見つけました。
あとを辿ると峠ノ沢に下って行きます。ちょっと不安になりながらも
ついていくと、沢底の雪がまだらで埋まらない所にでてしまいました。
跡の人は両側のせり立ったところをスキーを脱いでトラバースしていきますが、
私はここは通過したくありません。
斜面を登ろうとしましたが、上は急すぎました。
少し戻った所から尾根に上がり、北に進んで金吹沢と井戸沢に挟まれた
尾根に出ることにしました。
清渓小屋の下の小屋に出ました。
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ここで上から下ってきたらしい2人連れを見かけましたが、彼らはどこかに
行ってしまいました。
樹海はうねりだらけでどこを歩いてよいものやら。
迷路のようで無事に抜け出せるのか不安になるような複雑さを見せていました。
日暮れ前にスキー場に出ることができるのか?
そんな心もとない気持ちになってきたところで今度はスノーシューらしきトレースを見つけ
ました。
ほっと一安心したのもつかの間、この跡はいくつものうねりを乗り越え進んで行きます。
急なところはスノーシューを外して登り降りしました。
古いスキーリフト跡に出てやれやれ、と思ったのに、またしてもアップダウンが
続きます。
写真でみると平らそうなんですけどね。
このリフトのゲレンデはどこ?と思いながらも最短距離を選ぶことにしました。
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観光道路を通る雪上車の音がこんなに嬉しかったことはありません。
10時10分にゲレンデトップをスタートして、観光道路には3時15分の戻りでした。
5時間しか経っていないのにとても長く感じた一日でした。
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前回3本目のリフトを降りる時に失敗してしまったことを書きました。
ので、乗る時、減速してもらえるんですよね?と聞いてみると
「今日はプロフェッショナルがいますから大丈夫ですよ」と心強い答えです。
(なんていってこの前と同じおにいさんじゃないよね?)
と心の中で思ったことは思いにとどめて笑顔でリフトに乗りました。
今回の人はやはり一生懸命雪慣らしをしていましたが
絶妙のタイミングでリフトの減速のボタンを押してくれて
「はい、ここで降りて」
私もすっかり慣れた人のようにリフトを降りることができました。
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by miyagi1305 | 2009-01-31 13:20 | 蔵王~面白山

そんなに甘くはないよ、の刈田岳(山頂すぐ下まで)

年末から続いていた冬型の気圧配置が緩むということだったので
5日刈田岳に出かけてみました。
朝自宅から見上げた蔵王は後烏帽子くらいまでは山頂が見えますが
刈田岳方面は雲に覆われていました。
いちまつの不安はありながらも里の穏やかさに進んで騙されることにしました。

すみかわスノーパークで登山券1200円を買いリフトを3本乗り継ぎます。
一番上のリフトは降りる所がちょっと怖い。
急いで下りないと足が浮いて降りれなくなってしまいます。
で、はずかしいことにこの日は失敗。
(だってリフト減速してくれないんだもの、とちょっといいわけ)
あやうくまた下に下ってしまいそうなところを停止してもらってなんとか下りることが
できました。
リフトから下りる時の怖さがなければ毎週きてもいいのになあ。。
って、いかに私が鈍いかってことですよね。

山頂の雲ゆきはあいかわらずぱっとしません。
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今回は回りの様子を観察しながら雪上車の走る通りにゆっくり歩いてみることに
しました。
風をさえぎる樹木がなくなると西から強い風が吹き付けてくるようになりました。
尾根コースはかなりきびしいものになりそうと思い、雪上車コースを進むことにしました。
井戸沢を跨ぐあたりの樹氷はこれからといったところです。
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ハイライン入口の標識。積雪はどれくらい?の尺度にしように、もとの高さを
忘れてしまいました。

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さっき登っていったばかりの雪上車が下ってきました。
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続いてスキーの人が下ってきました。
樹氷もこのへんまでくるとだいぶそれらしくなってきました。
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雪上車と人が下っていったので安心して風のあたらないところを選び
道の真ん中でおやつにすることにしました。
と、ガスの中から音もなく突然
未確認物体が近づいてきました。
えっ!なに?
急いで脇によけました。
除雪車も上がってきていたんですね。
ひかれることはないでしょうが、いると思ってなかったのでびっくりしました。

雪上車が引き返すところから先に登ろうと思いましたが、風はますます強く
視界はますます悪く、足元の高ささえわからなくなってきました。
雪も殴りつけてきます。
それにずっとここまでスノーシューを担いできたので、肩が痛くてたまらなく
なってしまいました。
もう山頂は目の前、GPSも持っているからといっても、この視界の悪さでは
広い山頂で迷子にならないとも限りません。
おとなしく引き返すことにしました。
下りはスノーシューで斜面をショートカットしました。
また雪上車が登ってきました。
モノクロの世界に一人でさびしくなったか、色物がうれしく思えました。
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途中少し日の差しそうな感もありましたが、気づいた限りでは山頂の雲がとれることは
なかったようです。
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ゲレンデトップからは長く感じられた30分の下りでした。
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少し木立の中に入ってみたら、うさぎを驚かせてしまいました。
できたてほやほやの足跡です。
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冬季の地蔵山~刈田岳間を歩いてみたいと思っていますが、蔵王スキー場から
だとロープウエーを2つ乗り継いで1800円。長いスキー場をとぼとぼ下るのが嫌と
なれば往復で3600円になります。
雪上車なんて贅沢、と思っていましたが、バックカントリー用の片道が3000円
なので、スノーシューであればこれを使って刈田岳から地蔵山まで歩くほうが
いくらか安上がりになりそうです。

今回は11.5キロで4時間強。寒い寒い蔵王でした。
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by miyagi1305 | 2009-01-07 15:14 | 蔵王~面白山

消えゆく峠道・奥山寺周回(11月9日)

大道沢千畳敷
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奥山寺から大道沢沿いに登る歴史の峠道は
歩いた人によってはかなり大変な道だったとの情報があり、気になりながらも
なかなか歩けないでいました。
昭文社の95年の山と高原地図蔵王では実線になっていましたが、いつのまにか
「一部道荒廃」の文字とともに赤の破線に変わっていました。
SONEさんにいただいた情報によると
かなりしっかりしたバリケードで通行止め
になっていたということで、そんなコースに出かけるのもどうかと思いながらも
一度は・・
の思いは止められず、前からの予定通りみいらさんに案内をお願いしたのでした。
今回は月山で一緒だったあかねずみさんとこのコースに興味があったという
マルゴさんと4人で歩くことになりました。

バランス、俊敏さなどの身体能力にすぐれる3人はちょっとの緊張とスリルで済んだ
ようですが、バランス悪い、体が硬い、恐がり、の私はひえ~!の連続でした。
それでもみなさんのサポートのおかげで難路をなんとかクリアーでき、達成感に
浸りながらブログを書ける幸せをかみしめているところです。

08年の山と高原地図には赤点線で入ってますが、下入口にあれだけしっかりした
通行止めのバリケード
がしてあるということは来年は廃道扱いに変わること間違いなさそうです。
大道沢沿いもそうですが、下りに取った小東峠からカブト沢に下るコースも
いたるところで脆い地肌は崩れやすく足を取られやすく、足場の悪いトラバースが
次々現れると思えば、急斜面がすっぽり崩れて迂回路を上下する所など
標識に書かれた
「難路」
の文字をかみしめながらの慎重な歩きが続きました。
みいらさんが歩いた5年前よりずいぶん荒れたということで危険度がぐっと
高くなったようです。


二口峠側の下り口には通行止めのバリケードはありませんでしたが、すぐに現れる
足場の悪いトラバースのところがこの道の難しさを表しているようです。
私も以前上から下ろうと思った時にここであきらめましたが、
ここをすんなり通れなかったら下でも苦労するよ
という番所のように思いました。

秋景色を楽しむメンバー。
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千本桂。右にあるのは十八夜の供養碑です。
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沢は苔で滑りやすくて「ひえー」でした。
私(達)にどこを登らせようか考え中。
↑一番危なっかしいので。
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こんなところはうれしい。
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なんとか二口峠到着で、県境縦走路をすすんでいくと先週の火曜日とは
まったく違う雰囲気に変っていました。
今年初の霜柱や霧氷が次々に現れて幻想的な景色に魅了されます。
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先日反対側から登りついた山王岳を過ぎると甲岩が目を引くようになりました。
下りはこの下を通るのです。
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小東峠から所部への分岐の下までは気持ちのよいブナ林が続きました。
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そこからははらはらどきどきの連続でしたがなんとか甲岩の下へ。
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滝に打たれてみたい?銚子滝
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そのあとも気の抜けないトラバースが続きます。
下の写真は登山道が寸断されてがけ斜面になってしまったところです。
上を迂回して反対側に渡ったところから振り返って。
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岩屋のようなところで左岸に渡ればあとは難路からは解放されて
「奥山寺まで0.8キロ」を黄葉を見ながら歩きました。
名もない?滝ですが、両側の岩を割ったようにしてまっすぐに落ちています。
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すごいとこ歩いちゃったな~。
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by miyagi1305 | 2008-11-10 15:31 | 蔵王~面白山