五社山周辺はうちから近いこともあって一時探検に夢中になったことがあります。
冬にはとてもありがたみの増す丘陵地です。
春のような陽気に誘われて久し振りに三方塚あたりをあちこち歩いてみることにしました。
複雑に絡み合った尾根やあちこちに張り巡らされた林道のうち
なんとか歩けるところを探して繋いで歩く。
私にとっての山での宝探しです。
雰囲気がよいところばかりというわけにはいかないけれども
この道を進んだらあのあたりに出るはず
を確かめる楽しさに夢中になってしまいます。
三方塚から北に伸びる林道は西側全体が伐採されて蔵王連峰の
大展望コースになっていました。
南雁戸と北雁戸の双耳峰がきれいです。
蔵王連峰の大パノラマもすごいなあ。
それもそのはずのさっぱり感です。
伐採跡地には無数のピンクのリボンが見えます。
道路脇にあった木は葉っぱのかたちからするとクヌギかクリのようにみえますが
どうでしょう?広葉樹が植えられたのはうれしいことです。
三方塚から北進する道で展望がよいのは南半分だけでした。
ずっと破線の道になっていますが後半は若い杉と灌木の間の人一人が
やっと通れる細い道になり、雰囲気もよくありません。
ぶつかった東西に延びる点線の道も沢沿いの薄暗い杉林の中のはっきりしない道で
やっぱり雰囲気はよくありませんでした。
増田川にぶつかって破線を川沿いに南進し、上流端の碑です。
更に遡り藪がひどくなったところでちょっと戻って杉林に山神さんのある
所から山上に登りました。
三方塚と増田川上流端の碑からの五社山をもしつなぐのであれば260m標記
の山の上を通る林道がよいと思います。
林道終点からは尾根下りで増田川に出ることができます。
326と標記してあるところのすぐ東が三方塚です。