消えゆく峠道・奥山寺周回(11月9日)

大道沢千畳敷
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奥山寺から大道沢沿いに登る歴史の峠道は
歩いた人によってはかなり大変な道だったとの情報があり、気になりながらも
なかなか歩けないでいました。
昭文社の95年の山と高原地図蔵王では実線になっていましたが、いつのまにか
「一部道荒廃」の文字とともに赤の破線に変わっていました。
SONEさんにいただいた情報によると
かなりしっかりしたバリケードで通行止め
になっていたということで、そんなコースに出かけるのもどうかと思いながらも
一度は・・
の思いは止められず、前からの予定通りみいらさんに案内をお願いしたのでした。
今回は月山で一緒だったあかねずみさんとこのコースに興味があったという
マルゴさんと4人で歩くことになりました。

バランス、俊敏さなどの身体能力にすぐれる3人はちょっとの緊張とスリルで済んだ
ようですが、バランス悪い、体が硬い、恐がり、の私はひえ~!の連続でした。
それでもみなさんのサポートのおかげで難路をなんとかクリアーでき、達成感に
浸りながらブログを書ける幸せをかみしめているところです。

08年の山と高原地図には赤点線で入ってますが、下入口にあれだけしっかりした
通行止めのバリケード
がしてあるということは来年は廃道扱いに変わること間違いなさそうです。
大道沢沿いもそうですが、下りに取った小東峠からカブト沢に下るコースも
いたるところで脆い地肌は崩れやすく足を取られやすく、足場の悪いトラバースが
次々現れると思えば、急斜面がすっぽり崩れて迂回路を上下する所など
標識に書かれた
「難路」
の文字をかみしめながらの慎重な歩きが続きました。
みいらさんが歩いた5年前よりずいぶん荒れたということで危険度がぐっと
高くなったようです。


二口峠側の下り口には通行止めのバリケードはありませんでしたが、すぐに現れる
足場の悪いトラバースのところがこの道の難しさを表しているようです。
私も以前上から下ろうと思った時にここであきらめましたが、
ここをすんなり通れなかったら下でも苦労するよ
という番所のように思いました。

秋景色を楽しむメンバー。
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千本桂。右にあるのは十八夜の供養碑です。
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沢は苔で滑りやすくて「ひえー」でした。
私(達)にどこを登らせようか考え中。
↑一番危なっかしいので。
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こんなところはうれしい。
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なんとか二口峠到着で、県境縦走路をすすんでいくと先週の火曜日とは
まったく違う雰囲気に変っていました。
今年初の霜柱や霧氷が次々に現れて幻想的な景色に魅了されます。
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先日反対側から登りついた山王岳を過ぎると甲岩が目を引くようになりました。
下りはこの下を通るのです。
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小東峠から所部への分岐の下までは気持ちのよいブナ林が続きました。
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そこからははらはらどきどきの連続でしたがなんとか甲岩の下へ。
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滝に打たれてみたい?銚子滝
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そのあとも気の抜けないトラバースが続きます。
下の写真は登山道が寸断されてがけ斜面になってしまったところです。
上を迂回して反対側に渡ったところから振り返って。
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岩屋のようなところで左岸に渡ればあとは難路からは解放されて
「奥山寺まで0.8キロ」を黄葉を見ながら歩きました。
名もない?滝ですが、両側の岩を割ったようにしてまっすぐに落ちています。
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すごいとこ歩いちゃったな~。
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by miyagi1305 | 2008-11-10 15:31 | 蔵王~面白山
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