岩手・宮城内陸地震のあった時間は自然観察会に参加のため
南蔵王縦走路のエコーライン側入口付近で準備中でした。
近くの車に乗っていた人が地震があった、と言っていましたが
外にいた私はわかりませんでした。
地震の揺れの怖さを感じずにすんだため、先行していた別グループ
の登山者が仙台で大きな地震があったようだ
と言ってどんどん戻ってきてもぴんときませんでした。
参加者のうち公務員の方々は震度5以上は自宅で待機しなければ
いけないのだそうで戻られましたが残りの10名(先生2人生徒8人)
で予定通り芝草平まで歩いてきました。
ウチに帰ってからこの地震が大きな被害を出し、とんでもない爪あとを
たくさん残して行ったことを知りました。
去年10月に裏掛(新湯)コースで下山した際は初めての心細い道に
駒ノ湯への案内板を見て心強く感じながら歩いたことが思い出され
ました。被災地の方々や被災された方々にはどんな言葉を掛けたら
よいものか・・・探せない自分がもどかしく感じられます。
芝草平までの自然観察会への参加は今年で3年目になり
忘れていたことを思い出しながらの観察になりました。
今年はミツバオウレン、ムラサキヤシオやミネザクラ、コヨウラクツツジ
やクロウスゴなどの花がたくさん見られました。
芝草平のチングルマはたった一輪だけ花をつけ、ヒナザクラもまだ
まばらでした。
間違ってたら覚えの悪い生徒でごめんなさい、の花アルバムです。
ミヤマヤナギ。綿毛になってからはかなり目立つ存在ですが、花も
かわいいと思います。
ミヤマハンノキは雌雄同株で上が雌花、下が雄花だそうです。
クロウスゴ。実がなったら少しだけいただいて食べてみたいものです。
コヨウラクツツジ。横に広がる感じやいびつなものが混じるのが
この花の特徴のようです。
コメバツガザクラ。去年よりかわいく撮れました。
アラゲヒョウタンボク。目にする機会が少ない花のような気がします。