人気ブログランキング | 話題のタグを見る

7月31日(月)浅草岳(1585.5m)

Yahoo!地図情報 - 福島県南会津郡只見町大字田子倉の周辺地図
高山は花の季節というのに今年の梅雨はどこも雨マーク
の天気予報が多くてなかなか遠くまで出かける気になれないで
いました。
7月30日やっと関東甲信越の梅雨明けが発表されたのでそちら
方面に出かけてみることにしました。

朝5時ちょっと過ぎに家を出、東北道~磐越道の会津坂下ICまで
約160キロの約1時間40分。R252号線で77キロの約1時間20分
で田子倉登山口着。
歩き出しが8時40分になってしまいました。
登りのコースタイムが3時間半になっているので十分間に合う時間
ではあったのですが。。。
「新福島県の山」の体力度3(ほかでは飯豊、飯森山、三岩山など)
が納得の山歩きになりました。
コースの長さ4.7キロで累計標高差が1282mです。
コースの半分以上は潅木低木の尾根歩きになり展望が良い
と同時に日当たりもよいため、無風状態ではかなり汗を搾られる
ことになります。
久しぶりでタオルが絞れる位汗をかき、バテバテで山頂でした。
このコースは鬼ガ面の斜面の紅葉を眺めながらの秋がやはり
よかったでしょうか。

広い駐車場から沢沿いのブナやトチ、ミズナラなどの森を20分ほど
歩くとこんな感じの橋を2ヶ所渡ります(2ヶ所目の幽ノ倉沢の橋はもっと
しっかりしていて川幅の割には安心して渡れました)
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_1333227.jpg

沢状の道を進み、登山口から1.4キロで最後の水場の標識があります。
程なく展望と日当たり良好の尾根歩きになり、休もうにも暑くて腰を下ろす
のもなんだなあ。。と歩き続けることになりました。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_1363486.jpg

左手に鬼ヶ面を見ながら進みますが、大きな雪渓がまだたくさん残っています。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_1394590.jpg

振り返れば只見湖が神秘的です。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_13103561.jpg

一旦熊合場で気持ちのよいブナ林が現れやっと木陰の休憩で
ほっと一息つくことができました。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_13141938.jpg

ここを過ぎるとまた日当たりのよい急坂の登りになり、足が止まり
がちになります。休み休み剣ガ峰を振り返って自分を励ましながら進みます。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_131757.jpg

12時20分やっと山頂に着きました。
山頂から前岳方面は気持ちのよい草原風です。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_131979.jpg

山頂で休んでいると雪渓の所で遊んでいる人がみえました。
登山口に2台車があったのでそのうちの1台の人(もう1台は剣ガ
峰で引き返すという人)かと思ったら鬼ガ面のほうから歩いてきた
とのこと。一緒に下りましょう、ということになりましたが、年齢は私が
20歳ほど下でも相手は一人で会津の沢を詰めるという仙人のような
足達者。先に進んでは所々で待っていてくれる、という感じで下りました。
途中で浅草岳を振り返って見ました。
7月31日(月)浅草岳(1585.5m)_f0003138_13194029.jpg

15時30分、登山口着。疲れたけどとてもよい山でした。

仙人を六十里越トンネルの先の登山口まで送っていき、引き返して
教えて貰った只見の温泉に寄ろうとしたのですが看板がなく通り過ぎ
てしまったようです。
三島町まで戻って早戸温泉つるの湯に寄りました。三階の駐車場
から1階にエレベーターで降りた所が温泉と船乗り場になっている風情の
ある温泉で、只見川を眺めながら入る露天風呂は本当に気持ちがゆったり
しました。
黄土色の温泉で、コップがおいてあったので飲んでみたら少し
しょっぱい味で流した汗の補給になりました。
by miyagi1305 | 2006-08-03 12:41 | 福島県
<< 8月1日(火)巻岩山(飯豊・弥... 7月29日(土)二ッ森山(71... >>