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2013・3・27 快晴!湯殿山で展望を楽しむ

山頂からは360度、山また山と日本海の展望が楽しめた湯殿山でした。
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前夜まで会津の山を予定していましたが、朝天気予報を最終チェックしたら、どうやら
日本海側のほうがお天気に恵まれそうです。
急遽地図を入れ直して湯殿山を目指すことにしました。
西に進むにしたがってどんよりしていた空が明るくなり、蔵王連峰北側や二口山塊の山が
輝いてきました。
これなら月山周辺の山も期待できそうです。
今のエコ車は高速走行と坂道走行はがくっと燃費が落ちるので、逸る気持ちを抑えながら
ゆっくり車を走らせました。

8時ころ着いた志津の駐車地には5台の車が停まっていて、両隣は遠くから来たボーダー。
こんなお天気ですから、みんなワクワクしながら歩き出したに違いありません。

ガードレールでゲートが閉まっていましたが、除雪作業の人たちでしょうか、車が数台
通っていきました。
雪の壁はまだ結構高いですが、除雪は着々と進んでいるのでしょう。
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石跳川の右岸壁を避けるべく、六十里街道のほうへ入った所から取りつきました。
硬い雪の上に新雪が10~15センチほど積もっています。
標高800mの場所にいるとは思えないほど暖かく、アウターはすぐに脱ぎ捨てシャツも
脱いで軽装で歩きますが、それでも登り斜面では汗がでるほどでした。
そんなわけでスノーシューにも雪が付き重い足取りで進みます。
ちょっと登ると小朝日や大朝日岳がさっそく見えてきました。
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進行方向に目指す湯殿山(左)を見ながら進みます。
姥ヶ岳(中央)と月山(右)と3山が並んで見えて得した気分です。
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行きはカワクルミ沼の沢の様子がわからない(上の写真のようにばっくり割れていたら大変)
ので西側を巻いて湯殿山の南東尾根に取りつくことにしました。
大きく目立つ右側の山。赤見堂山でしょうか。
標高をあげて行くとこの山も高みを増すように朝日連峰の手前で威風堂々と存在感を
増すのでした。
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ブナ林がきれいです。
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標高1200mあたりでブナ帯は終わります。終わったところの上の斜面が一番急でした。
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疲れては足を停めて朝日連峰方面を眺めます。
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大分登ってきましたが、上のピークの上にも隠れたピークがあります。
ノウサギの足跡があります。
こんな高い所まで遊びに来たのか?と思いましたが、背の低い樹木の芽は届きやすくて
食糧になるのかもしれませんね。
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振り返って。中ほどに小さな雪庇もあり、最後は這い上がるようにして乗りました。
(下りはどうしようと不安でしたが、場所をずらして下ったらどおってことありませんでした)
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姥ヶ岳に隠れていた月山が見えるところまで登ってきたら、山頂はもうすぐです。
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山頂ではぐっと月山の存在感が増してきました。
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鳥海山と日本海が見えています。
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西側ビューの奥も日本海です。
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何度も登場の朝日連峰ですが、山頂からの展望もやっぱり入れたくなってしまいました。
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姥沢へ続く山岳道路側。奥には蔵王連峰が見えてます。
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風もさほどなく、のんびりもできるのですが、紫外線は心配なのですぐに下ることにしました。
少し下ったところで男の人とスライドしました。
湯殿山であったのはこの方だけでした。
下りはこの方のトレースを使いカワクルミ沼の東側を通りました。
新雪の下で硬かった雪はびしょびしょ状態で、スノーシューが重く、荷物も重いしで
終わりごろは腰に来ました。
平坦なところは楽なようで結構疲れますね。

などと言いながらも、とっても楽しかった湯殿山でした。

10.5キロほど。登り3時間半、下り2時間でした。
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by miyagi1305 | 2013-03-28 16:32 | 山形県
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