自然観察トレッキングで大黒天からお釜湖畔(8月5日)

宮城蔵王自然観察センター『ことりはうす』の蔵王トレッキングに参加して大黒天から
お釜まで植物を観察しながらゆっくり歩いてきた。
連日33度前後の真夏日であるがこの日も例外ではなかった。
暑さが心配だったけど、時おり掛る雲と時おり感じるさわやかな風で思ったよりも歩きやすい
避暑の蔵王トレッキングになった。
参加は総勢25名。
こんなに賑やかに歩くのはひさしぶりだ。
植物の名前だけでなく由来なんかも説明してもらいながら、みんなフムフム、と感心しながら登って行く。
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大黒天のコースにはヨツバヒヨドリが多いので今の時期はアサギマダラに出会える楽しみがある。
この日も早速私たちに負けない数のアサギマダラに出迎えられた。
こんなに大勢で歩いているのに、恐れる様子もなくすぐ近くでひらひらと華麗な舞を見せてくれる。
頼りなくも見える飛び方をするチョウが遠く日本の南の果てのほうまで飛んで行けるなんて驚き
だが、彼らはよい風を捕まえるのがうまいのだそうだ。
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ヤマハハコの繊細な感じがよい。生まれながらにしてドライフラワーみたいな花だ。
カサカサした花とは対照的ななめらかな手触りを葉っぱで感じるのもよい。
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マイズルソウの実。これから赤く色付いて行くのかな。
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お釜に向かって下るザレて足を取られやすい所は2班に分かれて慎重に下った。
今日のお釜の色はひときわきれいだ。
お釜の直径は330mもあるそうである。
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本当は五色岳までの予定だったけど、靴ずれになった人やもう十分と思う人が多かったし、
雲の様子から雷も心配、ということでお釜でお昼を食べて引き返すことになった。
大勢の人を連れて歩くトレッキングでは正しい判断だと思う。

お釜のすぐそばまで降りたのは最近では3回目である。
2回とも濁った色をみていたが、今回のお釜は澄んだ透明感があった。
グラデーションもあって名前通りの五色沼だった。
ちなみに五色岳は五色沼の上にあるからかと思っていたら、山の断層の色が違うからなんだと
今回の説明で初めて知った次第であった。
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お釜に流れ込む川をみんなで見に行ってから引き返した。

終わりがけで変色しているものもあったがトンボソウがたくさん見られた。
トンボの形をしているからだそうだが、その形を探すのは結構難しい。
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トンボソウのあとはトンボである。
帰り足の刈田岳にはどこからともなくトンボ(アキアカネかな)の大群が押し寄せ、
忙しそうに飛び回っていた。そんな季節である。
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時期が終わったころに今年初めてで見るコマクサ。
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ヒメアカバナが咲いているのを教えてもらった。
湿った所に咲いているアカバナやイワアカバナには馴染みがあったので、こんな所でアカバナの
仲間を見るのは以外だった。
ヒメアカバナは亜高山帯の岩場に咲くのだそうだ。
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今回もいろんなことが勉強できた自然観察会だった。
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by miyagi1305 | 2010-08-08 09:10 | 蔵王~面白山
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