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月山も山開き(7月1日)

曜日にかかわらず毎年7月1日が月山の山開きだと、環境協力金を払う時に聞いた。
同じ日に山開きがあった岩手山は馬返し登山口で300人の登山者があった、とは
2日の新聞で読んだことであったが、山開きといったら、山の混雑をまず心配してしまう。
しかし駐車場はがらがらであったので、バスで大挙して押し寄せたのでもなければ
あまり心配しなくてもすむかな、なんて思いながらリフト駅に向かった。

ところで、月山の姥沢コースといえば、お金のかかるコースであった。
駐車料金を払い、環境協力金を払い、おまけにリフト代も高い、
と覚えていた。
節約のために八合目から登ってみたり、自然博物園のほうから登ってみたり
(↑なんてね。いろんなコースを歩いてみただけ、かな)
していたけど、高速道路無料化実験が始まって山形北から先は料金がかからないので
(高速代節約のため笹谷ICから乗って月山ICまで、感動の、たったの350円!)
それでもいいか、と思って久しぶりに姥沢に来たのだった。

今回は、
あれっ!駐車料金払わなくていいの?(平日だけ?)
環境協力金ってこんなに安かったっけ?(今回200円)
リフト代も往復1000円!(もっと高かったような?)
そして始発はなんと8時だった。9時頃だったような気がしていて遅めにうちを出てきたのだった。
しばらくぶりの姥沢コースはうれしい驚きの連続でスタートした。

ニッコウキスゲを見ながらリフトに乗り上駅へ。
少し登った所から残雪歩きがスタートした。
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梅雨時とは思えない空の青さ。いたずら書きしたような雲が面白い。
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見降ろす沢筋にはたっぷりの残雪。
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残雪歩きでショートカットして稜線に上がり、姥ヶ岳方面を振り返る。
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残雪を離れるとチングルマの群生が迎えてくれた。
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ミヤマキンバイもすごい。一番多かった鍛冶小屋跡の下あたり。
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山頂台地に乗り、振り返る。
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神社近くまでくるとホラ貝が賑やかになってきたが、恐れたほどの混雑はなくてほっとした。
後ろで頭だけ出して挨拶している鳥海山は静かに見守ってくれてる感じだ。
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はらぺこを我慢して登ってきたので、まずはお昼を食べ、それから三角点に行ったら
鳥海山は雲に隠れてしまっていた。
マジックで一等三角点の「一」と山の名前が書いてあるが、こんなのは初めて見た。
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残雪模様が美しい。
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引き返して神社でお祓いをしてもらい、いつもながらの足腰健康のお守りを買った。
本道寺コースに少し下ってみる。
山頂が賑わい過ぎている時はこの辺でのんびり静かに休むのもよい、という場所だ。
今日はまた今度歩きに来ますよ、という御挨拶だ。
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引き返して、姥ヶ岳に向かう。
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湯殿山神社からのコースとの分岐の金姥を過ぎるとヒナウスユキソウの斜面になった。
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月山方面を振り返る。
あれっ!この女性、行きも一緒だった。
防寒ブーツみたいな靴で前を元気に登っていった人だ。
ブーツを腰にぶら下げて歩いている。すごいなあ。
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湯殿山を眺める。
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こちらもすごい数のチングルマであるが、終わりが近かかった。
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花の月山であった。
クロユリをはじめ、いろんな花に出会えたけど、景色を絞れなくてたくさん載せてしまった
ので、花は次回で。
by miyagi1305 | 2010-07-03 06:14 | 山形県
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