退院しました・肩腱板断裂の修復についてなど

7月21日から40日近くに及んだ入院生活を終えて28日うちに戻ってきました。
入院中お見舞いに来て下さったみなさん、コメントを寄せて下さっていたみなさん、
そして陰ながら心配して下さっていたみなさん、ありがとうございました。

どんなふうに治すのか興味のある人もいるかもしれないので肩腱板の修復について
ちょっと書いてみたいと思います。
思いこみで書くところもあるので違っていたらごめんなさいです。

私が入院した3階の東病棟は肩と腰椎頸椎の患者さんのエリアでした。
入院前の説明で、術後に使用すると教えられていた装具を付けた人達の姿が
ちらほら見えます。同じ装具を付けているのは私と同じような切れ方をした
肩腱板の患者さんのようです。
仲間がいることに少しほっとしたりして手術日(24日)を待ちました。

手術は2時間半ほど。
「ぼーっとしてきましたか?」なんて問いかけに答えて間もなく無の世界へ。
手術が終わるとあっという間に目が覚めるようです。手術台から自分のベッドに
移されて手術室を出ました。

手術は糸が数本でているアンカーというのを骨に埋め込んで(私の場合は4個)
切れた腱板をつなぐというものでした。
術後すぐはこのアンカーは腕を垂らすと腕の重さ(なんど7キロあるんだそうな)
で抜けやすく、また腕を脇に付けても引っ張られて抜けやすいということで、抱き枕
のような分厚いクッション付きの腕をつりさげる装具を付けて4週間保護しました。
これは起きている時は信頼できる頼もしいモノなんですが、寝るときは肘がぐっと
折り曲げられた状態になるので苦しいの、なんのって、これが一番たいへんな
ことでした。
術後は1回鎮痛剤を入れてもらっただけで、あとは痛み止めの飲み薬を3回から1回
に減らして夜だけ飲む状態で落ち着き、思ったほどたいへんな思いはしませんでした。

リハビリは滑車を使って健康なほうの腕の力を利用して少しずつ腕をあげる訓練や
テーブル拭き(正確にはテーブルサンディング)と言っていた、タオルで腕を前方向や
横方向に滑らせる動作をして角度を付けて行く訓練が主でした。
それからワイパーのように手を動かしたり輪ゴムを使ったりして、インナーマッスルを
動かすことも同時に行いました。

最初は全然力を入れられなかった腕に少しずつ力が入るようになってきます。
4週間近くになり角度がついて腕が上のほうまで揚がるようになってくると
今度は筋力をつけるため訓練がメインになってきます。
健康ならなんでもない自力で腕を挙げる、といううのが結構たいへんなことなんですね。
汗が出るほど力をふり絞りました。

枕を外すまでは腕が動かせる範囲は先生やリハビリの先生の指導のもとになりますが
枕が取れると動かせる範囲で自由に動かせるようになってきました。
終盤ころには棒を使って後ろ側に腕を動かす運動も始まりましたが、これがなかなか
思うように動かせなくて辛い。
術後4週間で装具をはずしたら、装具なしで1週間リハビリをしていよいよ退院です。
患者さんのお話を聞いていると、みんな早く退院したい気持ちと心配な気持ちを
交差させながらの退院になるようですが、私もそうでした。

退院後のリハビリはどうおしたらいいのか心配でしたが、家事が最適なのだそうです。
ということで退院後すぐは早速掃除と洗濯のリハビリでした。
昨日は火事以外の自分でやれるリハビリはさぼってしまいました。
こんな気の緩みが怖いですね。

あとはよくなったような気がしてうっかりしてしまうことに注意しなければいけません。
術後2~3か月経ってアンカーの上に骨が被さって抜けなくなるまでは、あまり重いものを持ったり
荷物を高いところに上げ下げすることはダメなのだそうです。
そして縫い合わせたところが体にしっかり馴染むには6か月位掛るとのことで、その間は
なんとなくまだ本当でない感じと付き合っていかなければいけないのかも知れません。

術前に感じていた腕を挙げようとする時の不快感と夜間痛からは解放されて
今は確実に回復に向かっている手ごたえが感じられるのはとてもうれしいことです。

装具ってどんなものかピンとこないと思いますので、うちに帰ってから撮ったもの
(入院中に術後4週間ではずしたので今は付けていませんが、参考に、ということで
着けてみたものです)ですが写真を載せてみたいと思います。
首から下だけ出そうか、とか、お面をつけてみようか、マンガの顔と合成しようか、とか
いろいろ考えましたが、どれも反ってヘンになりそうなので、思いきって顔出しです。
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by miyagi1305 | 2009-08-30 10:06 | なんやかや
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