お天気がよいと条件反射のように出かけてしまいます。
暖かい予報に山の雪解けも一気に進みそう、とちょっと焦り気味でした。
なるべく標高の高いところを考えて思いついたのが土湯峠でした。
吾妻スカイラインの除雪が始まっていなければ道路沿いに歩いてみるのもよいかもしれない
との思いは、残念。
除雪はもう始まっていました。
ガイドブックには4月下旬あたりが冬季閉鎖解除となっていましたが、除雪はずっと早くに
始まるんですね。
おまけに標高1200mの土湯峠は朝の9時でも、夏の風が冷たい日よりはずっと暖かい、くらいの暖かさ。
長靴で除雪されていないところを少し歩いてみましたが、ずぼずぼとゆるい雪でした。
横向のほうから除雪車が上がってきたので、通り抜けできる?と下ってみました。
高森山が目立ちます。
もちろん奥の磐梯山も。
こちらの入口はしっかりしたゲートで閉まっていました。
とほほと引き返すと土湯峠には鷲倉温泉のところに停まっていた除雪車2台と
作業員の人たちが集合していました。
雪のある山はだめとあきらめて土湯温泉の奥の仁田沼に行ってみることにしました。
ここにはほかに女沼と男沼があります。
女沼のほうが大きいのですが、おだやかな感じがやはり女沼でしょうか。
しばらくぶりで訪れましたが、以前より建物が増え公園化も進んだようでした。
樹林の歩きを選んで仁田沼を目指しました。
アカマツの混成林が多いですが沼のそばには雰囲気のよい林もありました。
ミズバショウの時期には花の数ほど人もいます。
花はないけど誰もいない静かな沼はそれはそれでよいのでした。
ほろのきってあるんだ、とあとで調べるつもりで写真に撮ったのですが
たぶんホオノキ?
男沼からツバクロ滝を通る登山道の入口にはこんな看板がありました。
いつの間にか通行できなくなっていたんですね。
男沼。上から見下ろした時には青緑色をしていました。
カモのような水鳥が泳いでいました。
白と黒の模様が目立ちます。
調べてみたらキンクロハジロという鳥のようでした。
真ん中に入る茶色っぽいのは雌のようです。
この日帰りに通った白石の気温は22度。
あまりの暖かさに戸惑いを覚えた一日でした。