大頭森山は地蔵峠からの車道が通れる間はそれを利用すればわけない距離で
あっけなく登れる山ですが朝日連峰や月山の大展望台としては一級の山です。
展望を楽しみたいと根子から登ってみることにしました。
去年3月末の下見の時には大井沢トンネルへの道路との分岐の所まで入れましたが
今回はその手前500mほどの根子の最奥の民家のあたりまでの除雪となっていました。
ブログを見て下さっているTさんからGPSのログをいただいていましたが、新しいPCでは
保存してあったDVDが読み込めず。GPSに移せなかったのは残念でした。
大井沢トンネルへの道路と地蔵峠への道路の分岐の所の尾根を登っていきます。
676mピークを過ぎた中だるみの所から見る大頭森山です。
この辺は沢が縦横に入って複雑です。
最短距離を狙ってみましたが、横切る沢がぽっかり穴を開けているので少し南寄り
を辿ることにしました。
杉の植林地との堺で雰囲気はいまいちですが、安心なコースではありました。
明手山との尾根に出れば山頂は間近です。
幹が3つにわかれたブナの間から山頂を見上げます。
山頂がぐっと近づいてきました。
覚えていたよりも開放感が感じられました。
展望台もいつの間にか立派なものに変っていました。
展望台は冬囲いがしてあって登れませんでしたが、360度の大パノラマを楽しむことができました。
左端の鳥原山から始まって小朝日大朝日から竜門山まで。
伊東岳をアップで。
障子ヶ岳付近。
月山が大きければ
村山葉山も目立っていました。
月山を眺めながらお昼を食べたら名残惜しいけど引き返すことにしましょう。
こちらは南隣りの「明手山」
せっかくですからあそこまで行ってみることにしました。
勝手に「あけてやま」なんて読んでいましたが、ウォッちずでは「みょうじゅざん」
となっていました。ざんと濁ると舌を噛みそうで言いにくいですけどそうなんでしょうね。
思い思いに育ったブナが山頂まで続きます。
老木が多い印象でした。
細長い山頂を東端まで歩いて大頭森山と、辿ってきた尾根を眺めます。
尾根は東側にずっと雪屁ができていましたが、それがこちらからも眺められます。
帰りは歩いてきたところを忠実に戻るほうがよさそうです。
根子の道路に降りて壁の上を歩いていると地蔵峠のほうからスノーモービルの音が聞こえて
きました。
「山で柴刈り」現代版です。
根子8:50-大頭森山10:50~11:20-明手山12:30-根子14:10
11キロほどでした。